[PR]
医療機器営業職の求人・転職動向
医療機器営業職のスタッフを求めている募集元としては昨今、メーカーに比べて卸企業の割合が多くなっている傾向にあります。
さまざまな医療機器メーカーが開発製造している医療機器やシステムを仕入れて担当する現場で導入してもらう職場であり、ひと昔前は純粋に医療機器ばかりを扱っていたところが近年になって電子カルテシステムをはじめとした医療システムも扱うようになってきています。
●診断に用いるCTやMRI、内視鏡など
●患者さんの状態管理に用いる生体モニタや心電図など
●治療に用いる電気メスやペースメーカー、透析器など
仕事をする上ではより幅広く高度な専門知識が求められるようになっていて、それだけ専門的な職だけに多くの企業が活発な採用活動を展開しているのです。
異業種・他職種からの転職
●異業種からの転職
医療にかかわる業界には独特の雰囲気があるものの、実際にはまったく異なる業界から転身してきている人もかなり多くいます。
もちろん同じ医療畑の企業である製薬会社などからの転職者は特に歓迎されていて、やはり医療に関する情報を多く持っているということであれば仕事になじみやすくまた違った情報を社内へもたらすこともできるのです。
そうでなくても営業職として勤務した経験があれば、仕事をする上でのベースは共通していますから十分に活躍することができます。
●他職種からの転職
医療の現場で働いていた職歴がある場合も医療機器営業職として働く上では大きな強みとなり、現実に機器を使用していた視点を持っていることで現場においても話をしやすくなります。
医療機器のメーカーや卸業者にも、過去に医療機関などで看護師や検査技師として働いていたという人が少なくありません。
医療機器営業職の求人の選び方
メーカーと卸
元より医療機器という業界は膨大な種類の製品を少量ずつ製造しているという特徴があり、医療機器営業職のスタッフは自社の商品ラインナップを網羅していなければなりません。
メーカー勤務であれば自社製品のことを熟知して現場のニーズに見合ったものを提案し、卸ですと取り扱う製品が数十万に及ぶといったケースが珍しくなくその中からやはり適切な商品をピックアップすることを考えた求職活動も必要です。
日本企業と外資系企業
医療機器には海外で製造されている製品も多く、メーカー系の外資系企業も多く日本へと進出してきています。
日本企業での勤務形態は総じて一般的な営業職と同様になっていて、普通に朝はオフィスへ出社してから社用車で出先へ向かい営業活動にあたるということになります。
一方外資系企業では業務内容が個人の裁量に任されるところも大きく、自宅から自家用車で担当先へ直行して終業後は直帰するというスタイルが多くなっています。
こういった働き方のスタイルを考慮して自分の性格に合った企業を選ぶと良いでしょう。
医療機器営業職として採用されるためのポイント
採用に有利な資格
基本的には営業職としての基本が備わっていれば医療機器営業職の実務上差し支えることもありませんが、持っていることで採用選考にあたって注目される資格もあります。
●人工透析装置やペースメーカーなどの分野に強い臨床工学技士
●CTやMRIなどの扱いが得意な診療放射線技師
●医療機関でさまざまな検査を担当し機器を使用する機会も多い臨床検査技師
といった資格が挙げられます。
若さを武器に
医療機器を扱っている企業では20代から30代といった世代の人材を積極的に採用している傾向があり、これは業界の専門性が高く製品に関する知識を増やしていく上でも若い世代に柔軟な対応を期待することのできる点が関係しています。
体力面についても、多くの営業先を精力的に訪問するフットワークが求められることになります。