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20代のゲームプログラマーのあなたが「転職したい!」と思った時、転職先に望むことは沢山あるかと思います。

例えば「給料は高い方が良い」「残業は少ない方が良い」「福利厚生でコーヒーをタダで飲めるようにして欲しい」など、色んな意見がありますよね。

「そんなワガママ言ってさ、転職活動が上手く行く訳ないじゃん。20代のゲームプログラマーがそんな優良な会社に転職出来るとは思えないなぁ」

いや、甘いですね・・・20代という部分で既に大きなアドバンテージを持っていることに気付いて欲しいんですよ。

20代という強みをもっているからこそ、転職前の会社より、さらに良質な会社を求めることだって可能なんですよね。

では、その20代という強みはどのようなモノなのか、私がしっかりとお伝えしていきますよ!

また、前職ゲームプログラマーという部分を活かした、転職先の選び方もアドバイスしていきますので、合わせて見ていってください!!

20代のゲームプログラマー転職はハッキリ言って余裕!!

20代は、色んな可能性を感じ取って欲しい年齢なのです!

その可能性の中から、あなた自身に合った転職先を選び出し「転職して良かった」と言えるようにすることが重要なのです。

まずは、20代のゲームプログラマーの転職事情について知っておきましょう。

何故余裕なのか?

20代という年齢が「若い」からです!

これは、30代、40代のゲームプログラマーには無いモノであり、求人を出している会社も「若手」を優先した採用条件になっているはずです!

それは、若いうちに入社してもらって、しっかりと育成して「会社の戦力になって欲しい!」という会社側の熱い要望だと私は思っています。

だからこそ、ゲームプログラマーという激務に見合った「給料」「勤務時間」「福利厚生」をちゃんと選ぶべきですし、20代だからこそ選ぶ権利を持っているんですよね。

もちろん、上記3つの条件が充実している転職先は、転職することが難しい「大手企業」などに絞られてきますが「ゲームプログラマーとしての実務経験」「20代という若さ」があれば、ある程度は突破出来ると私は予想しています。

あとは、面接で「私はこれまで積んできた実務経験を活かして、御社の為に尽くしていきます!」と熱い想いを伝えれば、優良企業のドアは開かれるのではないでしょうか?

余裕であるからこそ気を付けるべきこと

会社を辞めてからの転職活動に時間を費やさない!

「とりあえずゲームプログラマーとして3年間働いてきたら、まずは1ヶ月ぐらい休んでから、転職活動しようかなー」

なんていう甘い考えは捨てておきましょう。

会社を辞める前に「転職先」を決めておくことが重要なのです!

いくら若くて、転職先が沢山あるといっても、会社を辞めてから間が空いていると、面接時に、

「この期間は何をしていたんですか?」「どうして辞める前に次の会社を決めておかなかったんですか?」などと厳しい質問される可能性があります。

これは、優良企業を選べは必ずぶつかってしまう問題なので、優良企業を目指している方は、会社を辞める前に転職活動を進めておきましょう。

20代のゲームプログラマーの転職事情にお伝えしましたが、余裕があるからこそ、早めの転職活動を心掛けるべきだということになります。

ダラダラと転職活動を行っていると、せっかく残っていたキャリアアップの可能性を無駄にしてしまうことだって十分にあり得ますので、油断は禁物なのです。

次は、20代のゲームプログラマーが転職活動時に油断しない為のアドバイスをお伝えしますので、転職先を選ぶ際に参考にしてみてはどうでしょうか。

20代のゲームプログラマーが転職先を選ぶ時に気を付けるべきこと

妥協すると、後で後悔する!

これは元プログラマーの私が、20代にやってしまった会社選びの際に感じた「教訓」なので、ゲームプログラマーのあなたにも通じる部分があると思っています。

とにかく「簡単に入社出来そうな会社」にすぐに飛びつかないことです!

高い目標を持つこと

条件が一致していなくても、応募することが大事!

20代のゲームプログラマーの転職先は、優良な大手企業を目指すべきと前項でお伝えしましたが、優良企業は応募条件が厳しい内容になっている場合が多いです。

例えば「一流大学卒業」「高レベルの資格(国家資格など)取得者」など設けられており、中には「特に設けていません(本当はある)」というような優良企業も存在しています。

ただ、このような厳しい応募条件にビビっていると、20代という若さを上手く使えていないと私は思っていますので、どんどん応募するべきなんですよね。

私の知り合いで、専門卒だけど「一流大学御用達のIT系のトップに立つ会社」に入社した人も存在しているので、とにかく面接官と対面するキッカケを作らないと何も始まらないんですよ。

20代のゲームプログラマーだからといって、転職先のレベルを自分のスキル以下にする必要は全くありませんから、高い意識を持って、高い給料を掴めるようにしましょう!

転職は繰り返すべきではない

繰り返すのは応募だけ。

いくら20代が若いからといって「20代で10回も転職しましたー」なんていう人材は、雇う側からしたら「どうせすぐに辞めるんだろ。根性無いんだろ」と見られているはずです。

また、転職が多いと面接時に「なんでこんなに辞めたんですか?」と必ず質問されてしまいますので、あなた自身のウィークポイントを作る必要は全く無いのです!

社会人としての経験は同じ会社である程度積んでいけますし、3年程勤めれば「仕事の仕組み」はほとんど把握出来るんじゃないのかなと見ています。

結果、20代のうちに転職を繰り返すことは、デメリットが多いので、繰り返し行うのは転職先の応募だけにしておきましょう。

とりあえず、転職したいと思う優良企業をリストアップして、片っ端から応募を行うという作戦も悪くないと私は思います。

逆にそのくらいの意欲がないと、20代のゲームプログラマーがより良い転職先に就くことは難しいんじゃないでしょうかね。

20代ゲームプログラマーの転職先の選び方についてお伝えしましたが、とにかく高みを目指すべきです。

これまでお伝えしてきたことは「ゲームプログラマーが新たなゲームプログラマーの職場に転職する」という前提条件になりますが、これが「新たな職種」に転職するとなると、話が多少変わってきます。

次は、前職ゲームプログラマーという部分を活かした転職活動をお伝えしていきます。

ゲームプログラマーで培ったスキルを無駄にする訳にはいきません!

20代のゲームプログラマーとして新たな職種に転職するなら

ゲームプログラマーのスキルを活かせる職種はこれだ!

私が独断で選んだ、前職ゲームプログラマーのあなたにピッタリの職種をご紹介しますので、転職先のリストに加えてみてください。

  • ゲームプランナー
  • ゲームプログラマー以外のプログラマー
  • 事務職

一番オススメなのはゲームプランナーです。

ゲームプランナーとは、ゲームを売り出す為の企画、提案などを出す仕事ですが、中にはプログラミングを行う場合もあります。

また、ゲームプログラマーとしての経験があれば、プログラムの観点からの提案も出来ますし「このゲームには、以前作ったゲームのプログラムを流用出来ますよ」といった意見も出せるようになります。

次は、ゲームプログラマー以外のプログラマーに転職することですが、ゲームプログラマーは「C言語」を学んできた可能性が高いのです。

「C言語」は「全てのプログラム言語の基礎」とも言われているので、新しいプログラム言語に挑戦する場合にも役立つでしょう。

最後は、事務職ということになりますが、これはデスクワークに位置づけられますので、今の時代、PCが使えないと事務職もこなすことが出来ないと思われます。

ゲームプログラマーとして、日々PC操作を行ってきたはずなので、事務職で扱う程度のPC操作であれば、難なくクリアすることが出来るでしょう。

事務職以外であれば、ゲームプログラマーとしてのスキルを余すことなく使えると思いますので、ゲーム関連またはプログラマーが嫌いになってなければ、スキルを活かせる職種をオススメします。

また、事務職はゲーム関連、プログラマーと比べると仕事量は減ると思いますが、その分給料も安くなりますので、これまで行ってきた生活レベルを下げる必要も出てくるかと思います。

仕事内容、自分の生活、どちらを優先するかによって、転職先を決める事も考えておくべきでしょう。

では、最後に、これまでお伝えしてきた事を振り返るという意味を込めて、とある20代ゲームプログラマーの転職活動例を見ていきたいと思います。

20代のゲームプログラマーの転職活動の例

モデルケースを見て、転職活動のイメージを掴みましょう。

以下に、私が想像したモデルとなる人物の転職活動を書いていきますので、良かった点、悪かった点を考えてみてください。

  1. 山田太郎(26歳)、一般大学卒業後、中小企業のゲーム会社に就職し、更なるキャリアアップを目指す為、3年で会社を退職する。
  2. 退職前に、転職先としてゲーム企業大手「任天堂」に応募を出していた。
  3. 退職してから1ヶ月後、任天堂から不採用通知が届き、山田は新たな転職先を大手企業を中心に応募する。
  4. 結果、任天堂を含む10社全て不採用となる。
  5. その後、ゲームプログラマーとしての道は諦めて、ゲームプランナーとして中小企業のゲーム会社に転職することに成功する。

以上が、山田君の転職活動となりますが、良かった点、悪かった点はどういった部分になると思いますか?

私の回答ですが、良かった点は「10社不採用になっても、諦めず就職出来たこと」

悪かった点は「退職前に転職先を決めておかなかったこと」

という結果になります。

中には「ゲームプログラマーを諦めたこと」「一般大学卒なのに大手ばかり狙ったこと」などの指摘もあるかと思います。

私は山田君の転職活動を通して、あなたの転職活動がより良い方向に向くことを期待していますので「挑戦する心」「諦めない気持ち」「見切るタイミング」などを分かってもらえれば幸いです。

まとめ

20代のゲームプログラマーの転職について色々とお伝えしてきましたが、私は転職する機会を得たのであれば「若さを活かした挑戦」をするべきだと思っています。

転職は結構パワーを使う出来事なので何度も行うことは辛いですし、転職回数が多いほど、雇う側は不審に思います。

会社に勤めながら転職先を決めることは難しいことではありますが、それだけ転職というモノは大事なことですし、しっかり考えて行うべきなのです!

また、20代のゲームプログラマーの転職は「自分を高める為のステップ」という側面があることを覚えておいて頂きたいのです!!