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フロントエンジニアとして転職をする際、自己PR作りに頭を悩ませる人は多いでしょう。

フロントエンジニアにとっての自己PRというのは、自分自身にその能力があることを示すものです。経験者は比較的自己PRが作りやすいかもしれませんが、未経験者は技術や能力でなく、性格的適性を示さねばならないことになり、その分難しくなります。

フロントエンジニアの自己PRはどのようにして作ればいいのか、その方法を簡単に説明しましょう。

フロントエンジニアの自己PRの作り方・考え方

日々研究していることをアピールする

フロントエンジニアの仕事は、日々研究をすることが大切です。

どんな研究かというと、サイトのコードの研究。自分が過去に作ったサイトを見返したり、他人の作ったサイトのコードを見たり・・・。

サイトを見る際にコードを見る癖がついたということをアピールすれば、日々研究してよりよい仕事をすることができるというアピールになります。

経験者なら「自分が仕事をしているうちに、プライベートで訪れたサイトのコードを見るようになった」というエピソードが考えられるでしょうし、未経験者でもフロントエンジニアになるための努力としてどのようなことをしているのかということで、そういったアピールをすることができるでしょう。

多様な視点を持っていることをアピールする

フロントエンジニアには、多様な視点が必要です。まずひとつの視点はクリエイターとしての、作り手としての視点

もうひとつはクライアントの収益につながるように、ビジネス的な視点。さらにもうひとつ、忘れてはならないのが、ユーザー目線という視点です。

それら三つの視点のうち、どれかひとつでも欠ければ、フロントエンジニアの仕事は勤まりません。

クリエイターとして探求する心を持ち、ユーザーが使いやすいサイトを作ってクライアントの収益に繋げる。フロントエンジニアとして大切な視点です。ぜひアピールしておきたいところでしょう。

コミュニケーション能力や議論の力をアピールする

フロントエンジニアにはコミュニケーション能力が必要です。

クライアントとの打ち合わせや、ディレクターとの打ち合わせなどなど、打ち合わせの機会が多い仕事ですから、打ち合わせを円滑に進めるためにはコミュニケーション能力は不可欠になります。Web業界はチームワークですから、当然のことです。

さらには、より良いサイト作りをするためにディレクターなどと議論をすることも大切になります。前の職場でよく他人と議論をしていた話などをして、アイデアを高める努力をしていたというアピールをしてみるのも良いでしょう。

【例文】マークアップエンジニアの自己PR

未経験で将来フロントエンジニアを目指す場合

私は前職でマークアップエンジニアとして仕事をしておりました。

そこではより良いサイトを作るために、常に他のチームメイトと議論を交わし、その結果を受けて仕事に反映させたりしておりました。

近い将来フロントエンジニアとして働くにあたって、そういった「議論をし、アイデアを高める」という作業は大切だと考えており、私にはその能力が備わっていると感じています。

経験年数が長い場合

前職で5年ほどフロントエンジニアとして従事しておりました。

仕事をしていく中で気をつけていたのは、常にユーザーの視点に立って考えるということです。お客様と直接接することのないこの仕事において、常にユーザーのことを考えているのはとても大切だと考えております。

5年間の実務経験を通じて、私には多角的にサイト作りを考える力が備わっていると自負しております。

経験年数が浅い場合

私はまだフロントエンジニアとして勉強の最中です。

具体的にどのような勉強をしているのかというと、自分が作ったサイトを時間がたってから見直してみたり、プライベートで訪れたサイトのコードを見てみたりといった勉強です。

そうすることにより、自らの課題・改善点を見つけて仕事に反映させており、クライアントから高い評価をいただいております。