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一昔前は、子供が近くの道路や公園で走り回り、遊んでいました。でも最近は子供たちが外遊びをする場所が少なくなっています。

公園からは遊具が撤去され、公園でのボール遊びが禁止され、さりとて家にいても「外で遊びなさい」と言われ、外でゲームをしている子供たちの姿も多く見られます。

そんな状況にあるからこそ、保育園で「運動」に関する取り組みをするのは大切なことです。親がそれをさせない・社会がそれをさせないなら、保育士が子供に運動をする機会を与えてやらねばなりません。

そんな「運動」に特化した保育士が、運動保育士なのです。

運動保育士の資格概要と取得方法

運動保育士というのは、子供たちの発達段階にあわせて運動遊びを提供する役割を負った保育士です。

「運動保育士会こどもプラス」が、運動保育士の資格認定を行っています。初級・中級・上級とがあり、上級まで取得すれば、保育士としてどこに転職をしても活かすことが可能です。

初級は一般的な保育園で、一般的な運動について学びます。中級は0歳からの運動遊びについて学び、発達段階にあわせた運動遊びを提案できるようになるための資格です。実務に活かしたいなら中級は取らなければならないでしょう。

上級は「発達障害の子」など、通常のノウハウが通用しない子供に運動遊びを提供できるようになることを目的としています。

資格を取得するには、それぞれ養成講座を受けることになります。運動遊び実践コースと、子育て脳機能コースとがあり、それぞれによって所要日数などが変わってくるので、詳しくは運動保育士会のホームページを見てみると良いでしょう。

運動保育士の資格を取得するメリットとは?

保育施設に導入することができる

運動保育士は「柳沢運動プログラム」というプログラムに基づいています。

資格を取得すれば、そのプログラムについての知識を持つことになり、自らが働いている保育施設に柳沢運動プログラムを導入することができるようになるでしょう。実際に、この運動プログラムを導入している保育園は多いです。

運動遊びのプロとして、柳沢運動プログラムを導入し、先頭に立って指導することができます。現在導入されていないところならなおさらですね。また、このプログラムを導入することによって、子供たちに得られるメリットはたくさんあります。

幼児期の運動は、体力・運動能力の向上以外にも、たくさんの意味があるのです。たとえば、骨が丈夫になったり、怪我に強くなります。

また、物事に取り組む集中力とその意欲・根気が身につくとされており、社会に出た際に必要とされる力の源となるのです。思考判断力も向上しますし、感性豊かな子供になるとも言われています。

子供にとっても、たくさんのメリットがあるのです。

自治体の運動保育士の求人に応募できる

自治体によっては、運動保育士を各保育園に配置する取り組みをしているところもあります。そういったところだと「運動保育士」が募集されているのです。

その求人数は決して多くないのですが、一度自分が働いている地域の自治体に問い合わせてみると良いでしょう。もしかしたら、採用があるかもしれません。

運動に力を入れている園への転職が有利に

自治体が運動保育士の配置を行っていないところであったとしても、最近では運動に力を入れている保育園も多くなっています。

そういった保育園への転職を考える際、運動保育士の資格はとても役に立つのです。運動遊びのプロですから、採用に有利になります。

それだけでなく、上級まで取得していると、発達障害の子どもが集まる施設への転職も現実味を帯びてくることでしょう。

発達障害の子にも運動は有効なのですが、発達障害の子にさせる運動遊びというのは、普通の子供(便宜上この言葉を使わせていただきますが、他意はありません)とは違うものが多いため、上級資格は発達障害関連の施設への転職に有利になるのです。

まとめ

運動保育士の資格を持っていると、今働いている施設で役に立つことはもちろん、転職先の幅も広がります。

自治体で配置を行っているところは、そういった自治体からの求人にも応募することができるようになるでしょう。場合によっては、給料もアップするかもしれませんね。