[PR]

母親の代わりになって乳幼児の世話をするベビーシッター。遊びや勉強・保育園の送迎なども行うことがある、仕事の幅が広い資格です。

保育士も乳幼児の世話をすることがあります。近頃では低年齢児を扱う施設も増えているため、保育士が乳幼児に関わることも多いです。

そこで、認定ベビーシッターの資格を取得すれば、仕事の役に立つのではないかと考える人も多いでしょう。国家資格ではなく民間の資格ですが、取得しておくことによって、さまざまなメリットがあります。

「認定ベビーシッター」の資格概要と取得方法

認定ベビーシッターの資格は、公益社団法人全国保育サービス協会(旧:全国ベビーシッター協会)によって認定されている民間資格です。

満18歳以上で、協会が実施している研修会を2つ受講し修了させ、認定試験に合格することによって、取得できます。

研修会は厚生労働省によって補助を受けた事業であり、基礎知識や専門知識・技術を習得することを目的としているベビーシッター新任研修・現任Ⅰ研修会の二つがあります。実務経験も、受験資格として問われます。受験料は11,000円です。

保育士の仕事で「認定ベビーシッター」の資格が役立つ場面

認定ベビーシッターの資格を取得すれば、乳幼児を扱う施設において、大いに頼りにされます。

認定ベビーシッターの資格は乳幼児の世話のスペシャリストです。乳幼児を預かるとしている施設において、0歳から3歳程度の子供の世話を任されることになるでしょう。

保育士に相談されたりすることも多いはずです。ベビーシッターという資格は一般にも広く認知されているため、保護者からの信頼も獲得できます。

低年齢児を扱う保育園・乳児院などにおいて、大いに活用することが可能です。

待遇がアップも期待できる

乳幼児を扱う施設で大いに頼りにされるということを述べましたが、メリットはそれだけではありません。乳幼児を扱う施設で働いているという人は、認定ベビーシッターの資格を取得することで待遇を少しアップさせることもできます。

これについては一概に言うことはできず、場合によっては待遇が変わらないこともあるでしょう。しかし、基本的には待遇があがるものと考えられます。

乳幼児を扱う施設といっても、保育士資格さえあれば仕事ができるのです。ベビーシッターは民間資格ですからね。だからこそ、資格手当てという形で給料に反映されることがあります。

もちろん、これは資格手当ての制度があるところに限った話です。ベビーシッターの資格を取得して、資格手当ての制度が整っているところに転職をすれば、資格手当てによって多少待遇を良くすることができるということです。

さらに、認定ベビーシッターの資格があれば、乳幼児を扱う施設に転職しやすくなることもあります。

副業として在宅保育の仕事ができる

資格手当てという方法だけでなく、認定ベビーシッターの資格を使って、保育士の仕事とは別のところで収入を増やす方法も考えられます。

託児所や保育所が多くなり、低年齢児を扱う施設も多くなっているため、乳幼児もそういった施設に預けられることが多くなりました。

しかし、まだまだ在宅保育サービスのニーズは高いです。たとえば土日に預かってくれるところが欲しいと思っている人は多いでしょう。保育園は土日に休むところが多いですから、土日に預けなければならない人にとっては不都合が生じます。

そのニーズと、保育士が土日休みが多いということが見事に一致し、副業として在宅保育をすることができるのです。認定ベビーシッターの資格を取得すると、協会に登録することができ、依頼があれば仕事を紹介してもらうこともできます。

自分で営業活動を行わずして仕事を探すことができるため、副業としてとても都合が良いのです。

まとめ

認定ベビーシッターの試験は、それほど難しいものではありません。保育士として乳幼児に関わったことのある人であれば、問題はないでしょう。

研修会もおさらいをしている気分になるかもしれません。認定ベビーシッターは、比較的簡単に取れ、協会に登録でき、待遇アップにも繋がって副業にもちょうどいい資格ということです。

乳幼児に関わる機会が多い人は、取得しておいて損は無いのではないでしょうか。