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福祉住環境コーディネーターの資格を活かせる新たな環境をお探しのあなた。

実際にどんな転職先があるのか知っていますか?

努力して取得した福祉住環境コーディネーターの資格、これからの仕事にうまく活用したいですよね。

今回は福祉住環境コーディネーターの資格はどのように活かせるのか、どんな転職先があるのかなどについてみていきましょう。

福祉住環境コーディネーターが就職に活かせるのは2級以上?

福祉住環境コーディネーターの資格だけで募集をしていることはほとんどなく、また、3級・2級・1級とあるものの、試験内容や範囲も異なるために難易度も違います。

就職で活かせるかどうかにも大きく影響してくるのです。

福祉住環境コーディネーター3級の場合

主に高齢者や障害者の住まいを整備するための基本的な知識を全般に問われます。

体が不自由な人が安心して毎日を過ごせるような環境を整えるための「あくまでも基本的な知識」であり、就職に活かすというよりも、今の仕事にプラスして知識を増やすための資格と考えておくといいでしょう。

福祉住環境コーディネーター2級の場合

2級となると、厚生労働省から「住宅改修が必要な理由書」の作成も認められているように、建築・福祉・医療について広い知識が問われます。

求人で「福祉住環境コーディネーター優遇」とされている場合、ほとんどが2級以上の知識を求めていることが多いです。

また、ホームヘルパーやインテリアコーディネーター、建築士など他の資格と併せて募集されているでしょう。

福祉住環境コーディネーター1級の場合

実際のところ、1級は建築・住宅についての知識がしっかりしていないと合格するのは難しいです。

そのために、医療・福祉関係者ではなく建築士などがスキルアップやステイタスの一つとして持っていて、建築・住宅・リフォーム業界で活躍している場合が多いでしょう。

福祉住環境コーディネーターの資格を活かせる転職先の業種・職場8選

福祉住環境コーディネーターの資格は、建築・住宅系、介護・福祉系などの分野で活かせる場合が多いでしょう。

福祉住環境コーディネーターの資格が活かせる転職先として、以下の業種・職場があげられます。

福祉用具レンタル・販売会社

福祉用具をレンタル・販売する際に顧客側からの悩みや要望を聞いてスムーズに対応できるように、福祉住環境コーディネーター有資格者を求めている会社が多くあります。

福祉用具専門相談員の資格と並び優遇されることが多く、さまざまな職種が募集されているでしょう。

配達員やメンテナンス・モニタリング関係の場合、月収約15~20万円が多く、採用時に資格が優遇されることがあっても、給与面で優遇される場合は少ないかもしれません。

直接販売に関わる営業職やアドバイザー職などは月給約20~35万円と振り幅が大きく、各種手当が影響している場合があります。

給与面で福祉住環境コーディネーターの有資格者を優遇している会社もあります。

相場としては月2~5千円程度でしょう。なかには2級で月1万円の資格手当がつく会社もあり、転職先にはおすすめの業種だといえるでしょう。

建築会社

建築士や現場監督など、建物を建てる前の段階から実際に建築にあたるスタッフまで福祉住環境コーディネーターの資格を活かす場面が多くあります。

現場監督の場合、月収約25~50万が相場であり、経験が大きく影響する可能性が高い仕事です。

福祉住環境コーディネーターを持っていることが採用につながりやすいため、建築関係を転職先の候補として考えるのも一つの手段です。

建築会社と付随して、設計事務所でも福祉住環境コーディネーターの資格が活かせる環境はあるものの、求人は少ないのが現実です。

ハウスメーカー

大手から中小まで全国には多くのハウスメーカーがあり、一般事務職からモデルルームスタッフ・営業・建築設計まで幅広い職種で福祉住環境コーディネーターの資格が活かせるでしょう。

月収は職種によって幅があるものの、資格手当として月数千円から1万円もある企業があり、2級であっても資格手当がつく会社もあります。

職種が幅広いため、他に特化した資格を持っていない人でも比較的ハードルが低い求人もあるのがおすすめです。

リフォーム業者

主に顧客側の要望に耳を傾けてベストなリフォームを提案・契約・管理などを行う営業職・コーディネーター職での求人が見受けられます。

月給約20万~30万円(各種手当含む)が相場であり、福祉住環境コーディネーター1級を持っている場合には月5千円程度の手当がつく会社もあります。

資格手当があることで年間6万円程度の収入アップが見込めることになるでしょう。

営業職の場合は月収60万円近くになる会社もありますが、この場合は成果報酬の関係もあるため、資格手当が影響しているのかしっかり確認する必要があります。

介護サービス事業関連

例えば、訪問介護や訪問看護・デイサービス・グループホーム・ケアハウスなどがあります。職種としては、実際にケアにあたる看護師や介護士などから営業職などまでさまざまです。

職種によるものの、月収15~30万円程度が相場であり、福祉住環境コーディネーターに対する資格手当がつく場合も見受けられます。

ここ数年介護サービス関連事業は活発化しており、会社の数も多く人手不足も深刻になっています。

資格があることで優遇される可能性が高い業種であるため、面接の際に交渉する価値は大いにあります。

病院

病院では、福祉住環境コーディネーターだけでの求人募集はほとんどなく、看護師や理学療法士・ケアマネージャーなどの募集の場合に採用で優遇される資格の一つとして考えられています。

資格手当も本来求人のある職種に対して出されるため、福祉住環境コーディネーターの資格手当として収入に関係してくる可能性は低いでしょう。

行政機関

市立病院のスタッフや福祉関連の部署での需要があるものの、病院と同様で福祉住環境コーディネーターとしての採用はほぼないといっていいでしょう。

最後に

これから高齢化社会がますます深刻化するにつれて、建築業界や福祉関連の会社などはどんどん競争が激しくなっていくことでしょう。

そんななかで、福祉住環境コーディネーターの資格を持って転職活動をすれば、他の応募者と比べて有利になるのではないでしょうか。

福祉住環境コーディネーターだけで考えるのではなく、プラスアルファのスキルとして考えれば、転職活動で大きな武器となるでしょう。

会社内の地位や待遇面でも認めてもらえる可能性は十分にありますよ!