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保育士の求人を探していると、たまに見かけることのある「急募」という文言には、漢字そのままの意味で「急いで応募して欲しい」という意味が込められています。

急募案件というのは、選考をすぐに行ってくれそうで、魅力的に見えるという人も多いでしょう。

しかし、急募案件は良いところだけではありません。いくつか、注意すべきポイントがあるのです。

保育士の急募案件の特徴

急募案件はすぐに働ける人材を求めている

急募案件は、急ぎで募集している案件であり、急いで応募して欲しいと願われている案件でもあります。とにかく求人を出した側の企業・施設は焦っているのです。そのため、選考もすぐに行われ、選考結果の告知も早々に行われます。

しかし、急募案件のスピードが速いのは選考だけではないのです。選考終了してから働き始めるまでもとても早くなっています。場合によっては即日であったり、採用一週間後にはもう働き始めなければならないことになるのです。

急募案件に応募するのであれば、すぐに働ける状態にしておかねばなりません。

急募案件はすぐに応募が締め切られる

急募案件は「急いで応募して欲しい案件」であるということを二度述べましたが、そのためにすぐに応募が締め切られます。

応募者があればすぐに面接の予定が組まれ、場合によっては他の面接予定者がいるにもかかわらず即決ということもあるのです。そのため、急募案件は応募の締め切りがとても早い傾向があります。

急募だからといって焦って応募するのはNG

急募案件はすぐに選考が行われ、すぐに決定され、すぐに応募が締め切られてしまいます。そこで、急募案件を見つけたら「これだ!」と直感し、すぐに応募してしまいがちです。

十分にその施設についての情報を集めずに応募してしまい、採用され、採用後に「こんなはずではなかった」と思ってしまうような事態に陥りがちになります。

すぐに締め切られるといっても、見つけたその日に締め切られることはほとんど無いでしょう。

急募案件を見つけて、「いいなあ」と思ったのであれば、そのままの流れで、その施設の情報を集めるようにしましょう。ホームページがあればチェックし、口コミがあればチェックするなど慎重に行動することが大切です。

その結果として、応募したいと思えるのであれば、応募すると良いのです。焦るあまりにすぐに応募し、冷静な判断を欠くことにならないように注意しなければなりません。

急募の案件は一般的にマイナス要素が多い

使い捨てにされる可能性もゼロではない

急募案件は、急な離職者が出たなどの理由で急ぎで募集されているものです。そのまま長く働けることもありますが、中には一時期の穴埋めとして採用されることもあります。

その場合は後でしっかりとした審査を経た人材が入ってきて、その人が自分の代わりとなり、自分はクビとなることもあるのです。

急募案件で契約社員などの雇用形態になっているところは、そういったことがほとんど。つまり、急募案件で採用した人材は使い捨てのコマにすぎないということです。もちろん、そうではないところも多くあります。急募案件を見る際は、雇用形態にも注意しておかなければなりません。

可能であれば、どうして急募しているのか、理由を尋ねるのも良いでしょう。

急募というのは、その施設に余裕が無いということ

急募というのは、その施設に余裕が無いことを示しています。それは正社員の場合も契約社員の場合も、長期的に働ける場合でも使い捨ての場合でも、変わりません。

余裕があれば急募などせず、ゆっくりと選考をして人材確保したほうがリスクが安全ですし、メリットが大きいです。

リスクを犯してでも今すぐ人材を確保しなければならないということは、人員数に全く余裕が無いということになります。有給休暇などはまず取得できないと考えるべきでしょう。

また、人員数に余裕が無いということから、働く職員達にも余裕が無く、いじめなどが横行していることもあります。

まとめ

急募案件というのは、今すぐに転職をしたいという人いとってはとても魅力的です。使い方によっては、とても有利に選考を進めることができる案件ではあります。

しかし、そこには様々な危険が潜んでいることを理解し、冷静になって求人探しをしましょう。そうすることによって、良い転職活動ができるようになるのです。