超高齢化社会が進む日本において、今後環境の整備が急務だと考えられているのが、介護・福祉分野ですね。

その現場で直接働き介護のスペシャリストとされているのが、介護スタッフやヘルパーさんで、高齢者の介護という問題に直接向き合っています。

今後はさらに高齢者が増えると予想されているので、介護スタッフやヘルパーの需要は高まっていくでしょう。

では介護スタッフやヘルパーは、無資格者であっても求人はあるのかという点や、給料・待遇の面について見ていきます。

介護スタッフ・ヘルパーの求人は安定している

高齢者の介護という難しい問題は、「大変だ」と騒ぐぐらいで多くの人が他人事と思っている風潮があります。

ところが、介護スタッフやヘルパーは、現実的な現場に直接携わっているため、現場の状況と社会の考え方との摩擦を常に感じており、危機感すら抱いている人もいるほど。

介護・福祉の現場は常に人手不足が深刻化しており、一人一人にかかる負担が非常に大きいものとなっていて、それが離職率を高めている要因に。

ですから介護スタッフやヘルパーの求人は常に安定しており、毎日のように追加されている状況です。

求人は安定していますが、今から介護の分野に携わりたいと思っている、無資格者でも求人があるのか気になりますよね?

以前までは介護福祉士や実務者研修といった、介護のプロを証明する資格を所有している人のみを採用する事業所が圧倒的多数でした。

ところが人手不足が深刻化していて、そんなことも言ってられなくなった現実もあり、最近では無資格・未経験者でも積極的に採用をする事業所も増えてきています。

求人に「未経験・無資格者でも歓迎」と書かれている事業所が多いので、介護のプロだけでなく未経験者にも就職のチャンスが眠っていると言えるでしょう。

介護スタッフ・ヘルパーの給料は年々上昇している

介護スタッフ・ヘルパーの離職率は20%を超えており、全職業の離職率の平均が5%前後という点を考えると飛び抜けて離職率が高い傾向が分かります。

この要因の一つに、仕事内容がハードの割には給料がそれに見合っていないという点が挙げられるのです。

介護・福祉の現場にやりがいを感じている人であっても、やはり給料がそれに見合わなければモチベーションが下がってしまうので、離職に繋がるのも無理はありません。

国はこの事態を重く受け止めており、介護・福祉の現場で直接働く人たちの労働環境の改善に着手し、少しずつですが前進しています。

その前進の成果もあり、介護スタッフ・ヘルパーとして働く人の給料は年々増加傾向にあるようです。

介護福祉士や実務者研修といったプロを証明する資格を持っている人は、給料に「資格手当」がプラスされるため、平均年収は350万円程度になります。

一方、無資格者の場合は事業所が初任者研修の取得をサポートしてくれる制度があるなど、スキルアップを支えてくれる環境も整いつつあるようです。

無資格者・未経験者の場合は、資格を持っている人よりもやはり給料は下がり、月給で15~17万円で、年収は300万円程度が相場となっています。

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介護スタッフ・ヘルパーの待遇は改善されてきた

介護スタッフ・ヘルパーの労働環境が深刻化している影響で、長時間労働や休日出勤、サービス残業などが問題になり、待遇が良いという状況では決してありませんでした。

しかし最近の介護・福祉の現場は事業所によって大きく異なりますが、全体的に見ると待遇の改善が見られるようになりました。

夜勤を極力減らし、土日は完全に休みにしながら残業も少なくするという改善を積極的に行っているのです。

そうして誕生したのが、パートやアルバイト・派遣などの非正規雇用での積極採用

今までは勤務がハードスケジュールだったこともあり、正社員として採用してフルタイムで働いてもらうのが一般的でした。

しかし労働時間の見直しなどを進めていき、労働時間の短縮をかかげ事業所として人材確保をしやすくする面からも、非正規雇用での募集を行うように多くの事業所が歩を進めたのです。

気になる時給は、900~1500円程度で、地域や事業所によって多少のバラつきはあります。

短い時間で働けることができれば、肉体的にも精神的にも多少はマシですよね?

介護スタッフ・ヘルパーの待遇は少しずつですが良くなっていると言えるでしょう。