グループホーム
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求人傾向と対策

介護が必要になった高齢者が、安心して生活をしていくためにはどうするべきか、日本が他の国に先駆けて取り組んでいる難題です。

今までに前例のない状況に陥っている訳ですから、試行錯誤を繰り返しながら最善の手段を構築中といったところでしょうか。

介護が必要だが比較的軽度で、日常生活をなるべく自分の手で行うことを前提にした施設が、「グループホーム」と呼ばれる場所です。

グループホームで働きたいと思っているなら、売り手市場になってる今がチャンスです。グループホームの特徴や求人実態を知り、今後に活かせる情報を紹介します。

グループホームとは

グループホームとは、痴呆症の症状が見られ、自立して生活するのが困難だと判断された高齢者が、24時間体制で常駐するスタッフからの援助を受けて他の高齢者と共同生活をする福祉施設です。

グループホームでは、1人で生活するのではなく1ユニット5~9人というグループで生活するという点が最大の特徴と言えるでしょう。

介護分野では、認知症を患った高齢者が共同で暮らす施設のため、「認知症対応型老人共同生活援助事業」と呼ばれており、自宅の環境に近い状態で入居者の能力を見極めながら生活をしていきます。

共同生活で自分ができる分野は積極的に行うことができ、例えば料理や掃除、洗濯などを自らするため自立心を維持したまま生活を送れる魅力もあるのです。

認知症を患った高齢者が、まず最初に候補として挙げられる施設なので、グループホームという言葉を耳にしたことがある人も多いのではないでしょうか?

グループホームに入居するためには、「要支援2」か「要介護1」以上の認定を受けている必要があり、原則として65歳以上が対象です。

入居期間は原則的に終身ですので、家族の心身面の負担を考えるならば非常に有り難い施設と言えるだけあり、常に満室状態で圧倒的に施設が足りていない状況が続いています。

グループホーム職員の求人傾向

グループホーム職員の求人傾向を見てみると、比較的若い年齢の方が働いています。

施設や地域によってかなりバラつきがありますが、就業平均年齢は40歳前後とされているようです。

グループホームの施設そのものを増やそうという動きがあるため、人手は慢性的に不足していますから、求人の数は特別な過疎地域を除いては安定的にあります。

十分な売り手市場なので、介護関係の仕事を探しているなら今が狙い目と言えるでしょう。

介護関連の資格の有無

グループホームの職員になりたいなら、資格があったほうが良いのではないかと疑問に思いますよね?

人手不足が続いているので、募集している施設によっては無資格者でも歓迎してくれるところもありますが、その数はとても少ないのが現状です。

ホームヘルパーや介護福祉士などの資格を持っていることが前提になっていると思って、求人を探してみるほうが効率が良いかもしれません。

また、資格を有していたほうが待遇面で優遇される企業が多いので、いずれにしてもグループホームで働くならば資格の取得は目指しておきたいところです。

グループホームの求人選びのポイント

グループホーム職員は24時間体制で常駐しているため、昼勤や夜勤などがもありますし残業時間も長くなりがちです。

しかし大規模老人ホームとは違い、1ユニット最大9人で、2ユニットが生活する施設がほとんどのため、不測の事態はあまり発生しません。

そこでグループホームの求人を見るときのポイントは、残業があるか、ないかという点です。

求人募集の欄には長所しか書かないので、実際に働いてみてガッカリすることも少なくないでしょう。長所しか書いていないと認識した上で求人票をよく読み、勤め先を選ぶクセを身につけてください。

そして残業があるか、ないかをハッキリと書いていない施設は「怪しいかも・・・」と思う気持ちが重要です。介護職はどうしても残業が発生してしまうものですが、そこを正直に書けないのは、「書くとマイナスになる」と分かっているからです。

もちろん残業あるなしだけが選考基準ではありませんが、グループホームの求人を見る場合には重要視してください。