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テスター・デバッガー
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給料・待遇
テスター・デバッガーの給料情報
基本的には給料が低い
テスターもデバッガーも、基本的に給料が低いです。プログラミングなど、特殊なスキルを必要としない仕事ということもあるのでしょう。基本的な給料も低めに設定されているのです。
テスターやデバッガーの給料は、月給制ではなくて時給制のところが多くなっています。
正社員ということは珍しいですが、正社員のテスター・デバッガーであれば、年収300万円程度という人が多いです。派遣社員や契約社員で、働き方によれば400万円以上も可能となっています。
求人サイトの都道府県別年収ランキングでは、1位の宮城県が派遣社員で672万円としていますが、そのような高年収は、実際には稀です。
歩合制のところも多い
月給・時給による基本的な給料だけでなく、歩合制で給料を出すところも多いです。テスターやデバッガーの仕事は、事前に期限を定めることは難しくなっています。そのため、時給制にしておくと無制限に作業ができると思ってしまい、だらけてしまうという問題が発生するのです。
集中力が切れてしまう人も多くなります。そうなっては、エラーやバグを見過ごすことも多発してしまうでしょう。そういったことを防ぐために、歩合制にしているところが多いのです。
テスターやデバッガーの歩合制というと、発見したミスやバグの数に応じてボーナスを支給するといった制度になっています。
完全歩合制だと給料が発生しにくいという問題があるため、「ボーナス」という形で部分的に歩合制にしているのです。これにより、ミスやバグをどんどん発見してやろうという向上心と労働意欲が刺激され、作業にメリハリが生まれます。
テスター・デバッガーの待遇
基本的には一時雇用
テスターやデバッガーというのは、ほとんどが一時的な雇用となっています。常時テスターやデバッガーが社員として存在しているというところは少ないですね。案件が発生した際に募集し、その都度仕事をしてもらうといった形になっています。
アルバイトが多いでしょうが、場合によっては、プログラマー・SEの見習いがテスターやデバッガーとして仕事をすることもあります。先輩が作成したものをテスト・デバッグすることによって、「これはこう作っているのかな」と勉強になるためです。それが基礎力・応用力を高めることになります。
深夜まで残業することも多い
テスターやデバッガーは、深夜まで残業をすることが多い仕事です。期限を決めることは難しいのですが、ソフトウェア自体に納期が決まっている場合には、その納期以内に仕上げなければなりません。そのため、残業が深夜に及び、翌朝まで徹夜することになるケースも少なくはないのです。
テスト作業・デバッグ作業の性質上、短期集中より長い時間かけて仕事をしてしまうことも多く、定時で仕事を終えるということは少なくなっています。雇用期間は一時的なことが多いですが、その期間中はとても長い間働くことになるのです。
悪く言えば、短期雇用で酷使され、使い捨てられるといったところでしょうか。
派遣社員・契約社員なら高収入の可能性もある
アルバイトではなく、派遣社員・契約社員としてテスター・デバッガーの仕事をすれば、まだ高収入が期待できるでしょう。バイトよりそういった雇用形態のほうが給料が高いです。時給制で勤務時間が長いため、一日に多くの金額を稼ぐこともできます。
派遣なら一時雇用が終わっても、また別の会社でテスターやデバッガーとして働くこともできるでしょう。歩合制があるところを選ぶようにしてもいいかもしれません。基本的には給料が低いのですが、働き方によっては高い給料で働くことも可能です。
うまく働いて、うまく収入をアップさせましょう。経験を積めば、それだけ発見率もあがるでしょう。そうなれば、また収入もアップするはずです。