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企業が第二新卒に注目しているのは、それだけの根拠があります。

第二新卒になりますと、社会人としてのコミュニケーションスキルなどの基本マナーがある程度できています。ですから、一から始めると結構面倒な初期教育にかかる資金と人手が省けるのです。

具体的なビジネススキルにしてもそうです。まだまだこれからのレベルとはいえ、一から手を取るのとは大変な違いがあるのです。

企業が第二新卒に求めるコミュニケーションスキル

話を聞く力

総合的にコミュニケーションスキルも新卒よりは、ぐんと長けているものです。それは、面接をしているだけでも見て取れます。

質問をゆとりを持ってしっかり聞き損じの無いように、聞き取る能力があるのが分かるのです。それに慌てる事も無く、そつなく返事のできる余裕感は新卒とはどうしても違いがあります。

仲間になる力

中途採用者は、元別会社の人間として遠巻きにもされがちです。

第二新卒であれば、新卒のフレッシュさもあって柔軟な姿勢があり、昔ながらの仕事仲間であるかのように打ち解けやすいのです。

企業が第二新卒に求めるビジネススキル

社会人としての経験だけなら誰でも年数さえ経てば、ある程度は付いているものです。やはりそれだけでは、わざわざ第二新卒を採用するほどのメリットとしては弱くもあります。

ビジネス現場ですぐに何ができるのか、即戦力となるべくアピールできるものがあると心強くなれます。

例えば、基本的なエクセル、パワーポイントをどの程度使えるのか等でしょう。より具体的に、前職でどういった企画書をどれくらいのボリュームで作成してきたかなど、納得させられるレベルであればアピールできるのです。

前職を上手にアピールしよう!

前職での経験をアピールするには、その職種についてあまり知らない人でも納得できるように語ることが大切です。

努力振りと能力が目に浮かぶようなプレゼンテーションに集中する事です。

ただ、ここでどうせ面接の上での話だからと、話を膨らませてもいけません。若いのですから、できなかった事もあって然るべきです。

むしろ、それについても触れてどう克服したいのかのビジョンを示せば、評価も高くなります。

営業の経験

どのような商品の売買契約をどれだけ取れたか、目標値に対する割合はどれくらいで、どのような評価をされていたのか、数字を上げると分かりやすいです。

企画の経験

新規プロジェクトの立ち上げをした話も良いですが、小さな業務改善の取り組み事例でも構いません。それがどれだけ会社に役立つ事になったのかも、数字で示せるとより良いです。

企業が求めていることを想定したアピールポイント

社会人としてのスキルもビジネス上のスキルも第二新卒であれば、ある程度は誰もが備えているものです。

それである程度の能力は認められても、他の候補者を差し置いて採用を確実にするにはもう一押し欲しいものです。

将来性を認識してもらう

若い人を採用する際の基本目線は新卒であろうが第二新卒であろうが、将来性の一言に尽きます。

今現在持っている能力があるとアピールしても、基本レベルでしかありませんのでそれだけで全てが決まるのではありません。ですから、どれだけ「能力を伸ばす能力」があるのかをアピールすると喜ばれます。

そして、これから何を目標にどんな仕事をしようとしたいのか、そのための工夫を具体的に示されるとやる気も感じられるでしょう。やる気のある人は、何の指示もしなくても伸びてくれるのです。

採用担当者の記憶に残るエピソードを

自分ならではの、前職での仕事上のエピソードも欲しいところです。思い出せばきっと一つくらい他の人にはないような話が転がっているものです。

例えば、まだ若いのにクレーム処理をやらされたけど、意外に適応できて自信を付けられた、とかです。

具体的なクレーム内容など分かると、興味も引きます。そのような話は、記憶に残してもらえるものです。

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