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人事・労務・採用担当

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給料・待遇

人事・労務・採用担当者の給料情報

平均年収

人事・労務・採用担当者は労務管理など経営の主要な部分にかかわる仕事のひとつですが、ほかの職種と比較して特別に年収の金額が高いというわけではありません。

総合すると450万円をやや下回る程度の水準になっていて割合としては300万円台、400万円台を得ているケースがそれぞれおよそ25%に及んでいます。

月収

人事・労務・採用担当者に企業が支給している月給としてもっとも多い金額は25万円から30万円となっていて、およそ2割の社員は月収が40万円を超えています。

金額の多少には個々が持っているスキルや経験も反映されることが少なくないため、実務経験者として入職した場合では初任給から30万円前後の金額が設定される事例もある反面でアシスタントや新卒ですと20万円前後という水準になっています。

賞与

人事・労務・採用担当者のボーナスについては1年間に2回の支給回数を設けている職場が多く夏季、冬季というサイクルが大部分です。

一般に入社直後では金額にして月給2ヶ月分程度を支給している会社が多く、年齢や経験を重ねるにつれて大手企業の管理職などですと6ヶ月から8ヶ月分程度にまで支給額が増えていく例も少なからずあります。

人事・労務・採用担当者の給与比較

年代別での比較

人事・労務・採用担当者の平均年収を年代別にみると、年齢とともに収入は高額になっていっているので平均年収も上がっていきます。

具体的な金額としては20代でおよそ360万円というところから30代でおよそ450万円、40代のおよそ550万円を経て50代ではおよそ750万円にまで伸びていっています。

割合としては20代のうちですと年収400万円未満がおよそ65%を占めていて、40代以上になると1,000万円超になっている割合も10%を超えています。

年齢と能力

人事・労務・採用担当者は自社の経営方針などに沿うかたちで採用から教育、人事評価にもかかわるということもあり企業それぞれに異なる内情を熟知していなければなりません。

このような業務に必要なスキルは一定の実務経験があって身についていくものですから、給与を年代別に比較すると年功序列になっているようにも考えられますが実際には年齢ではなく能力の多少を反映しているものであるということもできるでしょう。

男女別での比較

>男女別で人事・労務・採用担当者の収入を比較すると男性がより高いという状況になっていますが、職種としての性質上体力が重視されるような仕事ではなく人対人というところが大きいということで、女性の活躍も十分に期待され性別にかかわらず昇給の可能性があります。

事実、女性であっても年収が1,000万円に達している事例はあり、今後さらに女性の活躍する場が広がっていけば給与の男女差も縮まっていくと考えられます。

実際の金額でいうと男性の平均年収がおよそ570万円、女性がおよそ420万円といった水準になっています。

人事・労務・採用担当者として収入を伸ばすために

人材の確保維持に尽力する

やはり企業において利益をあげていく上ではすぐれた人材が入社し働き続けることが重要であり、人事・労務・採用担当者はそこに力を尽くさなければなりません。

採用から教育、労働環境の改善といった面の実績で評価されることによって収入も増すことにつながります。

高給の職場を模索する

たとえば外資系企業において、人事・労務・採用担当者は人事や教育に関するシステムづくりからたずさわるプロという位置づけになっています。

企業間におけるヘッドハンティングといったことも少なくなく、成果に応じてさらなる高待遇が用意されている企業から声がかかることも十分に考えられます。