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法務・コンプライアンス担当者
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求人・転職

法務・コンプライアンス担当者の求人・転職動向

法務・コンプライアンス担当者という職種の位置づけはかつて単に総務部が行う業務のひとつといったものにとどまっていて、企業の中でそこまで重視されているものではありませんでした。

それが近年になって労働者の待遇が大きくクローズアップされてくるにつれて、企業やそれぞれの社員が法令を守って行動しなかった場合の規制も強化され、専門の法務部を設ける会社が多くなり人材のニーズも増しています。

求人が多い業界は?

ピーク時に比べるとかなりの企業で体制が整ってきたために法務・コンプライアンス担当者を募集は減っていますが、それでもほかの職種と比較すれば安定して一定数の求人数があります。

特に海外への進出などの動きが活発な業界において、国外の拠点構築や外国企業との提携などにからんで求人が目立っています。

多くの求人が見受けられる分野の一例として、以下のような企業が挙げられます。

  • 各種メーカー
  • IT関連企業
  • 銀行
  • 証券会社

経験の要否

法務・コンプライアンス担当者という職種が明確な職種としての区分になってからそれほどの年月が経過していないこともあり、求人の大多数では経験者を採用しています。

おおむね3年を超える実務経験があって、即戦力として実務に入ることのできる人材が求められています。

未経験者の採用枠はそれほどないのですが、未経験であっても契約交渉などに深くたずさわっていた実績や法務と関連する資格を持っていることで採用される可能性はあります。

こういった募集元では、持っている経験やスキルを活かすかたちである程度の経験を積ませながら法務・コンプライアンス担当者としてステップアップさせていくという展望を持っています。

法務・コンプライアンス担当者の求人の選び方

多くの経験が得られる職場を選ぶ

法務・コンプライアンス担当者として働くにあたっては同じ職場で働き続けていくにしても後々の転職を考えるとしても、経験が最重要視されることに違いはありません。

具体的に任される業務内容については、契約締結や社内制度構築などといったように大きな責任が必要とされる場合、ルーティンワーク的な事務仕事に終始するケースもありますから、自らのステップアップを考えるならばあらかじめ担当業務をくわしく知っておかなければならないのです。

教育制度が充実している職場を選ぶ

法務・コンプライアンス担当者にはあらたな法令関係の知識が常に蓄積されていかなければならず、近年の流れとして海外で仕事をする場面も多くなってきていることから世界の情勢に明るいことも求められます。

そういったことから職場の側で各種の研修を充実させているケースも増えていて、企業の費用負担によってステップアップを目指すことが可能です。

法務・コンプライアンス担当者として採用されるためのポイント

語学力のアピール

法務・コンプライアンス担当者としてたずさわる業務の割合については、大企業を中心としてグローバル化が進んでいます。

すでに過去に海外で法務関係の仕事をした経験があるとなれば相応の語学力も備えていると見られますから、採用選考へ臨むにあたっても大きなアドバンテージとなります。

次のような経験は、具体的にアピールしたいところです。

  • 仕事をしたことがある土地
  • かかわった仕事
  • 業務上の立ち位置

仕事に対する姿勢

企業やそのスタッフを取り巻く法律的な環境は絶えず変わっていきますから、法務・コンプライアンス担当者としても仕事をするにあたって臨機応変に行動することが必要とされます。

その時々の状況に満足することなく、スピーディかつ柔軟にあらたなことへ積極的に取り組む姿勢は人材として評価されるポイントとなります。