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求職活動に際しては応募書類から面接での対応に至るまで、志望動機というものが重要視されています。
その内容によって、求人元で応募者に対する人物評価が決まるといっても過言ではありません。
企業側では志望動機から自社のことをどれだけ理解しているのか、応募者の望んでいることが入職によって実現されるのかといったことを読み取っています。
ミスマッチにつながる可能性があるとなればその時点で不採用の決定が下される可能性もありますから、あらかじめじっくり練った内容を用意しておく必要があります。
営業職ならではの志望動機の書き方
営業職ならではのやりがいを意識する
営業職の経験者であればすでに職種としてのやりがいを感じてきたわけですから、あらたに営業求人へ応募するにあたってもそのあたりを前面へ押し出したいところです。
未経験者であっても営業職の道を歩んでいこうと志すにあたってはある程度、営業職について勉強した上でそのやりがいを感じてみたいとアピールすることが重要です。
- 自分の仕事による成果がそのまま売り上げの数字として反映される
- 目の前のお客さんからダイレクトに感謝の声が伝えられる
- 営業活動の中での出会いが縁となって人脈が広がっていく
- 実績が昇進や昇給といった評価につながりやすい
営業職としての資質があるとする自己PRと関連づける
志望動機の中で関連づけて営業職としての資質があると盛り込むことができれば、応募書類の段階から自己PRも行うことができます。
たとえば営業職としてもっとも重要であるともいうことのできるコミュニケーションに魅力を感じていて、以前からボランティアや地域での活動を通じてさまざまな世代との交流を図ってきたといった経験もあるとします。
そうすれば、採用担当者から未経験者であっても適性があるとして判断される可能性が十分にあるのです。
営業経験者として応募する場合の志望動機
応募先に関してあらかじめ研究しておき、経営方針や営業戦略などの魅力に感じている点は具体的に挙げておきたいところです。
経験者としては志望先の営業活動についてこれまでの職場とどのように異なっているのかといったところまでを把握しておくと、詳細に比較して魅力的な部分がよく見えてきます。
また過去に経験した仕事と比較して共通している部分、活かすことのできる部分なども実例を示しながら述べてアピールポイントにすると人物としての評価にも結びつきます。
志望動機の例文
前職では専ら国内営業を担当してきましたが、国際的な視野を持って海外市場での事業展開を進めている貴社の戦略に大きな魅力を感じています。
前職とは異なる業界ですが、ルート営業として日々5軒前後の取引先へ赴いていましたからフットワークには自信があります。併せてマーケティングにもかかわった経験があり、貴社に貢献する上でもお役に立つことができると思っています。
営業未経験者として応募する場合の志望動機
何といっても未経験の職種でありながら営業職を志望するということで、そこは明確にしておかなければなりません。
また経験のなさをカバーするものとして、過去にさまざまな職種で役立てることのできるスキルが身についているならばアピールすることで営業職としてのポテンシャルも期待されることになります。
志望動機の例文
営業職の経験はこれまでにありませんでしたが、自分で努力した結果が数字として目に見えて貢献することができるところにやりがいがあるのではないかと考えました。
貴社では継続的な研修の機会が設けられていることも、魅力に感じています。元から物怖じしない性格であり、前職でコミュニケーションスキルも十分に培ってきましたので積極的に行動し戦力となることができるよう努めたいと考えています。
