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調理師・シェフ・パティシエ

調理師・シェフ・パティシエ
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給料・待遇

調理師やシェフ、パティシエの給料はどれくらいなのか気になっている人も多いのではないでしょうか。

実際の所どれくらいもらっているのかを掘り下げてみるとしましょう。

調理師の年収

調理師の平均年収は厚生労働省の統計調査によると337万円です。

求人状況を見ても、そのくらいのラインといった所でしょうか。

牛たん料理で知られている「株式会社ねぎしフードサービス」の求人を見ても月給は250,000円前後で募集されていますので、ほぼ平均年収程度になります。

ですが、調理師の場合、ここから自分で開業する事も可能です。

雇われの身からいずれは自分のお店を持ちたいと考え、修行のつもりで調理師として頑張っている人も多いです。

そのため、開業して自分自身がオーナーとなった場合、年収は人気等によって変動してくるでしょうね。

シェフの年収

シェフの平均年収は330万円程です。

調理師とそう変わるものではありませんが、こちらもまた、調理師同様自分自身で道を切り開く事が出来ます。

例えばシェフと言えば最近テレビにも出ている川越達也さんは、自身のお店の年商はおよそ9,000万円で、家賃65万円のマンションに住んでいるとか。

当然月収にすれば65万円以上はありますので、住むのに精一杯だったとしても年収計算すれば800万円近くはある事になります。

平均年収の倍以上ありますが、川越達也さんがシェフの世界で一番稼いでいる訳ではありません。

一流のお店、五ツ星店などで修行していずれは自分自身のお店を持ちたいと考えている人も多いのですが、先の話同様自分自身のお店を持てば実力・人気によって大きく変動してきます。

パティシエの年収

パティシエの平均年収は311万円です。平均月収は23万円、平均年齢は39.4歳。

パティシエの面白い所は男性平均年収は368万円なのですが、女性の平均年収は243万円とかなり差が出ています。

女性の場合、補助的なパティシエが多いからとという点もあるでしょう。

名古屋証券二部に上場している企業の「覚王山カフェ Ji.Coo.」の募集案件をみると大卒で月給20万円、短大で17万円、高卒・中卒で15万円からでそこから手当が付く形となっています。

パティシエもまた、将来的には自分のお店を持ちたいと思っている人が多いため、雇われている段階では修行と捉え、
賃金云々ではなく将来の自分のためにと頑張っている人が多いです。

そして自分のお店を開業すると、売り上げによって自分のお給料も変わってきます。

チェーン系飲食店の場合

チェーン系飲食店の場合、少々事情が異なります。

例えば「餃子の王将」の話ですが、まずは調理師として現場店舗で働いた後、本部に入って戦略を練るなどするようです。

これは餃子の王将だけではなく、店長候補として入社した際、現場の事を知るための一環として調理師として働かせるケースも多いです。

そこからマネージャー、エリアマネージャー、本部といった形で階段を登る人もいます。

調理師・シェフ・パティシエとして給料アップするためには

調理師やシェフなど、料理を作る人間が給料アップとなるパターンとしては勤続年数や調理長に出世するパターンが大半です。

所属しているお店の売り上げももちろん指標ではあるのですが、直接反映されるケースはあまりないようです。

そのため、給料を上げたいと思ったら、料理長になるか、あるいは独立して自分のお店を持つか、はたまた経験を活かしてより給料の良い所に転職するか、という選択肢になります。

調理師やシェフ、パティシエに共通しているのは、雇われている立場と自分が「長」になっている場合とではまったく給与体系が異なるという点です。

自分がオーナーや店長となってお店を出して人気店ともなれば、雇われていた時とは比べものにならない程の給料となりますが、独立すれば必ずしも成功する訳ではありませんので、転職して給与の高いグレードの高い料理店にと考える調理師も多いようです。