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赤十字の幼児安全法支援員は、保育士がスキルアップのために取得する資格として人気が高いです。取得も比較的楽ですし、ちょっとスキルアップのために取得するにはちょうど良い認定資格となっています。子供には、子供ならではの怪我や事故などがあるのです。

そういったもしものときに対応できるようにするのが、赤十字の幼児安全法支援員の役割となっています。そんな赤十字幼児安全支援員の概要や、どのように仕事に役立つのかを説明しましょう。

赤十字幼児安全法支援員の概要と取得方法

赤十字幼児安全支援員というのは、日本赤十字社が認定を行っているものです。講習を受けて最後に試験を行い、合格することによって取得できます。

受験資格は満15歳以上の人であれば、誰でも可能というとても広い範囲のものです。受講人数は30人が標準となっていますが、多少前後することもあります。

講習にかかる時間は12時間、講習の内容は子供に頻発する事故とその予防・手当て・子供の病気への対応についてです。受講費は教材費や保険料などの実費として、1800円かかります。こういった講習の費用にしては、とても安いです。

講習を受けて、全課程を修了した段階で受講証が付与されます。最後に検定を受け、その合格者には赤十字幼児安全支援員の認定証が付与されるのです。認定証の有効期限は3年間、3年経てばまた講習会に申し込んで、検定を受けることになります。

講習は3日間、検定は最後に行われるのです。

赤十字幼児安全法支援員はどう役立つ?

子供の事故予防に役立つ

赤十字幼児安全支援員は、子供に頻発する事故の予防に役立つ知識・スキルを習得することが目的の認定資格です。

そのため、子供の事故予防に大いに役立ちます。それは、どこの職場であっても同じです。保育士として働くことができる職場であれば、どこでも役立つでしょう。

一般的な保育園でも、散歩の際や外遊びの際などにさまざまな事故が起こることが予想されます。

どのような事故がよく発生するのかを知り、それに対応できるようにする。さらには怪我の手当てを迅速に行うことができるというのは、保育士にとって大切な能力です。

この能力を高める・身に着けるために講習会を受けてみましょう。

子供の手当てや病気への対応ができる

子供の手当て・病気への対応ができるようになる講習ですから、その内容を反復訓練したり復習することによって、自分のスキルとして定着させることができます。

そうすると、子供の手当て・病気への対応が迅速かつ正確にできるようになるのです。

一般的な保育園でも役に立ちますが、病児保育室においては特に役立ちます。病児保育室は病気の子供への対応を行う施設です。

病児保育室では、病気になってしまったが、親が仕事などで付いてあげることができない・保育園に行けないということで子供を預かります。

つまりは赤十字幼児安全法支援員の資格を持っており、その分野についてしっかりと体得していると、病児保育がうまくできるようになるということです。病児保育室への転職にも役立つでしょうし、この認定を受けることによって、職場の幅も広がりますね。

保護者からの信頼を得ることができる

事故が発生して怪我をした場合などは、保護者はとても心配します。しかし、赤十字資格を持っていれば保護者も少しは安心してくれることでしょう。この認定を受けていることによって、「あなたがいるから安心だわ」と保護者からの信頼燃えることができます。

保護者からの信頼を得ることは、保育士にとってとても大切なことです。職場の評価にも繋がりますし、職場での立場形成にも影響を与えます。自分の立場をより優位にするためにも、赤十字資格は役立つでしょう。

まとめ:職場選択の幅が広がり、普段からも役立つ

赤十字幼児安全法支援員の認定を受けていると、病児施設への転職も考えることができ、職場の選択の幅が広がります。

それだけでなく、保護者からの信頼を得たり、実際に事故の予防ができたり、怪我の手当てや病気の対応ができて、一般的な保育園で働くにしても役に立つのです。

職場によっては、必須となっているところもあるようなので、ぜひ認定を受けておきましょう。