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インフラエンジニア

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給料・待遇

インフラエンジニアの給料傾向

平均年収と年収分布

インフラエンジニアの平均年収は、日本全体の平均年収に比べると高く、460万円程度となっています。年収分布としては、400万円から499万円までというのが最も多いです。次に、300万円から399万円までというのが多く、この時点で全体の半数近くを占めています。

ただ、300万円から399万円までという人と同じくらい、500万円から599万円という人も多いです。400万円から500万円が平均的、550万円程度であれば可能だと思っておきましょう。そこからさらに上となると、とても信頼される人材になるなどして、年収アップをはからなければなりません。

また、大手企業でなければならないでしょう。

都道府県別の収入傾向

IT業界といえば、東京などの都市部に集中しているイメージがあるでしょう。しかし、平均年収が最も高いのは、神奈川県となっています。

これは、Find Jobの2016年3月時点で公開されているデータです。最も高いのは、神奈川県で派遣社員としてインフラエンジニアをしている人たちの年収。

その金額は535万円程度となっています。これは平均額なので、当然600万円以上という人も多くいるということです。関西では愛知県が最も高く、450万円程度となっています。いずれも東京・大阪と大都市に近い地方都市といったところですね。

ちなみに、同じところのデータで見ていると東京都の派遣社員は10位となっています。ただ、正社員なら東京都は二番目に平均年収が高いです。正社員の1位は愛知県で、愛知県・東京どちらも375万円程度となっています。

インフラエンジニアの残業時間や待遇

残業時間は1日1時間以上

IT業界も、エンジニアという職業も、残業がつき物というイメージがあるでしょうか。インフラエンジニアも、もちろん残業が基本となっています。少ないところでも1日1時間以上は残業があるようです。月に20時間以上ということですね。

もちろん、少ないところで月に20時間以上なので、全体的に見てみると相場は違ってきます。残業時間の相場としては、月に30時間から40時間です。毎日1時間半から2時間程度の残業があるということです。

ただし、休日出勤などは基本的にありません。仕事日は忙しく、休日はしっかりと休むことができます。プライベートと仕事をきっちりと分けることができるというのは、良いところと言えるでしょう。

残業代についても、支払われないということは無いようです。基本給は低めに設定されているところが多いようですが、残業代は支払われます。サービス残業をしているという気持ちにならないため、気分的には好待遇と言えるのではないでしょうか。

ただ、基本給の低さで相殺される形となり、給料はあまり高くはなりません。

大企業は有給消化率が高い

インフラエンジニアは、比較的大きな会社になると有給消化率が高くなります。ただ、小さい会社になると、有給消化率は低いです。大きな会社となれば監査も厳しくなるため、「むしろ有給取ってください」と言われます。

しかし、好きな時期に有給休暇を消化できるとは限りません。比較的暇な時期に連休という形で消化するということも大いにあり得ます。それでも、有給が取れないよりは、ずっと良いと言えるでしょう。

インフラエンジニアは人材不足の状態

インフラエンジニアというのは、基本的に不足しています。この仕事が誕生してから、不足傾向は続いているようです。どの企業であっても常時求人を出しているような状態が続いています。高齢化も進んでおり、世代交代がなかなか行われていません。

そのため、若者のインフラエンジニアの需要がとても高いです。そのため、給料や残業はともかくとして、それ以外の待遇について悪くなることはあまり考えられません。インフラエンジニアリングが行えるというだけで、仕事が回ってきます。

手当てや休暇制度を整えるなどして人を呼ぼうとしているところも多いですし、経験者であれば待遇の交渉も十分可能となるでしょう。