[PR]

美容院付属の託児施設
幼い子どもは、親としては全く目が離せないものです。美容院に行くにも、家においていくわけにはいきません。美容院に行くためだけにどこか託児所に預けるというのも、お金がかかる話ですし、遠くにいて心配だということもあるでしょう。

そういったことから、最近では美容室に託児施設を併設するところが多くなってきました。

施設とまで言わなくても、キッズルームのようなところがあるという美容室は増えていますね。そして、そこに保育士がいるということも多くなってきています。

保育士の職場として美容室が考えられるようになりましたが、美容院では保育士はどのような仕事をしているのでしょうか。

美容院付属の託児施設は今後も増える見込み

美容院の数は、コンビニエンスストアの数よりも多いと言われており、全国でも20万件を超えています。もちろん、保育園などよりも圧倒的に多いですね。

同じ駅の徒歩数分圏内に、美容院がいくつも乱立しているのを見かけることもあるでしょう。それくらい、美容院は毎年生まれているのです。

美容院は数が多く、隣接していることも多いため、競争がとても激しくなっています。美容院は最早、美容師の腕だけでは他と差別化ができないところまで来てしまっているのです。

そうした中、ニーズに応える形で生まれたのが、美容院の新サービスとしての託児施設・キッズルームなどです。

無料で面倒をみてもらえることが多く、リーズナブルで、親にとってはとても便利なサービスとなっています。

美容院付属の託児施設で働く保育士の仕事内容と特徴

美容院の託児所における保育士は、親が安心して施術を受けることができるように、子どもを預かることが仕事であり、与えられた役割です。

美容院の施術時間は、短くて1時間程度、長くても3時間程度といったところでしょう。その数時間だけ、子どもを預かります。

利用者全員が子連れであるわけではありませんから、小規模の美容院・大規模の美容院に関わらず、1日に面倒をみる子どもの数は少ないです。そのため、子どもひとりひとりと密接に過ごすことができます。

また、定期利用の保育園などと違い、さまざまな子どもの相手をすることができるため、やりがいも大きいです。最近ではキッズルームにカメラが設置され、施術を受けながらモニターでいつでも様子を把握することができるところもあります。

親が希望すれば、子どもを施術室につれて行ってコミュニケーションをとらせることもあり、その業務も他と変わっているのです。

美容院付属の託児施設で働く保育士の給料・待遇

給料は一般的な保育士と同等

美容院の託児所で働く保育士の給料は、他の形態の託児所で働く保育士とほとんど変わりません。

1日に面倒をみる子どもの数が少ないとはいっても、給料が低くなるということは無いようです。託児所と比べてもそうですが、一般的な保育園と比べても、給料は同程度となっています。

月給にして17万円から23万円が相場で、高くても25万円までです。ただ、求人を見ていると25万円を可能としているところが、保育園に比べて多い傾向があるため、実務経験者であれば保育園よりも良い待遇で働くことができるでしょう。

基本的に残業は無い

美容院の託児所というのは、美容院のサービスの一環です。その日来たお客さんの子どもを一時的に預かるだけなので、特に記録業務のようなものもありません。

日によっては、子どもが託児室にいない時間も多いこともあります。そのため、基本的に残業は発生しません。

美容院が開く時間から、閉まる時間まで仕事をするというのが一般的です。

勤務時間については、早く閉まる美容院だと開院から閉院まで仕事をすることが多いのですが、長く営業しているところだと交代制のシフト制となっているところもあるようです。

それでも、基本的に美容院は夕方までの営業というところが多いため、朝から夕方まで働くことになると思っておけば良いでしょう。

美容院の保育士求人状況

最近は保育士を置く美容院が増えているということで、求人も増加傾向にあります。東京都内に限らず様々な地域で求人が見られるため、基本的には求人を見つけられることでしょう。

雇用形態も正社員からパートまで幅が広く、いずれも数が多いです。自分に合った働き方をで働くことができます。

福利厚生についてはその美容院の運営会社によるものなので一概には言えませんが、社会福祉団体が運営している認可保育園などに比べれば、福利厚生は整っていると言えるでしょう。有給休暇の消化率も、比較的高いと考えられます。