働くにあたっては給料も大切ですが、休日日数も大切です。世間的には、年間休日日数が120日を越えると休日日数が多いと言われています。逆に、105日以下になると休日日数がとても少ない方だと言われていますね。

休みには公休と有給休暇の二つがありますが、保育士はどのようになっているのでしょうか。有給休暇を抜いて105日以上あるのか無いのか、有給休暇はしっかりと消化できるのかについて、考えてみましょう。

保育士の有給休暇消化率

求人票にはどう書かれているのか

実態について知る前に、求人に書かれている有給休暇消化率について見てみましょう。ただ、最初にひとつ注意点を述べておきます。求人は人を呼び寄せるために、多少有給休暇率を高く設定し、実際の割合よりも盛っている場合が多いです。

そのため、求人に良い条件が書かれていたとしても、鵜呑みにしすぎてはいけません。

求人には、有給休暇率80%以上・90%以上という文言を多く見かけます。90%以上というところは、とても多いほうです。100%を掲げているようなところもありますが、あまり信用できないでしょう。実際に働いてみると落差が激しかったりするので、期待しすぎるのは良くありませんね。

口コミなどから見る消化率の実態は?

ブログや掲示板などでの実際の保育士の口コミなどを見てみると、有給休暇の消化率はどうやら低いのではないかということがわかってきます。

有給休暇というのは、働き始めから半年勤続し、全労働日のうちの8割以上を出勤することによって発生するものです。法律で定められており、労働者には有給休暇を取得する権利があります。

ただ、会社側にも有給休暇に関する権利が与えられているのです。それは、請求された時期に有給休暇を与えることによって、事業の妨げになる場合には、他の時期に有給休暇を与えることができるというもの。

つまりは、忙しければ有給休暇取得の申請を先延ばしにしたり、前倒しにすることができるということです。

保育士の配置基準というものが、認可保育園・認証保育園に定められており、その基準を満たしていなければなりません。

0歳児3人につき1人、1・2歳児6人につき1人、3歳児20人につき1人、4歳以上児30人につき1人・・・。このように決められており、他の人の休みとかぶったり、少人数で働かなければならない施設では、有給を受諾できないのです。

保育士不足などの事情があるため、なかなか有給休暇の承認も降りず、消化率が悪くなっています。

求人には8割・9割と掲げられていますが、実際には7割あれば高いほうでしょう。平均にすると4割から5割程度の有給消化率となっていると考えられ、とても低いですね。

保育士側の取り組みで有給消化率を上げられる

有給休暇の受諾は、事業者側としても出来る限り出したいところです。法律で定められているため、普通は消化するものですからね。

しかし、有給休暇を取得したいと述べる時期が皆同じであったり、忙しい時期に申請があったりして、受諾できない状況のところもあります。

出来るだけ有給消化率を上げようと思えば、早い時期から計画的に取得していくことをおすすめします。早い時期に使うのはもったいないと思う人が多いから、時期が重なるのです。

保育士の年間休日日数

求人票にはどう書かれているのか

休日日数についてですが、求人には110日・120日と書かれていることが多いです。さすがに120日も無いだろうことはわかりますね。

ただいずれにしても、100日を下回ると書いているところはほとんどありません。105日を下回れば日数が少ないというのが一般的な見解ですが、保育士はどうでしょうか。

実際の年間休日日数はどれくらい?

実際の年間休日日数を、口コミなどから見てみると、100日程度が相場となっていると考えられます。都道府県や施設によっても違いますが、日曜日が定休日であり、あと1日はシフトでローテーションということが一般的です。

一ヶ月に8回の休みがあり、それを12ヶ月順調に繰り返して96日、年末年始休暇を入れると年間100日程度の休みになります。年末年始休暇・夏季休暇の都合や、順調に休めなかった場合など多少前後する場合はありますが、100日程度休めるところが多いようです。

ただ、有給が全く取れない・土曜日出勤の代休もないというようなところであれば、85日程度になってしまうこともあります。