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保育士の中で、短時間勤務制度を増やして欲しいという声は、いたるところであがっています。私立の保育園であったとしても、公立の保育園であったとしても、短時間勤務ができればいいと思っている人はとても多いです。

現状でも短時間勤務制度を導入しているところは、案外多くなっています。

そんな短時間勤務の求人を探すにあたって、知っておきたいことをまとめてみたいと思います。

保育士の短時間勤務の求人の特徴

短時間勤務と言えば、パート勤務が一般的だと思う人が多いかもしれません。保育園や託児所などのパート求人はもちろん多いです。

しかし、パートの短時間勤務求人は意外と少ない傾向があります。

パート求人はもともとフルタイムではなく、時間帯を限定した働き方として認知されていますが、中には週5日働くようなフルタイム勤務のところもあります。

また、派遣社員の場合はフルタイムが一般的ですが、短時間短時間勤務が可能なことを求人タイトルで示しているところが少なくはありません。

保育士が短時間勤務の求人を探すのであれば、パート・派遣のそれぞれの求人にアンテナを張っておくとよいでしょう。

保育士の短時間勤務の求人探しのポイント・注意点

時給と勤務時間・日数で月給計算をしてみる

短時間勤務はパートまたは派遣社員がメインとなるため、時給制になっています。時給制は月給が見えにくいといのが落とし穴です。時給が高いように見えたとしても、勤務時間や日数と照らし合わせてみなければ、実際のところはわかりません。

週間の勤務日数・勤務時間と時給でまずは1週間の給料を計算してみましょう。時給と1日の勤務時間を乗算して日給を計算した後、1週間の勤務日数を乗算し、さらにそれに4を乗算すればおおよその月給が割り出せます。

そうして保育士の平均月給などと照らしあわせ、満足のできる金額を稼ぐことができるのかどうかを考え、求人を選ぶようにしましょう。

やや面倒かもしれませんが、やらずに後悔するよりは、多少面倒でもやっておいたほうが良いです。

時間帯限定か交代かに気をつける

短時間勤務の求人の中には、時間帯を限定するものと、短時間で交代制のところがあります。短時間勤務がしたいという人の中には、時間帯限定で働きたいという人もいれば、そうでない人もいるでしょう。

そうでない人は、特別気にする必要はないのかもしれませんが、時間帯限定で働きたいという人は、その保育施設が交代制かどうか注意しましょう。

また、時間帯だけでなく曜日も決まっているかどうかも合わせてチェックしておくと、なお良いです。ほとんどの場合は曜日は決定していますが、中には曜日はシフト調整によって決まるというところもあるので、注意しておかねばなりません。

昇給は難しい

短時間で働いているということは、それだけで自分の都合を相手に通してもらっているということになります。

短時間勤務制度を導入しているところであったとしても、保育士の人手不足の昨今、基本はフルタイムで働いて欲しいと思っている施設が多いです。

そこを自分自身の都合で短時間にしてもらっているのですから、待遇の改善をするのは難しいと思っておきましょう。

夜勤希望なら、手当てがつくかをチェック

短時間勤務の求人の中には、24時間営業の保育施設などの夜勤求人も含まれます。夜勤の求人を見際は、日勤と違って注意すべきところが増えています。

それは、夜勤手当がつくかどうかです。夜勤手当がつくところであれば、表示されている時給よりも高いことが考えられます。

また、表示されている時給に夜勤手当てが含まれているというようなところだと、基本給を低く設定していることが多いので、注意が必要です。