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貿易実務検定の資格を取得しているものの、どういう環境で活用できるのかもっとよく知りたいと思っているあなた。

せっかく自分自身が一生懸命努力して取得した資格、できることなら存分に生かしてベストな転職をしたいですよね!

今回は貿易実務検定の資格を活かせる転職先についてご紹介していきます。

貿易実務検定A・B・C級それぞれの求人傾向

貿易実務検定には3つの級があります。

貿易実務検定の資格を取得しているものの、転職業界でどれくらいの価値があるものなのか、あなたは知っていますか?取得している級によって、企業が求めているものが違う場合もあります。

貿易実務検定の資格を活かして転職を考えているのなら、まずは自分が取得している級の市場価値を理解することが大切です。

貿易実務検定C級の場合

貿易とはどういったものなのか、全体的な流れを理解しているというのが貿易実務検定C級のレベルです。

応募先企業からは、専門的な用語に対する知識もあり、基礎的な貿易実務英語も理解できる人物と判断されるでしょう。

多くの資格での3級に相当するのがC級ですが、求人業界では貿易実務検定C級の有資格者歓迎としている企業もあります。

転職の場合に貿易実務検定C級の資格を活かすことは可能だといえます。ただし、仕事の内容としては基本的な貿易事務関連の場合が多いでしょう。

貿易実務検定B級の場合

貿易全体の流れを理解したうえで、実務的な作業である必要書類の作成ができるレベルと判断されるのが貿易実務検定B級の資格です。実務的な要素が強く、経験者が取得している場合が多いでしょう。

必要書類は多数あり、状況に応じてどれが必要か把握して作成する必要があります。

間違いがあると多くの場面で調整が発生しまい大きな損失にもつながるため、貿易実務検定B級の資格があるとより高いレベルの仕事に転職できる可能性が高まります。

貿易実務検定A級の場合

実務経験だと3~4年以上の知識があるとし、実務で自分の判断をもとに業務を進めていくことができるレベルであると判断されるでしょう。

貿易実務において重要なのは、専門的知識と英語力です。カジュアルな英会話ではなく、専門用語も理解しながら英語を駆使して仕事をしていくことになります。

A級を募集条件としている企業では、同じように高度な英語に関する資格を求めている場合が多いです。

貿易実務検定A級は、転職において大いに有利になるだけでなく、各国の人と英語を使いながら第一線で活躍できる仕事へステップアップできる可能性が大いにあります。

貿易実務検定の資格を活かした転職先とは?

現在、貿易実務検定の資格を活かしてさらなるスキルアップ、または新たな業種に転職したい場合に考えられる転職先は、主に以下の通りです。

外国の輸出入を扱う商社

商社には必ず輸出入を扱う部門があります。商社はメーカーと小売りの間に存在するため、あまり一般的に名前が知られていない企業もたくさんあります。

大手商社はもちろん、中小規模の商社も国内には数多くあるため、リサーチすれば魅力的な条件の転職先も見つかることでしょう。

貿易事務の場合、月収の相場は18~25万円程度です。資格手当はない場合が多いといえます。

航空会社

国際線を扱う航空会社などでは、貿易の知識が豊富にあるのは重宝されます。空港内での事務スタッフなど、あこがれの空港で働くことも可能です。月収は18~23万円程度が相場です。

物流会社

国際物流を扱う会社では物流管理スタッフや貿易事務業務などの募集が多く見受けられます。

物流管理スタッフの場合、月収は20~30万程度が相場です。荷物の積み下ろしなどの作業に加え、必要書類の作成届け出・手続きなど幅広い仕事内容が魅力的です。

資格取得のための専門学校

専門学校での講師として、貿易実務検定の資格を活かすこともできます。この場合、B級以上の資格を求められる場合があるでしょう。

また、英語の知識も歓迎されます。年収は300万円前後が相場です。また、業務委託という形で時間給の場合もあるでしょう。

世界に自社商品を展開しているメーカー

化粧品や自動車など、日本生産で世界各国に輸出しているメーカーでも、貿易実務検定の資格を求めている求人が見受けられます。

この場合、社内には国内部門と貿易実務が関連する部門があるので、応募内容をしっかり確認して応募しましょう。

年収は300万円前後~が相場で、経験などによっては500万円以上など、幅も広いといえます。

主に海外生産品を扱う販売会社

例えばワインやチーズなど、海外産を主として専門的に扱う販売会社では、商品のバイヤーが必ず存在します。

バイヤーは選りすぐりの商品を見つけるだけでなく、輸出入に関して豊富な知識があってはじめてその商品を日本に輸入し、販売することができます。

バイヤー以外にも貿易事務などさまざまな部門で貿易の知識は重宝される業種です。

バイヤーの月収は20~40万程度と幅広い相場で、業界によって相場に差があるのが理由かもしれません。資格手当はない場合が多いでしょう。

【未経験者向け】貿易実務検定の資格を活かして転職しやすい職場

未経験だけど貿易実務検定の資格を活かして転職したい!チャレンジしたい!と思っている人もいるでしょう。

けれど実際のところ、未経験だと無理かな・・・。そんなことはありません。未経験でもあなたの資格を活かせる転職先は見つけられます。

転職において未経験は弱みの一つとなる場合もありますが、未経験でも貿易実務検定勉強中でも歓迎な職場はあります。

未経験でもチャレンジしやすい転職先は、主に以下の通りです。

営業アシスタント、貿易事務アシスタント

貿易実務は専門的な仕事です。そのため、スキルを高めるはじめの一歩としてアシスタント業務に応募してみるのが得策でしょう。

まずは派遣社員という形でのチャレンジになる場合もありますが、時給は1,200円以上ある場合が多く、なかには1,500円を超えることも。

また、入社後に派遣社員・契約社員・正社員とステップアップできる場合も多く、貿易実務検定C級有資格者歓迎とされている求人もあります。

未経験の場合にはまず仕事内容を知るところから始めるのが重要でしょう。

最後に

貿易関連の仕事は、国際的な仕事に携わることができるため、あこがれを持っている人も多いでしょう。

今の仕事をステップアップさせる・未経験でチャレンジしてみる、どちらでも、貿易実務検定の資格を活かして転職を目指すことができる環境はたくさんあります。ぜひ探してみましょう。