今や日本人の100%以上(1人で2台以上持っているケースを含む)が携帯・スマホを所有する時代になってしまい、携帯ショップ間の争いも激化していますよね。

その一番の被害者が携帯ショップ店員の皆さんではないでしょうか。

もう新規契約できる件数なんてとっくに超えているのに、上層部からは「新規契約とってこい!」というムチャぶりの連続で、辞めたい!と思ってしまいますよね。

そんな携帯ショップ店員ならでの悩みと、携帯ショップ店員からの転職先について紹介していきます。

携帯ショップ店員を辞めたい人の悩み・理由は…

特に資格がなくても始められる携帯ショップ店員は、ハードルが低く、しかも最新機種を扱えるということで、流行に敏感な人にも人気の仕事ですよね。

でも、実はカウンターの向こう側では、こんな悩みを持っている携帯ショップ店員がたくさんいます…。

携帯ショップ店員の悩み1:ホントに必要?抱き合わせで売り込むタブレットや電気

携帯ショップ店員の仕事で最も多くの人が感じている悩みといえば、ノルマの存在ですよね。

でも既に100%以上の人が携帯・スマホを持っているのだから、あとはキャリア間での顧客の奪い合いで、かなりし烈な争いが繰り広げられていませんか?

「新規契約をした人に、タブレットをつけます!」
「インターネット回線をあわせてお申込みの方にはタブレットをプレゼント!」
「電気も一緒に契約すると、本体価格がこんなに安くなりますよ!」

こんな風に、タブレットや電気など、スマホ・携帯とは違うものを抱き合わせで売ることによってお得感を演出させている店舗ばかりですよね。

でも、いくら店舗の方針とはいえ、らくらくスマホを買いにきたような高齢者のお客様にもタブレットをおすすめするのは気が引けませんか?

実際に、タブレットを使わないと言っているお客様を口車に乗せて新規契約とともにタブレットもお持ち帰りさせたとき、罪悪感すら感じてしまいますよね。

携帯ショップ店員の悩み2:勘弁して!携帯・スマホに関係のないクレーム対応

携帯ショップはいつでも混雑していて、特に土日の混雑は店頭に「〇時間待ち」という表示が出てしまうほど。

でも、そんな時に限って訪れるのが、「それ、ウチの仕事じゃないんですけど…」と言いたくなるようなクレーム客ではありませんか?

最近特に多いのが、ある程度年配のお客様がきて、「他社アプリ」の相談・クレームを入れてくることではないでしょうか。

ゲームアプリ、ビジネスアプリなど、自分でダウンロードしたのに使い方がわからなかったり、うまく起動しなくて怒っていたり…。

挙句の果てには「私が登録したSNSのパスワードが分からなくなった!教えてくれないと困る!」という顧客までいる始末。

「こんなに忙しい時間に勘弁して下さい!」

と言いたくなるようなお客様ばかりが続くと、もういい加減辞めたい…と思いますよね。

携帯ショップ店員の悩み3:覚えることが多すぎる!日々更新される情報についていけない

キャリアにも寄りますが、キャリア間の顧客争奪戦の武器として使われているのが「新製品」「新料金プラン」ではないでしょうか。

当然のことながら、新製品や新プランが店頭に出るたびに、それ以前の知識を保ちながらも、新しい情報・知識を頭に叩き込んでおく必要があるのが携帯ショップ店員の辛いところですよね。

お客様にきかれたときに即答できるよう、時間外も残って勉強会があったり、休みの日にも説明文を読み直したりして、情報量の多さに日常生活がつぶされている人も多いでしょう。

携帯ショップ店員の悩み4:フロア係は1日立ちっぱなし!決められた制服が暑苦しい…

特に女性の携帯ショップ店員の人は、窓口とは別にフロア係に配属されることもありますよね。

スーツ(制服)着用の上に首元にスカーフを巻き、ハイヒールを履いて1日中にこにこしながら立ちっぱなし…という地味に重労働な仕事が辛いと感じるのではないでしょうか。。

制服も靴もショップから支給されるものですが、キャビンアテンダントのような制服は決して着心地のよいものではなく、ハイヒールも高めなので夕方には脚がむくんでパンパンになるのも悩みのひとつでしょう。

「携帯ショップ店員を辞めたい!」から始める転職活動

理不尽な商品販売、新規契約は頭打ちなのに続々追加されるノルマ…携帯ショップ店員を辞めたいと思っている人は多いでしょう。

でも、「携帯ショップ店員を辞めたい」と思ってから、どんなところへ転職できるのでしょうか。

他の店舗に転職して悩みを解消!

今現在勤務している携帯ショップの営業方針や店長や他のショップ店員との人間関係に悩んでいて、辞めたいと考えているなら、まずは同じ携帯ショップ店員として勤務できる、今とは違う携帯ショップを探してみましょう。

今よりも働きやすい携帯ショップを見つけるために、こんなところに注目してみましょう。

繁華街よりも住宅街のショップの方が客層が穏やか

繁華街と住宅街の両方の携帯ショップに勤務していた店員の声によると、繁華街にある携帯ショップには言動が暴力的で横暴なお客様が多かったのに対し、住宅街の携帯ショップには穏やかで物腰の柔らかいお客様が多かったそうです。

クレーム対応に困っている携帯ショップ店員の人は、閑静な住宅街の携帯ショップに転職するという選択肢があります。

採用前の携帯ショップの様子を探る

採用面接では、転職者であるあなたもよく観察されていると思いますが、よりよい環境の携帯ショップに転職しようと思うなら、こちらも店長や社員の受け答え、働きぶりを観察しましょう。

また、応募する前に「客」としてその携帯ショップに出向き、店員に質問したりするのもよいでしょう。

この時接客してくれる店員は、あなたの近い将来の同僚となるのですから、その店員が疲れていたり、対応がひどい場合、労働環境がひどいことも予想できますし、店(店長)のクオリティもわかりますよね。

携帯ショップ店員以外の業種・職種に転職して悩み解消!

窓口業務のスキルが活かせる!保険の相談窓口

携帯ショップ店員を続けていると、窓口対応のスキルが身についてきますよね。そのスキルを活かして、業界を変えて転職してみるという方法があります。

今は大手のショッピングモールの中にもある生命保険などの総合窓口があり、複数の保険会社の中からお客様のライフプランに合わせた商品を紹介するという仕事があります。

無理に新規に営業をかけることもありませんし、モールが閉店時間になればすぐに退勤できるため、残業もほぼありません。

もう接客業は疲れたなら…福利厚生充実の企業で営業事務

携帯ショップ店員で、「もう接客はこりごり…」だと思ったら、まったく接客とは無縁の事務職に転職することをおすすめします。

とはいえ、それまでまったく経験のなかった職種に転職するのも賭けのようなものですから、「営業事務」はちょうどよい選択でしょう。

営業事務は、営業職の社員がスムーズに営業にまわれるよう、書類作成やスケジュールの確認などを行う仕事です。

元々営業職に近い販売職だった携帯ショップ店員にとっては、営業職が何を求めているのかが把握しやすく、即戦力として重宝されるでしょう。

情報収集が得意ならフリーペーパーの編集も

これまで数々の携帯やスマホの情報を頭に入れて、最新情報を扱ってきた携帯ショップ店員には、フリーペーパーの取材・編集の仕事も向いているかもしれません。

大手フリーペーパーは、深夜遅くまで残業しているところもありますが、地元活性のためのフリーペーパーなどは地元に根付いた情報を提供するために、定時で帰宅できる企業もあります。

接客はキツかったけど、新しいもの・コトが好きな人にとっては、やりがいを持って取り組める仕事でしょう。

携帯ショップ店員からの転職体験談

携帯ショップで取得したのは自社キャリアの修理の資格のみ…という人も多いのではないでしょうか。
潰しがききにくい携帯ショップ店員から、ホントに転職できるのか?と不安になりますよね。

でも、大丈夫です。

携帯ショップ店員からでも異業種にチャレンジし、転職を成功させている人もいます。

携帯ショップ店員から旅行代理店の窓口に転職(男性 当時20代前半)

某携帯ショップ店員を3年ほど続けていたのですが、上層部から電気やタブレットの他に野菜も売るように言われ、もう何の仕事をしているのかわからなくなり、転職することにしました。

窓口業務しか経験がなかったため、「窓口といえば…」と某旅行代理店に応募し、採用されました。

アテンダントはしょっちゅう出張で忙しいようですが、同じ旅行代理店でも窓口業務は比較的残業も少ないですし、旅行以外に売らされるものもありませんから、やりがいを持って働けています。

携帯ショップ店員から子育て専門フリーペーパーの編集へ転職(男性 当時30代前半)

携帯ショップ店員の頃は、必死に勉強して修理の資格も取得しましたが、年収は350万円ほどで資格手当もスズメの涙でした。

転職しようかなとぼんやり考えていたら、妻が見ていた子育て専門のフリーペーパーに求人が載っていたので、ダメ元で応募し、見事転職できました。

さまざまな家庭をまわって、子育ての疑問や悩みを集め、専門家の回答を回収して掲載していますが、読者の方から感謝のメールなどが会社に届くと、携帯ショップ店員の頃は滅多に言われなかった感謝の言葉が身に沁みますね。

携帯ショップ店員から大手ホームセンターのフロア担当へ転職(女性 当時20代後半)

携帯ショップ店員の中でも役職に就いていたのですが、夫の転勤の都合で引っ越すことになり、新天地で転職しました。

携帯ショップ店員時代は残業もかなりあって、ノルマノルマの厳しい毎日でしたが、手取りで350万円ほどの年収だったので、割に合わないなと思っていました。

今はホームセンターのガーデニングコーナーを担当しています。
面接で希望の部署をきかれたので、趣味のガーデニングをダメ元で希望したら、通りました。

趣味と実益を兼ねたお仕事で、残業も少なく、年収はそんなに変わらないので、転職は間違いではなかったと思います。