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ファションデザイナー
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給料・待遇
ファションデザイナーの給料情報
アパレル・ファッション分野で仕事をしているデザイナーが得ている平均年収は、およそ400万円という水準になっています。
企業で勤務している場合ですと300万円前後の年収からスタートし、キャリアを重ねることによって40歳前後になれば500万円ほどにまで増加していきます。
アパレル・ファッション業界においてデザイナーに支給されている月給は、平均するとおよそ30万円となっています。
同じファッション関係の職種で比較すると、クリエイティブ職ということもあって月収は高額な部類に入っています。
アパレル・ファッション関係の企業では1年に2回、夏季と冬季の賞与を支給しているケースが一般的です。
デザイナーへ出されている金額は平均で1年間につきおよそ43万円となっていて基本給にすると2ヶ月分としている職場が多い中、一部では4ヶ月分以上の金額を設定している場合もあります。
また業績が良い企業ですと、通常の賞与だけでなく別途で決算賞与を支給している事例もあります。
近年はアパレル・ファッションアイテムを大量に生産している企業において、契約社員というかたちでデザイナーを雇用している例も増えてきています。
契約社員の給与は時給制としている場合が多く、約1,700円の平均時給で労働時間は1ヶ月につき平均して175時間となっています。
ファションデザイナーの収入と働き方の違い
アパレル・ファッションデザイナーとして働いていくにあたり、将来的には独立して自分のブランドを持ちたいといったように志すことは自然です。
ただそこで収入のことを忘れてはならず、独立したとしても金銭的に成り立たなければ仕事を続けていくことはできません。
アパレル・ファッション関係の企業それぞれで給与規程を定めていて、それにもとづく収入が得られることになります。
デザイナーとして爆発的な収入の金額になるということはありませんが、働いている限りボーナスも含めて安定して給料が支給されることには安心感があります。
アパレル・ファッション業界で独立してフリーランスとして仕事をしているデザイナーについては、大きく成功すれば収入が数億円になるといった可能性もあり得ます。
しかしながらその一方で失敗があると赤字になってしまうリスクもあり、将来も約束されるわけではなく収入面は不安定で常に心配がついて回ることにもなります。
収入面から見たファションデザイナーのステップアップ例
アパレル・ファッション企業にデザイナーとして就職するにあたり、初年度の年収は250万円程度となるように設定されている場合が一般的です。
新卒からの入社ですと実績がありませんからまずはスキルを磨くための大事な時期にあたり、まずは一人前に仕事をこなすことができるよう努力しなければなりません。
転職者であれば実務経験を加味して基本給への加算がなされるほか、早い段階のうちに成果を出すことで昇給のスピードも早くなっています。
アパレル・ファッションデザイナーとしての経験を重ねて各種のスキルが伸びていき部署内で一人立ちした戦力として計算されるようになると、おのずと昇給によって収入の金額もアップしていきます。
具体的な金額については年に350万円前後まで伸びていきますが、役職がつくようなポジションへ昇進するまでにはさらに総合的な能力を身につける必要もあります。
アパレル・ファッションデザイナーとしてのキャリアが10年に達するようなベテランとなるころには、年収も500万円以上の水準になります。
役付きのデザイナーともなれば企画のほか部署内の管理なども担当することになり、各種の手当が加算されます。