[PR]
調理師･シェフ･パティシエ
×
求人･転職
調理師やシェフに転職したいと考えている人もいると思いますが、求人状況や転職活動のポイントを見てみるとしましょう。
調理師免許の必要性
調理師やシェフになるのであれば調理師免許が絶対に必要なのではないかと考えている人も多いのですが、実は必須という訳ではありません。
自分でお店を開業する場合であっても実は開業する事が出来ます。
では調理師免許を取得するとどのようなメリットがあるのかと言えば、「調理師を名乗ってよい」という点であって、名乗らなければ良いだけで料理をお客に提供する事は出来ます。
転職のために調理師免許をと考える人もいるかもしれませんが、調理師やシェフの世界では調理師免許よりも何よりも経験が問われます。
また、ホテルチェーンとして知られている「ドーミーインチェーン」の募集を見ても「簡単な調理経験のある方優遇」とは明記されているものの、調理師免許の有無には触れられていないのです。
つまり、調理師になりたいだけであれば調理師免許は必要ありません。
お店の中でお客に「調理師です」と名乗りたいのであれば必要ですが、実はそこまで求められている資格ではありません。
求められているのは経験
先にも少し触れましたが、とにかく求められているのは経験です。他の業界ですと、転職に当たっては「やる気があれば十分」といったように、業界未経験であっても積極的に採用してくれます。
ですが調理の世界となるとやはり経験が求められます。
読んで覚えてだけではどうしても料理の腕は上達しませんし、自分で料理が好きだと言っても経験していなければ働く事がなかなか出来ません。
そのため、本気で調理師やシェフ、パティシエの世界の門を叩きたいのであれば、まずは調理師補助から入る人も多いようです。
一方では、業界内での転職はとても多いようです。
経験があるからこそ、自分自身をより高く買ってくれる所で働きたいと考える料理人も多いようです。
調理師からさらにその上のポジションに
調理師として求人を募集しているものの、いずれは店舗運営そのものまで行ってもらいたいという求人もあります。
例えば、「株式会社本家さぬきや」やとんかつで知られている「株式会社矢場とん」など、このような形式で求人を募集している所は多いです。
まずはフロアや調理師業務からスタートしてもらい、どのような仕事なのかを理解してもらい、やがては会社の幹部候補生として活躍してもらいたい。
このような求人を出している所も多いのですが、そのような会社でもやはり飲食業界経験を持っている人間を対象にしたものが多いです。
経験の有無で転職状況が大きく異なる
これらの事からも分かるように、飲食業界での経験がある場合、転職はそこまで難しい事ではありません。反面、飲食業界経験がないものの、調理師になりたいと言って調理師免許だけ取得してもなかなか難しいです。
飲食業界、特に調理師となると衛生面の管理がとても大切ですし、お客に出すのですから「失敗しました」「やり直します」が通用しないケースもあります。
それらの事を本当の意味で理解するためには、やはり業界での経験が求められるのでしょう。そのため、業界経験者であれば転職先は多々ありますが、業界未経験となると難しいのが実情です。
先にもお話しましたが、いきなり調理師として働くのではなく、調理補助から飲食業界に入るのが現実的です。
調理師、シェフ、パティシエ。
これらの世界に飛び込みたいのであれば経験を積まなければならないのが実情です。
経験を積むためにはどうすれば良いのかと言えば、補助ですとか、あるいは業界未経験でも可能な所を探すしかありません。
ですが、経験を積む事によって転職先が一気に増えます。その点では潰しの効かない業種とも言えますね。
