Web業界に対して「残業が多い」「残業時間が長い」というイメージを持っている人はおそらく多いでしょう。実際、Web業界は残業が多い傾向があります。

ただでさえ残業が多い傾向のあるWeb業界の「プロデューサー」と「ディレクター」はどれくらいの残業をしているのか、気になるという人も多いのではないでしょうか。

Webプロデューサーとディレクターそれぞれの残業時間・残業代の実情について、まとめてみました。

Webプロデューサーとディレクターの残業時間の実情

Webプロデューサーの残業時間はどれくらい?

Webプロデューサーの残業時間は、長いです。残業時間については求人票は当てになりません。たいていのところは残業時間を少なく見積もるためです。残業ゼロと書いていても、実際には「短いだけ」で「ゼロ」ではありません。

ただ、Webプロデューサーにおいては、「残業時間30時間」「残業時間40時間」と書かれている求人が多い傾向があります。

タイトルではその求人の良い点をアピールするものなのですが、月に30時間・40時間というのは、決して短い残業時間では無いでしょう。

これを「短い」と感じる人は、今いる職場の残業時間が異常に長いだけです。そういう人はWebプロデューサーになると「意外と楽だなあ」と感じるかもしれませんね。少々ずれましたが、30時間であっても求人でのアピールになるのです。

求人では多少盛っているということを考えれば、一ヶ月に40時間以上はあるものと考えたほうが良いでしょうね。毎日1時間から2時間程度の残業をするわけです。

30時間や40時間というのは月の平均ですから、多いときだと60時間というのもありえない話ではありません。

Webディレクターの残業時間はどれくらい?

Webディレクターも、Webプロデューサー同様残業が多いです。

Webの仕事には納期がありますし、さまざまな職種の人がそれぞれの作業を行っています。それらをまとめるということは大変なことです。成果物のチェックもやりつつ、会議にも出席にしなければなりません。

また、日本人特有の同調圧力に似たはたらきによって、プロデューサーが残業をしていると、ディレクターが先に帰りにくいという問題もあります。

上流工程にいる人が働いているのに、下流が先に帰るというのは、ひんしゅくを買ってしまうでしょう。そういうこともあり、WebディレクターはWebプロデューサーと同程度の残業時間となっています。

Webプロデューサーとディレクターの残業代の実情

Webプロデューサーに限ったことではなく、上流工程や役職についているサラリーマンというのは残業代がもらえないことが多いです。もちろん、企業によって異なるため一概には言えません。ただ、傾向としてそのようになっています。

役職者の場合は役職手当が付くかわりに残業代が出ないというような建前がありますが、Webプロデューサーにはそれが無いことも多いです。

内部で出世していくというシステムはさながら役職者ですが、ただ上流工程を勤めているだけで役職ではないと考えるところがほとんどなため、役職手当は付かない。さらに残業代も付きません。

デザイナーなども残業が多いですが、場合によっては下流工程を担当していたときよりも残業が増えるでしょう。仕事にはやりがいがありますが、残業や給料というテーマで見てみると、案外うまみが薄いと言えるかもしれませんね。

Webディレクターも、Webプロデューサー同様残業代が出ないことが多いです。上流工程は残業代が出にくいという全体の傾向もありますし、Web業界自体が残業代が出にくいという傾向がありますから、残業代が出ないのは、それら二つの理由によるものですね。

まとめ

WebプロデューサーもWebディレクターも、残業が多くて残業代が出にくい傾向があります。

ただ、それは全体の傾向であって、中には残業が少なく残業代が出るという企業もあるのです。

求人を探す時は、転職エージェントなどが独自に収集している職場の内部情報をもとに、応募するべき職場を見極めていくことがポイントになってくるでしょう。