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ネットワークプログラマー
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求人・転職
ネットワークプログラマーの求人傾向
ネットワークプログラマーは、ネットワークプログラマーとして求人が出ることは稀です。ほとんどの企業が、ゲームプログラマーとひとまとめにして募集をしています。
任天堂やスクウェアエニックスなどの大企業になれば、欠員が出た際にネットワークプログラマーを募集していることもありますが、それも稀です。気になるという人は、こまめに採用ページをチェックしてみると良いでしょう。
ゲームプログラマーとして求人が出ており、その中からネットワーク関係のプログラミングをする仕事に就くというルートが一般的です。ゲームプログラマーの求人であれば、比較的多く見つかるので、転職活動もしやすいでしょう。
ネットワークプログラマーになるための転職活動のポイント
業界未経験でも、職業経験があれば良い
ネットワークプログラマーは、ゲーム業界でのプログラミング経験が求められることは、ほとんどありません。
大切なのは「ネットワークプログラミングができる」ということですから、ゲーム業界経験よりも、ネットワーク関係のプログラマーとしての職業経験が求められます。
プロトコル実装経験など、ユーザーとサーバーの間でのデータ通信制御をするプログラミングができる人材というのは、意外と多くありません。これはゲーム業界もそうですが、どこの業界でも同じ状況になっているようです。
ネットワークとプログラミングというと、切っても切り離せないほどの密接な関係にありそうに思えるのですが、ネットワーク環境・制御が好きなプログラマーは、少ないのです。
そのため、ネットワーク関係のプログラミングを仕事として行ったことがあるという人材は貴重となっています。
ゲーム業界では、職業経験が求められますが、ほかの業界では未経験可能というところも多いです。人材不足に悩まされているのは、どこも同じなので、比較的転職がしやすくなっています。
まずはほかの業界で業務経験を積んでから、ネットワークプログラマーとして転職しましょう。そうすれば、大企業に転職をすることもそう難しいことではありません。
大企業はネット専門、中小企業はネット兼業
ネットワークプログラマーという職業は、実は中小企業ではあまり見られません。
ネットワークプログラマーは、ゲームプログラマーという職業のうちのひとつです。ゲームプログラマーの中でもネットワーク環境構築・ネットワーク通信制御担当ということになっています。分業体制が整っているからこその、専門職というわけです。
こういった細かい分業体制というのは、大企業の特権のようなものになっています。ゲーム業界は、人材が大企業に集中しており、中小企業ではあまり多くの人材を抱えることができません。
そのため、大企業は細かい分業体制を敷くことができるが、中小企業はあまり細かく分業することができないという状況になっています。
大企業で働くことになれば、ネットワーク専門の人材としてプログラミングをすることになりますが、中小企業だとネットワークを中心として、ほかの分野のプログラミングまですることになるのです。
どちらが良いというのは、一概には言えません。幅広く学べるということでは、中小企業でネットワークを中心として幅広い分野のプログラミングをするほうが良いという人もいるでしょう。
そこは、自分がどちらに魅力を感じるかということで決めると良いですね。
未経験者がいきなり転職することは不可能に近い
ネットワークプログラマーとして求人を出しているところの募集要項を見てみると、ネットワークプログラミングすらしたことのない全くの未経験者が転職することは、不可能に近いことがわかります。
ほとんどのところが、「プロトコル実装経験者」といったように、ネットワーク関係のプログラミングの中でも特にゲーム作成に必要な分野の業務経験があることを、条件としているのです。
そのため、全くの未経験者が、いきなりゲーム業界のネットワークプログラマーとして転職をすることは不可能に近いです。
つまり、ゲーム業界にネットワークプログラマーとして入るなら、まずはネットワーク関係のプログラミング経験を積まなければならないということです。