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どんな仕事でも、地方より東京のほうが求人数が多いものです。仕事の種類も、田舎と都市部ではまるで違います。保育士の中にも、地方から東京に上京して働きたいという人がいるでしょう。一人暮らしをしながら自立した生活を送り、東京で生きていく。

しかし、東京で生きていくことは簡単なことではありません。そこで、保育士として上京し、仕事に就くためのポイントや、東京で一人暮らしをしていくポイントなどについて知っておきましょう。

上京して働く場合の求人探しのポイント

上京を応援してくれる保育園を探してみる

保育園の中には、上京を応援してくれるようなところもあります。応援とは具体的にどのようなことかというと、社宅や家賃補助などです。

東京の保育園などを探すと、割とそういったところが多くあります。もちろん、全体数から見れば一部ですが、求人を注意深く探していれば問題なく見つけることができるでしょう。

職種が豊富だから、視野を広く持とう

東京は地方に比べて、保育士の資格を活かすことができる職種が豊富です。保育士業界でも異業種でも、とても多くの職種があり、多くの求人があります。だからこそ、視野は広く持たなければなりません。

地元であれば保育園に就職するのが常道だったとしても、都会に出ればほかの職種の求人も多数見つかるため、自分に合った職種を探しましょう。

家賃補助があるかどうかが重要なポイント

上京をするにあたって、求人探しをする際にとても重要なポイントが、家賃補助の有無です。東京の家賃については後に説明しますが、地方よりも高いところが多い傾向があります。

保育士の給料で高い家賃を払い、生活費を払っているとほとんどお金が貯まらないということになりかねません。

家賃の補助をしてくれるところで働けば、家賃の一部をそれでまかなうことができます。家賃が7万円として、家賃補助が3万円あったとすれば4万円で済むのです。とても重要なポイントだということがわかるでしょう。

求人を選ぶ際は、まず家賃補助に目を向けてみることをおすすめします。

給料も地方に比べれば良く、福利厚生も充実傾向にある

東京は、保育士の年収がほかの地域に比べると高いです。全国平均は324万円程度ですが、東京都では476万円程度となっています。

46%程度も東京のほうが高い年収を得ることができるのです。福利厚生についても、東京は大手企業の保育園や大手企業の企業内託児所などがあり、充実傾向にあります。

ただし、待遇が良いところが多い中でも、地方と変わらない低賃金のところがあります。給料が低くとも、「こんなものなのかも」と思わずに、比較的給料が高い職場を探すようにしましょう。

東京で一人暮らしをするなら注意したいポイント

家賃が全体平均よりも高く、物価も高い

東京の家賃は、地方に比べて高いところが多いです。東京のワンルームアパートの家賃相場について、目安程度に紹介しましょう。

都心に近くて便利な吉祥寺エリアでは7万円から8万円が目安となっています。新宿まで乗換えいらずの中野・高円寺・阿佐ヶ谷エリアでは、4万5千円から6万5千円が目安となっており、比較的家賃が安いです。

反対に、中目黒は家賃の相場が9万円となっており、とても高い傾向があります。

家賃も高いですが、東京の物価は全国平均よりも5%から6%ほど高いです。家賃の高さと物価の高さがあるため、給料がほかの地域より高くても、生活していくとなると同程度の厳しさになるでしょうね。

田舎よりも防犯意識を高く持つ! でも・・・

一人暮らしをしていく上で大切なのは、高い防犯意識です。田舎よりも都心のほうが空き巣事件なども多いため、田舎よりも高い防犯意識が必要になります。ただ、ワンルームアパートは防犯がしっかりしていないところも多いです。

防犯意識を高く、物件を探すとなると、どうしても家賃が高くなってしまいます。オートロックなどを条件にする女性も多いですが、そういったところは家賃が相場より少し高いです。

設備に頼らず、防犯グッズを追加購入するという手段もあります。そういったところから、防犯をすると良いでしょう。

まとめ

東京で生きていくのは保育士にとっては少々難しいかもしれません。ただし、節約と防犯意識さえしっかりしていれば、それほど難しいことではないでしょう。

比較的給料の良い職場を選ぶようにし、節約をすることで給料の減りを抑える。そういった工夫をすれば、東京で自立した生活をしながら、保育士として仕事をすることができるでしょう。