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保育士のスキルアップに使える資格には、さまざまなものがあります。

ベビーシッターなどは聞き馴染みがあるかもしれませんが、チャイルドケア・コーディネーターに関しては聞き馴染みが無いという人も多いことでしょう。チャイルドケア・コーディネーターも、保育士にとって役立つ資格です。

では、どんなときに役立つ資格なのでしょうか。まずは資格の概要から見てみましょう。

「チャイルドケア・コーディネーター」の資格の概要と取得方法

チャイルドケア・コーディネーターは日本アロマコーディネーター協会が認定している民間資格です。アロマテラピーやベビーマッサージ・子供や親のメンタルケアなどなど、育児と保育に関するさまざまな「ケア」を自然療法から考える資格になっています。

取得するには、日本アロマコーディネーター協会が実施している講座にて、所定のカリキュラムを全て履修した後に認定試験に合格しなければなりません。

試験は小論文試験で、在宅受験ができるようになっています。どこでも受験できるのが良いところですね。

養成講座は1年の受講期間が設けられていますが、その対象者は特に定められていません。誰でも受講することができます。

試験に合格するとチャイルドケア・コーディネーターとしての認定を受けることができ、活躍の幅が広がるのです。

保育士資格と「チャイルドケア・コーディネーター」の資格を合わせると…

セミナー講師や指導員としての仕事がある

チャイルドケア・コーディネーターの認定を受けると、母親と子供を対象とした、セミナーにて講師を頼まれることがあるようです。

このセミナーというのは、当然チャイルドケアについてのセミナーになります。講師をすることによって保育士としての信頼が高まるだけでなく、ギャラなどを貰うこともできるのです。

講師の仕事はギャラや信頼が高まるだけでなく、保育士として非常にやりがいがあります。保護者に自分の知識を教えるということで、自分自身が必要とされているという感覚を得ることもできるでしょう。

また、セミナー講師だけでなく、児童館や保育所などにおいて指導員としての仕事をすることも考えられます。人に指導をする立場の仕事を視野に入れることができるのです。

産婦人科・小児科など職場選択の幅が広がる

保育士がチャイルドケア・コーディネーターの資格を取得することによって、その活躍の幅はとても広がります。産婦人科や小児科・助産施設のケアスタッフとして働くことができるのです。

保育士とはまた違う異業種ですが、待遇も保育士よりは良いことが考えられます。

子供に関係する仕事ということで、チャイルドケア・コーディネーターとしての仕事をメインに選ぶ場合においても、保育士資格が役立つことでしょう。

保育士として子供に関わるときにもチャイルドケアの資格が役に立ちます。一種の相互関係があるということですね。

独立開業することも考えられる

チャイルドケア・コーディネーターとして、ベビーマッサージの指導に関する仕事を独立開業することができます。

セミナー講師をすることもそうですが、保護者や保育士などさまざまな「子供と関わる人」に対して、ベビーマッサージを教える仕事をすることができるのです。

独立開業をすることによって、自由な働き方ができるようになります。結婚して保育士の仕事を辞めていた・やめなければならないという人でも、これなら仕事をすることができるでしょう。チャイルドケア・コーディネーターでなおかつ保育士であれば、その信頼も高いものとなります。

また、働き方によっては副業にもできるでしょう。土日に指導員としての仕事を行い、平日は保育士としての仕事を行うといった働き方をすれば副業として収入を得て、収入の足しにすることができます。

保育士の通常業務でも保護者にケア方法を提案できる

特別な仕事をせずとも、いつもの保育士としての仕事の中でチャイルドケア・コーディネーターとしての知識を活かすことができます。

たとえば、保護者にボディケアを提案するということです。保護者に最近子供の様子が・・・と相談されることもあるでしょう。自分で子供の様子がおかしいことに気づくこともあります。

そこで、こういうケアの方法があると提案することによって、保護者と良好な関係を築くことができるでしょう。信頼も勝ち取ることができます。

また、親のメンタルケアも知識範囲に入るため、保護者のメンタルケアをしてあげることもできるようになるでしょう。