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経営企画 × 求人・転職

経営企画職の求人・転職動向

近年は金融危機や東日本大震災の影響などもあって、企業の事業展開も停滞しているところがありました。

それを乗り越え再び企業活動が活発になってきつつある中で、変化していく環境にも対応しながら自社の将来的な経営戦略について決定していく経営企画職への需要が高まる傾向にあります。

経営企画職を募集する求人の数自体は多い状況が続いていて、その中でもやはり一定以上の規模を持つ組織となっている企業で人材が活発に必要とされています。

従業員数で100人を上回っているような会社ですと専門の経営企画部や経営企画室へ配属されるケースが多く、そのほか社長室付といった肩書になることもあります。

経営企画職のスタッフのニーズが高い仕事としては…

●新規事業…総じて身動きがとりにくい状況にあるマーケットの中で拡大成長段階にある市場への進出を目指すにあたり、業界と職種での経験があって30代から40代といった世代の人材が必要とされています。

●海外進出…事業を海外にも広げていこうという局面で職種経験とともに英語力や海外での事業にかかわったキャリアもある人材が重宝されていて、採用にあたってはTOEICで一定以上のスコアを必須条件としている企業も増えています。

今後の展望と将来性

ビジネスチャンスを逃すまいとする企業の行動にはよりスピードが要求されるようになってきていて、拡大戦略を可能な限りすみやかに形とする経営企画職の重要性は一層増しています。

成長の途上にある職場で働いてキャリアを積むというチャンスも多々ありますから、職場の規模を問わないということであればチャレンジすることのできる場は将来的にも十分にあります。

経営企画職の求人の選び方

職種としての経験がない場合

企業それぞれで当然事業展開には違いがありますから経営企画職のスタッフに求められるものも異なり、求人元で欲しているものを持っているかどうかということが採用のカギとなります。

業務上で多種多様な数字を扱うことは基本項として共通しているため経理系の職種経験があればある程度の評価につながるほか、会社ごとの事業と関係する仕事にたずさわったキャリアもアピールポイントになります。

具体的な事業展開を読み取る

会社の経営方針にかかわるところも多い経営企画職の仕事では、社外秘の重要な機密にかかわるところも多くあります。

希望する応募先があれば企業としての動向もさかのぼって追いかけ、今後の予測される動きに自分の力を活かすことのできる余地があるかといったことも考えなければなりません。

経営企画職が活躍する企業の拡大戦略例

●M&A…自社でゼロから新事業を開拓するよりもすでにノウハウを持っている他社とのM&Aは有効な拡大戦略となっていて、強力に推し進めていくことのできる人材が求められています。

●株式上場…時間をかけず短い期間の中で効率的に株式上場しようと準備している企業において、上場企業で上場にかかわった経験を持つ人材が求められています。

経営企画職として採用されるためのポイント

面接や採用試験ではここを見られる

経営企画職に従事するスタッフは自社のトップからも近い距離で信頼のもと仕事をすることになり、会社の将来にも大きな影響を及ぼし得ます。

そのため選考においては既存の事業について正確に今後を見通しながらさらに成長させることのできる緻密さや堅実さ、一方であらたな発想を生み出すことのできるオリジナリティなどもアピールしなければなりません。

採用につながるスキル

●財務・会計に関するスキル
経営企画職として今後の方針を考える上では決算書をもとに問題点や強化していくポイントを分析しなければならず、財務分析力が必要とされます。

また経営陣にとって役立つ会計情報を提供する必要があり、管理会計に関するスキルも仕事をしやすくします。

●表現に関するスキル
立案した経営企画は自社のトップから承認されてはじめて実行へ移されることになり、会議などの場でプレゼンテーション力が試されます。

そのほかにも情報収集にあたって多くの人と相対する場面もあり、もちろん上層部と折衝する機会も多いことからコミュニケーションスキルは必須のものとなります。