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どのような職種にもいうことはできますが、営業職として仕事をするにあたってももちろん適性というものがあります。
営業の仕事ではコミュニケーションが何よりも重要であり、お客さんに対して取り扱っている商品やサービスについて説明した上で理解と興味を得て成約へとつなげていかなければなりません。
元から話をすることが好きで積極的に人と接することも苦にならないとあれば、仕事を続けていく上でもまったく問題はありません。
ですが適性次第によっては営業という仕事が嫌になってしまい、退職や転職へつながる例もあるのです。
仕事への適性によって差がつきやすい営業職
同僚がライバルという厳しさ
営業マンが勤務している営業部や営業課などといった部署には同僚がいて、同じ仕事に取り組んでいます。
ですが営業職に関しては個人ごとに朝礼などで実績の発表があったり、オフィスへの掲示などがあったりしてまわりと比較されることから同僚がライバルとして認識される図式もあります。
成績の差から適性のなさがわかってしまう?
獲得した契約の件数や売上金額などをグラフなどにして示しているオフィスは少なくなく、営業成績は誰の目から見ても明確にわかるものとなっています。
常にトップクラスの成績を上げている名プレーヤーと低迷している営業マンの差についても、明白であるのです。
そういう方は、事務のような穏やかな労働環境の仕事に転職することをオススメします。
「簡単ではない営業から事務への転職。求人傾向と未経験で採用されるための秘訣とは」をご覧ください。
営業の仕事に必要な適性
人と接することが好き
人との付き合い、自分から人に話しかけることも元から好きであるということであれば営業職に十分な適性があります。
営業の仕事では、初対面の相手に対しても臆せずにコミュニケーションをとることができなければ話にならないのです。
話をしている中で言葉を発している相手がどんどん話を続けていきたいという気持ちになるほどの聞き上手であれば、それは営業職の適性となり武器にもなります。
必ずしも自分で話すことが得意ではなくても聞くことが好きで態度や表情、あいづちなどを通じて相手からより多くの話を引き出すことでコミュニケーションが成立すればビジネスチャンスにもつながるのです。
物事に対する関心が豊富
営業活動において営業先で話をする相手と共通する話題があれば良いのですが、現実には先方で興味を持っていることに対して自分の知識がまったくないということも珍しくはありません。
そのような場合には無理に自分のフィールドで話をせず、さまざまな事物に対して広い興味を持っていて先方の話題へ対応すべく情報収集しようという行動傾向があることは営業職としての立派な適性です。
営業の仕事では、新商品発表会や販売促進イベントなどといったように不特定多数の人が集まる場へ参加することもあります。
いろいろな分野にわたって関心を持っていると、そのような場でより多くの人と会話をするきっかけにもなり得ます。
広い人脈も営業職にとってはビジネスに役立つ要素ですから、物事に対する旺盛な興味関心もまた適性となるのです。
ポジティブである
営業職として仕事をしていく中では、特に新規開拓営業などですとうまくいかないことが当たり前であるというほどアクションに対する成功率は低いことが現実です。
訪問先で煙たがられた、電話をかけてすぐに切られたからといってすぐに心が折れているようでは到底仕事を続けることもできません。
そういった意味では図太く前向きであってへこたれないことが、営業職としての適性でもあります。
生きていれば嫌なことは必ずあるものであり、時に気持ちが落ち込んでしまうこともあります。
ですが浮かない様子で営業活動へ出かけたとして、相手にとっても決して良い気分にはならず結局は失敗してしまうでしょう。
ですから仕事にしてもプライベートにしてもマイナスだったことを引きずらず、すぐにリセットすることができれば営業職として適性があるということもできます。