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会社へ行きたくないと思っている人は、案外多いです。もしかしたら、自分だけと思っている人もいるかもしれません。しかし、ほかの人も案外同じことを思っているもので、本当の気持ちを隠しているだけなのです。

会社へ行くのが怖くなる理由としては、「上司からパワハラをされる」あるいは、「同僚によるイジメ」など、色々な理由があるでしょう。

会社を辞めたら自分は負け組…と卑屈的な考えになっている人は、今すぐ改善した方が良いです。

しかも、厚生労働省の平成25年3月卒業者の資料によると、大卒の新卒すら3割以上離職しているというデータもあるため、退職することをためらう必要もないでしょう。

今回は、転職するまでのプロセスを詳しく紹介させていただきますので、参考にしてみてください。

「会社に行くのが怖い…」その気持ちが2週間続いたら危険信号!?

何カ月間も、会社に行く恐怖心と闘いながら、日々仕事と向き合っている人もいるでしょう。しかし、それでは手遅れになる場合も多いです。

症状が悪化しすぎることで、転職活動を行おうと思っても、元気ある姿をアピールできないため、なかなか内定をもらいづらくなります。

そのため、2週間続くようであれば、転職活動を開始した方が良いでしょう。ここでは、我慢しすぎることで起きてしまう症状について、紹介させていただきます。

精神的な不安により、軽くテンパる

会社へ行くのが怖いと思った際に、よく出てくる症状が軽くテンパることです。

これは、「周囲の人に弱い自分を見せないようにしよう」とか、「上司に怒られないようにしよう」と考えすぎるあまり、日頃のペースで仕事をすることも難しくなるのです。

そのため、仕事のリズムが狂いやすくなるため、テンパることが何度も起きてしまうのです。

特に、「簡単な仕事内容にも関わらず、ミスを何度も起こしてしまう」あるいは、「今までできていた仕事が急にできなくなった」という人は、これに当てはまる可能性が極めて高いでしょう。

会社の目の前に行くと、拒絶反応が出だす

最初は、嫌な気持ちを抑えて会社へ行っていた人でも、次第に会社へ行くのも嫌な気持ちに。

私も過去にあったのですが、会社の最寄り駅で電車から降りず、そのままスルーして、仕事を休んだこともあります。電車の中から会社を見ただけで、行く気が失せてしまうのです。

初めは、会社の最寄り駅付近で、会社へ行きたくないと思っていた人も、時が経過するにつれて、家の最寄り駅付近で症状が出るようになり、最終的には、家から一歩も出たくなくなってしまいます。

涙や汗など分泌物がたくさん出る

拒絶反応を我慢してまでも、会社に行っていた人は、ますます精神が不安定になります。

その結果、突然「脂汗」が出たり、「」が流れることもあるのです。この症状まで行くと、精神的に相当病んでいる状態で、もう一歩進むと、限界に達する可能性が高くなるでしょう。

不安定な精神によって、肉体的病気を引き起こす

脂汗や涙が出ても、我慢し続けた人は、ひどい場合、肉体的な病気へと進行します。

例えば、腹痛や胃痛、高血圧など、様々な病気の原因になる場合もあるのです。さらに、ストレスをずっと溜めることによって、がん細胞も増えやすくなるとも言われています。

最悪、自分の身体をボロボロにしてしまい、入院してしまうケースもあるでしょう。

病気を回避し、自分の身体を守るための方法として最適なのが「転職」です。ただ、転職活動を1人で行おうと思っても、大きな負担がのしかかってきます。

そのため、相談できる相手を見つけることも大事になってくるでしょう。次の章で簡単に紹介させていただきます。

会社が怖くて行きたくないときは誰に相談をしたらいいの?

親友

まず初めに相談すべきは、「親友」です。やはり、転職活動をするにしても、精神的な不安を取り除いてから始めなければ、話になりません。

そこで、あなたが昔から信頼している友人に、相談をしてみてください。不安に思っていることや、自分のココロに溜めていることを、全て話してみると良いでしょう。

特に、人材会社や人事部で働いている友人だと、同時に転職の情報もGETできる確率が高く最高です。

ただし、会社の同僚などには、絶対に話すのは辞めた方が良いでしょう。相談に乗ってくれるフリをして、実際、ほかの人に言ったり、あなたを蹴落とすために、さらにあなたを不安にさせる言葉を言ってくる場合もあります。

私も、実際、同期に上司の愚痴などを話していたら、本人にチクられたケースもあり、散々な目に遭いました。会社の人間ほど、信用できない人間はいないと念じておきましょう。

ハローワーク

転職を考えている場合には、「ハローワーク」へ相談することも重要です。ここでは、退職後にどういう流れで手順を踏めばよいか?を聞くことで、あなたを安心できるでしょう。

心理カウンセラー

誰にも、知られたくないのであれば、「心理カウンセラー」に相談するのもおすすめです。あなた自身が悩みを打ち明けることで、実際にどういう風にアクションを起こしていけばよいか。などアドバイスをしてくれます。

ただ、なかには無資格で行っている人もいるため、その人が本当に資格を持っているのか確認したうえで、申し込むのが良いでしょう。

精神科

最近では、都心を中心に「精神科」が増えています。ここへ行くことで、精神科の先生から適正なアドバイスをもらえると同時に、症状によっては、薬を処方してもらうことができます。

そのため、仕事へ行くのが怖いせいで、体調が優れないという人にとっては、おすすめの場所です。

転職エージェント

最後に絶対、相談すべき場所は「転職エージェント」です。あなたが、現在働いている会社がどういう場所で、何が原因で会社へ行きたくないのか?と気持ちの部分を話しましょう。

すると、転職先で同じ失敗をしないような会社を紹介してくれる可能性が高まります。最低でも3つ~5つは登録しておくと良いでしょう。

転職先を考えるときに整理しておきたいポイント

仕事へ行きたくないのを、我慢しすぎるのは良くないですが、転職先を決めずに退職するのも問題です。なぜ退職前に転職すべきかを踏まえながら紹介させていただきます。

仕事が怖くなった人が次の職場に求める条件とは?

そもそも、仕事が怖くなった人は、自分が「追い込まれた」という気持ちになっている人が多いです。そのため、営業職など売上実績を自分で作らなければならない会社は控えた方が良いでしょう。数字として結果が出ないと、上司から追い込まれていき、転職先でも仕事へ行きたくないと思ってしまう可能性が高いためです。

さらに、接客業のような、人と接する仕事をするのも、危険だと言えるでしょう。上司の言い分とお客様の言い分と、両方聞かなければならないため、板挟みにされ、精神的に追い込まれていく可能性大です。

また、サービス残業が多そうなシステムエンジニアなどもおすすめできません。連日連夜、終電帰りということも予想されます。

ただ、どうしてもこういう会社は多いです。そこで、私であれば、社内に医務室があり、気軽に相談できる人がいる。あるいは、1人に責任を負わせることなく、数人で協力していく風潮の会社で働くのが良いと感じます。

そうすることで、仕事に対する悩みを発散しやすくなりますし、1人あたりの負担も偏らない可能性が高いためおすすめです。

失業給付だけでは、生活が厳しくなる場合が多い

在籍中に、雇用保険を支払っていた人には、退職後、失業給付が支給されます。例えば、リストラなど、会社都合で退職した場合は、ハローワークへ行って申請後2週間前後で支給開始されます。

しかし、自己都合で退職した場合というのは、失業給付をもらえるまで、申請後「3カ月」もかかってしまうのです。つまり、それまでの間、貯金を使うか、働くかしかないため、蓄えが少ない人にとっては、とても厳しくなるのです。

また、実際に失業給付をもらえたとしても、直近半年間の給料平均額の55%~80%の間と決まっています。そのため、低所得で働いていた人にとっては、失業給付をもらったとしても、生活は厳しいです。

さらに、失業給付をもらっている最中に、アルバイトなどをしてしまうと、最悪失業給付額が0となる場合もあるため、今の会社で働きながら、給料をもらった方が楽だと言えるのです。

心の余裕

会社へ行きたくないと思ってしまう人は、やはりココロに余裕を持っていない人も多いです。仮に、退職後に、転職活動をしてしまうと、貯金がどんどん減っていくにつれて、焦りやいら立ちも出やすくなります。

その表情が、採用担当者へ伝わることで、さらに内定をもらいにくくなるため、どんどん悪循環に陥ってしまうのです。

そうならないためにも、退職前から、転職エージェントと綿密な打ち合わせを行い、1日でも早く、転職先が決まるように、準備をすることが重要になるでしょう。

まとめ

会社を辞めたくても、無理に、自分が働いている企業のメリットの部分ばかりを見て、長年、働こうと思っている人は、最終的に、痛い目を見るかもしれません。

いくら、大企業であっても、リストラもあれば、減給もあるかもしれないため、我慢して働くメリットは、そんなにないと思います。

あなた自身が、本当に人生を変えたいのであれば、我慢し続けず、転職することも一つの手だと思いますよ。