保育士は女性が多く、子供がいるという人も珍しくはないでしょう。最近では男性でも家庭に入り、子育てをするということも多いはずです。

男女かかわらず、保育士は共働きをするという人が多く、相手方のほうが稼ぎが多いため、保育士が家事や育児を担当するということも多いでしょう。

しかし、保育士は稼ぎが少ないが、忙しい仕事です。保育士の仕事と子育てを両立するのは並大抵のことではできません。そこで、子育てと両立させやすい仕事の求人を探す必要があります。

「子育てと仕事の両立は難しい」と感じている保育士が多い

子育てと保育士の仕事を両立するのは難しいのかというアンケートを100人に実施したところ、43%つまり43人が「難しいと思う」と回答したそうです。

難しいとは思わないというのが38人、残り19人は「わからない」としています。保育士と子育ての両立が難しいというのは、現役の保育士たちの中では最も多い意見です。

保育士の仕事が子育てと両立しにくい理由

休みを言い出しにくい

保育士は休みを言い出しにくい職場が多いです。職員がギリギリの数で回っているというところがほとんどですし、行事の前だと猫の手でも借りたい状況になり、たとえ地を這ってでも仕事に出なければいけないという状態になっています。

保育士業界は待ったなしの対応が問われるため、突発的な用事などで休みを言い出しにくいのです。

そういうことが、育児との両立が難しい理由のひとつとなっています。子供が病気になった際なども休むことが許されず、自分の子供の看病をしなければならないのに他人の子供を保育するということになってしまい、仕事と割り切っていても辛い思いをする人が多いようです。

フルタイムでは難しい

フルタイムで子育てとの両立をしている人もいますが、普通の保育園ではフルタイムで働いていては、子育てとの両立はなかなかできません。

小学生以上の子供を持つ人であればフルタイムでも可能でしょう。子供が学校に行っている間に仕事をし、子供が学校から帰ってきてしばらくしたら自分も帰宅。それからご飯を作って子供の相手をすればいいのです。

小さい子供を持っている場合は、フルタイムでは難しく、柔軟な就業時間の対応が迫られます。

保育士が子育てと両立できる求人を探すときのポイント

育児休暇など制度が充実しているかチェック

子育てと両立できるかどうかは、その職場の理解度によります。理解度が高いところがどういうところかというのは、イマイチ曖昧な話になってしまうのですが、反対に理解度が低いところがどういうところかについては、ハッキリと述べることが可能です。

育児への理解度が低く、柔軟に対応できないところは、産休・育児休暇の制度がありません。育児休暇の制度すら無いのにもかかわらず「育児への理解」をうたうというのは滑稽な話ですから、育児休暇制度の無いところはまず避けねばならないでしょう。

そういった育児に手厚い制度が充実していれば、比較的理解度が高いのではないかと推測できます。

複数の雇用形態・働き方を視野に入れよう

正社員・パート・派遣など、保育士にはさまざまな雇用形態が用意されているのですから、複数の雇用形態を視野に入れておくべきです。

正社員だけ、パートだけとこだわってしまっていては、せっかくの良い求人を見逃してしまいかねません。いずれの雇用形態でも両立しやすい職場はあるはずです。

また、雇用形態だけでなく、職場・働き方も広く候補をとるべきです。

保育園だけでなく、病院内・企業内の託児所に学童保育・ベビーシッター・駅内託児所などさまざまな働き方を視野に入れておきましょう。そうすることによって、子育てと両立しやすい求人を探しやすくなります。

固定シフト制で就業時間を調整する

育児との両立は就業時間がキーワードとなります。小学生以上の子供の場合、保育園でフルタイムで働くのがちょうど良いでしょう。

しかし、小さな子供の場合はパートナーが仕事から帰ってきてから・・・つまり夕方から夜間勤務のほうが都合が良いというのが一般的です。

子供の状態・年齢に合わせて就業時間を調整しましょう。調整する方法としては、固定シフト制の職場を探すということがあります。そうして早番・中番・遅番と、就業時間を調整することによって、育児との両立をはかりましょう。

ただ、子供の状態に合わせて就業時間を調整するには、必ず家庭の理解と協力が必要です。パートナーに相談することを忘れないようにしましょう。