ベビーマッサージは0歳児しか対応していないもので、では1歳児過ぎたらベビーマッサージのような手法は通用しないのかというと、そうではありません。1歳児を過ぎたらキッズマッサージがベビーマッサージの代わりとして使えます。そして、その技法と考え方を学ぶのが、キッズマッサージインストラクターの資格です。

この資格を保育士が持っておけば、乳児関連の施設以外でも、その技術と知識を役立てることができるようになります。発達心理学についても触れることになるので、保育全体に役立つ知識を習得することができるのです。

キッズマッサージインストラクターの概要と取得方法について

キッズマッサージインストラクターは、一般社団法人日本アタッチメント育児協会が実施運営している民間資格です。同協会が行っているベビーマッサージインストラクターの状急変といった位置づけになっており、ベビーマッサージインストラクターの認定を受けていることが前提になっています。

この資格を取得するには、インストラクター養成講座を受けてから、そのまま試験を受けて合格しなければなりません。講座では、マッサージの意味や役割についてさまざまな観点からレクチャーを受けることになります。

ベビーマッサージインストラクターは2日間に及びましたが、その資格で学んだことを土台とした応用であるため、キッズマッサージインストラクターは1日で講座と試験が終了します。講座・試験・質疑応答の三つのファクターがあり、時間は10時から18時までです。

保育士の仕事にどのように役立てることができるのか

発達心理学は保育全体で役に立つ

ベビーマッサージやキッズマッサージは、発達心理学の考え方に基づいています。つまりはそれらの根本は発達心理学であり、目的は単なるマッサージによるリラックス効果ではなく、発達心理学による育児や保育にあるのです。そのため、発達心理学について専門的な知識を身につけることができます。

発達心理学というのは、育児や保育に携わる人間にとってはとても重要な学問です。心理学の1分野なのですが、発達心理学は子供の精神的・肉体的発達に関係する分野になっています。「このようにしたら、子供はこう育つ」ということが抽象的知識として積み重ねられたものが、発達心理学です。

保育士にとって役立つ知識満載なので、保育がよりやりやすくなります。保育サービスの質もあがり、保護者からの信頼も得ることができるでしょう。マッサージの方法と合わせて、発達心理学についてを職場でレクチャーすれば、施設全体のサービス向上に繋がります。

保育士にうれしいツボを知ることができる

このキッズマッサージの講座では、「症例別のツボ」についてメインでレクチャーを受けます。たとえば「便秘のときにはこのつぼを押すと効果がある」だとか「夜泣きのときにはこのつぼを押すと効果がある」とかいったものです。こういったツボを知っておくことで、保育もよりやりやすくなるでしょう。

もちろん、ツボを押したからといってすぐに解消されるわけではありまえんが、知らないよりは効果的です。夜泣きに関しては24時間対応の仕事をしている人からすれば、とてもありがたいことでしょう。そうでなくても、保護者との話のタネになります。

教室での対象年齢が広がる

ベビーマッサージの教室を開いている人の悩みとしては、対象年齢が0歳児のみということです。1年間経てば顧客はリセットされてしまいます。そこで、キッズマッサージの資格を取れば1歳児以上にも対象をとることができるのです。顧客の幅が広がります。

保育士でも、副業として土日に教室を開くことができるので、副業収入がより捗るというわけですね。

まとめ

キッズマッサージインストラクターの資格を取ることによって、ベビーマッサージよりも、もう一歩進んだ知識と技術を得ることができます。その知識は発達心理学から体の仕組み、マッサージの方法までさまざまなもの。さまざまなシチュエーション・職場で、保育士の役に立ってくれることでしょう。

スキルアップを目指していて、現在ベビーマッサージの資格を取っている・取ろうと考えているという人は、キッズマッサージインストラクターも取ると良いかもしれませんね。