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保育士として働くにあたって、最初の選択があります。もう既に仕事をしている人が多いと思うので、立ち返ってみましょう。保育園には公立・私立があるかと思います。

公立ということは、地方自治体が設置した保育園ということになり、保育士は公務員として働くことになるのです。

保育士も、公務員として働くことができます。実際に公務員として働いている保育士も多いです。そこで、公務員として働ける職場にはどのようなものがあるか、民間で働いた場合とどこが違うのかなどについて説明しましょう。

公務員の保育士として働ける職場

保育士が公務員として働く職場というのは、公立の保育所や各種児童福祉施設などが考えられます。公立の保育園の保育士になる場合は、地方公務員扱いです。特定の保育園に就職するという形ではなく、地方自治体の保育士として働くといった形になります。

公務員というと安定している印象があるかと思いますが、気をつけるべきなのが、公立の保育所の職員には非正規雇用が多いということです。

公立保育所の4割近くは非正規職員となっているようで、採用を受ける際には非正規なのか正規なのかについて注意深く見て、必要とあれば問い合わせることが必要となります。

公務員の保育士採用試験

公務員の保育士になるには、それぞれの自治体が実施している保育士採用試験に合格しなければなりません。受験資格や選考方法などについては、それぞれ自治体によって異なる場合があるため、一概に述べることは不可能です。

自分の所属する地域の自治体の情報について、各自取得しておきましょう。

ただ、どこの自治体でもそうですが、国家一種・二種といった公務員試験に事前に合格していなければならないということはありません。保育士採用試験を受け、それに合格すれば公立保育園で公務員として働くことができます。

毎年6月から9月ごろにかけて試験が行われることが多いです。あくまでも目安ですが、覚えておくと良いでしょう。試験内容については、選択方式の筆記試験が一次にあります。これは専門的知識や一般教養が問われる問題が多いです。作文が出される地域もあります。

二次試験は、集団行動観察・面接にピアノ・適性検査などがあり、場合によっては体力測定もあるようです。保育士は体力勝負ということでしょうね。面接では公務員として働くにあたって、必要な自覚が問われる質問が用意されていることがほとんどです。

公務員と民間の待遇の違い

給料や待遇の違い

公務員として公立の施設働く場合と、民間の施設で働く場合との一番の違いは、給料です。公務員としての保育士の給料は、地方公務員の基準に従って支払われます。その基準が民間の施設で働く保育士の水準よりも上回っているため、公務員の方が圧倒的に稼ぎが良いです。

全国の保育士の平均給料が月給21万円で、年収316万円なのに対し、公務員の保育士の平均給料は月給で33万円、年収で538万円程度となっています。ボーナスについても、民間が57万円が平均なのに対し、公務員は140万円程度が平均となっているのです。それぞれ、2.6か月分と4.2か月分ですね。

月給12万円の格差というのは、とても大きなものです。給料以外でも、公務員はしっかり有給を消化できますし、長期休暇も心置きなく取得することができます。残業をすれば残業代が当たり前のように出るのです。何から何まで、待遇が違うといったところでしょうか。

公務員は異動がある

公務員は良いことばかりのように思えますが、ひとつデメリットとなることがあります。誰しも出来る限り近場で働きたいと思うものでしょう。ただ、公務員には異動がつきものです。

それは、保育士であっても同じこと。最初は家から近い施設で働いたとしても、異動命令が下されれば、家から離れてしまうこともあります。

採用試験に合格してから就職まで

採用試験に合格したら、就職というわけではありません。採用試験に合格すると、採用候補者名簿に名前が登録されるということになるのですが、それだけで就職は決まらないのです。多くの場合は、施設から声がかかって、就職が決まります。

どこの施設にも配属が決定せずに1年間が過ぎてしまうということは、なかなか無いかと思いますが、万が一そういうことになった場合、再度採用試験を受けることになるので気をつけましょう。