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私は20代後半の女性です。

5年前の新卒当時の業種は、イベント業界での営業・制作職でした。

具体的には、法人のお客様には、運動会などの福利厚生イベントを提案したり、商業的なファッションイベントの運営などを行い、1年半ほど勤務していました。当時、24歳でした。

転職後は、大学生向けの就職活動支援に関するイベントの企画や広報、運営と、企業の採用のサポートの仕事に就きました。

転職を決めた理由

転職理由は、ポジティブな理由とネガティブな理由に分かれます。

ポジティブな理由は…

1.企画職を経験したかった
営業・制作の仕事では、大体の案件が既に企画内容が固まっているものでした。そのため、企画から携わり、自身のアイディアを出しやすい環境で働きたいと考えていました。

2.留学経験を活かせる仕事がしたかった
大学生の頃、英語圏での留学経験があったので、国際的なイベントを開催している企業で働きたいと考えていました。海外で駐在というよりは、出張などで海外に出るチャンスがあればいいなと思っていました。

ネガティブな理由は…

1.プライベートの時間が欲しかった
イベント制作業界では当たり前なのですが、早朝から深夜労働、2日徹夜、会社宿泊などは当たり前でした。

20連勤なんてこともありました。そんな生活にも辟易し、お恥ずかしながら洗濯や掃除もままならない状態になってしまったからです。

転職する時には、この「時間的拘束の緩和」を最重要ポイントにおいて活動することとなりました。

2.拘束時間が長い割にはお給料が少なかった
毎月40時間のみなし残業代込のお給料になっていました。

もちろん40時間の残業なんて1週間で使い切ってしまいます。それ以降の残業代はでたりでなかったりと、結構グレーゾーンだったので、会社への不信感が募っていました。

当時はまだ20代前半、「若いうちに、正当な権利を求めて転職しなければ!!」と思ったのが転職のきっかけでした。

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転職活動のスタートから入職までの流れ

初めての転職、しかも新卒から1年とちょっとしか働いていないという状態だったので、転職について右も左も分からなかった私は、口コミサイトを読み、「転職エージェントは複数社登録したほうが良い」ということと、「エージェントは大手と業界に特化したところ、両方に登録するべきだ」ということを知りました。

実際に3社登録したのですが、私は結局、パーソルキャリアのDODAのスカウト機能から、転職先を見つけ出し、とんとん拍子に転職することが出来ました。

3社のエージェントを利用した際のそれぞれの活動内容を書かせていただきます。

リクナビNEXT(リクルート)

とりあえず転職といえばここ!というイメージで登録しました。すぐに面談予約の連絡をいただき、1時間ほどの面談をしていただきました。

内容は、サービスの詳細(開始から3か月を目途にサービスは終了するということ)や、転職理由、志望業界についてでした。
  
さすがリクルート社と思ったのは、カウンセラーの方のレベルが高かったことです。転職にあたって大事にしたいことは何か、ということが明確になったのは、この面談のおかげだったと思っています。

ここで明確にした転職軸は、この3つになりました。優先順位順になっています。

①労働条件(時間・給料)の向上
②企画からイベントに携わることが出来る
③留学経験を活かすことが出来る

実際に案件を10件ほど紹介いただいたのですが、ピンとくるものがなく(制作職よりのものが多かった)、応募には至りませんでした。練習でもいいので受けてみれば良いのでは?というアドバイスもいただきました。

DODA(パーソルキャリア)

職務経歴書を登録してから数日後、スカウトメールが届きました。内容は、前職でも関わりのあった人材業界。

しかも、イベント企画職の担当者の募集です。この企業は、海外でのイベントもやっており、私の希望条件にマッチしていました。転職活動1社目でしたので、本気度50パーセント、練習50パーセントくらいの割合で受けることにしました。

まず、書類はエージェントの担当者の方が通してくださり、その後内定までに3回の面接がありました。担当者の方には「面接指導」をしていただきました。なにせ忙しかったので、1回もDODAの方にお会いすることはなく、すべて電話・メールでのやりとりになりました。

この電話での面接指導がとても良く、フィードバックをいただけたことで、面接もクリアできたと感じています。

具体的には、企業の営業担当の方が、その企業がしそうな質問をこれまでの経験から予測し、あらかじめ教えてくれます。それに対する回答を、まずはメールでお送りしておき、それを見ながら電話で指導する、というスタイルでした。

指導時間は40分ほどで、1回でした。個人担当と法人担当、どちらも感じが良く、いい方々でした。

A社(名前を失念してしまいました)

イベント業界に特化したエージェントということで登録しました。ここでも面談を受けましたが、リクルート同様、自分の転職軸を固めることにとても役立ったと考えています。

紹介いただいた案件は、DODAからの選考がうまく進んだこともあり、1社も受けることはありませんでした。担当の方はとても親身で良かったです。

転職をして変わったこと・思ったこと

転職をして良かったです。ネガティブな理由、ポジティブな理由がありましたが、すべて本心でしたので、運よくすべてを叶えることが出来ました。

年収は200万円近く上がりましたし、拘束時間はそこそこ長かったですが、徹夜はまずないです。連勤も、1週間くらいはありますが、20日なんてことはありません。

希望していた海外のイベント担当者にもならせていただき、何より企画職ということで社内で1つのイベントを0から創りあげていくことにやりがいを感じました。

最初は、「1年半なんかで転職してもいいのか」とか、「3年は我慢するべきなのでは?耐性がないのだろうか…」などと悩みましたが、思い切って行動して良かったと心から思います。