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飲食店のホールスタッフ・サービススタッフ

飲食店のホールスタッフ・サービススタッフ
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仕事内容

飲食業界のホールスタッフやサービススタッフはどのような仕事なのでしょうか。

飲食店を利用した際、比較的目にするスタッフなので飲食業界未経験ではあっても何となくどのようなお仕事なのかは想像する事が出来るのではないでしょうか。

ですが、見えない部分での苦労もとても多いです。その当たりを掘り下げてみるとしましょう。

正しい接客マナーと衛生面への配慮が求められる仕事

基本的には接客と注文、そしてお客様に料理を運ぶ。こちらがメインになりますので、おそらく飲食店に入って目にした光景そのままのイメージでしょう。

ですが見えない部分でも注意しなければならない事は多いです。

例えばですが、言葉遣いには細心の注意を払わなければなりません。

もしもちょっとフランクな言葉遣いでもしてしまうと、気に入らないお客がそこでの接客応対をtwitter等、SNSに暴露して炎上しかねません。

また、料理を運ぶ際にも指がお皿に入ってしまったりですとか、お客のテーブルに料理をこぼしてしまったりとなるとお客としては良い気はしません。

つまり、言葉使いだけではなく衛生面にも気を付けなければなりません。

身だしなみはもちろんですが、お洒落では許されるような髭や染髪も、飲食店によっては禁止されています。ホールスタッフやサービススタッフではあっても、仕事中は髪型を指定する所もあります。

身だしなみに関する厳しい規定を設けているところも

ホールスタッフやサービススタッフの場合、お客と直接向き合う事になりますので、まずは身だしなみが求められます。

例えばコーヒーチェーンのドトールは身だしなみがとても厳しいです。バイトの髪の色にも規定があり、黒髪のみの所もありますが、スターバックスのように髪型・髪色共に「個性」として受け入れてくれるところもあります。

また、チェーン系列店の場合、直営店かチェーン店かによってもまた、微妙に規定が異なります。

クレームへの対応

これがとても辛い部分でもあるのですが、お客と直に接する仕事です。厨房であればお客に出す料理を作るものの、お客と喋る機会はめったにありません。

ですがホールスタッフやサービススタッフは常にお客と接する事になります。そのため、お客のクレーム等をすべて受け入れなければなりません。

料理に関しての文句も、厨房の責任ではあってもまずはホールスタッフが聞かなければなりません。場合によっては厨房とお客の板挟みになる事もあります。

覚えなければならない事も多い

メニューについて

お客からメニューについて質問を受ける事もあります。

どれくらいの時間でテーブルまで出てくるのか。どのような味なのか。質問された際、「知りません」では済みません。

しっかりと答えなければならないですから、当然覚えなければならないのですが、飲食店の場合、季節によってメニューが変わります。

追加されるメニューや消えるメニューもあります。それらをすべて把握しておかなければなりません。

特に多いのが、「あのメニューないの?」というものです。

メニューが変わった時に多いのですが、既にないメニューだとお客に伝えなければなりません。うっかり「あります」などと答えるとクレームの元になりますので、メニューはすべて把握しておかなければなりません。

端末の操作

特に飲食チェーン店では近年は注文は手書きではなく、注文の伝達ミスを防ぐために端末で行いますので端末の操作も行えるようにならなければなりませんし、レジ操作も仕事です。

レジ操作も近年ではクレジットカードが使える所もあれば、電子マネーでの支払いも可能だったり、独自のポイントカードや会員であれば割引になったりなど、とにかく覚えなければならない事が多いです。

駐車場のある飲食店であればお会計の値段によって駐車場の割引額が変わる事もあります。

これらすべて把握しなければならないのです。

一見簡単そうに見える飲食店の接客ですが、言葉遣い、身だしなみ、そして何より覚えなければならない数々の事。慣れるまではいろいろと神経を使う事になるでしょう。