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「フリーター辛いなぁ・・・そろそろ30歳近いし、親も心配しているから、コツコツ勉強してきたゲームの知識を活かす為に、ゲームプログラマーに転職しようかな」

素晴らしい考えですよね、ご両親も安心して老後を迎えることが出来るでしょう。

・・・しかし、フリーターがそう簡単にゲームプログラマーに転職することが出来るのでしょうか?

「大丈夫でしょ?ゲームプログラマーは未経験者でも出来るって聞いたことがあるから、独学である程度の知識を持っていれば楽勝じゃねーの?」

そうですね、知識が豊富なことに問題はありませんから、あとは社会人としての人間性が身についていれば大丈夫でしょう。

ただし「独学」と「経験」で得られるモノは大きく差があると、元プログラマーの私はアドバイスしますね。

まあ、せっかく独学で色々と知識を付けたんで、独学で身に付けた知識を更に伸ばす方法も合わせてお伝えしていきます。

では、フリーターでもゲームプログラマーに転職して、しっかりと仕事をやっていけるのか、私と一緒に確認していきましょう!

フリーターが目指すべきゲームプログラマーの道とは!?

とりあえずゲーム会社に転職して、経験を積むこと!

これが、フリーターのやるべき第一歩だと私は思っています。

ゲームプログラマーは未経験者でも転職しやすい状況になっており、フリーターだからといってゲームプログラマーになれない世の中ではないのです。

もちろん、そこには年齢が関わってきますが「30代前半」であれば、なんとかフリーターでもゲームプログラマーに転職出来ると予想しています。

で、未経験者でも可というゲーム会社に転職し、ゲームプログラマーになったとします。

ここでよく考えて欲しいことは「定年までゲームプログラマーを続けるのか?」ということなんですね。

私の理想としては、30代後半から40代前半で管理職またはシステムエンジニアという「人に指示を出す側」に昇進して欲しいと思っています。

ゲームプログラマーという職業は、見た目以上に体力を使いますから、年を重ねると続けることがしんどくなるんですよね。

「んじゃ、昇進すればいいじゃん」と簡単に言いますが「未経験者でも可」という会社で、未経験者を管理職などに昇進させてくれるのでしょうか。

よっぽど会社の為に尽くしたか、上司に忖度しまくったか、この2つが出来ていないと未経験者の人材は上に登ることは出来ないと見ています。

その為「未経験者」という人材は、会社にとって「使えるまで現場で働かせる」という使い方がほとんどではないでしょうか?

従って、未経験者でも可という会社はあくまでも「経験を積むためのステップアップ」だと考えて、数年で別の会社に転職することが望ましいと私は思っています

独学で学んだ知識は、実績という経験を積んで初めて発揮されるはずなので、まずは、会社に勤めて、会社の仕組みや人付き合いを勉強していきましょう。

独学で学んだスキルを更に伸ばす為には?

あなたの努力次第で、可能性は広がる!

独学で学んできたスキルを更に伸ばす為に、私はゲームプログラマーを育成する専門学校に入学することをオススメします。

「専門学校って、大学と比べると『お遊び』っぽい感じがするんだけど、大丈夫なの?」

大丈夫です、専門学校の多くの教員は「元プログラマー」「元システムエンジニア」など、実務経験をしっかりと積んできた人が多いので、真面目に授業を受ければちゃんとした知識に変わっていくはずです。

実際に専門学校卒の私の友人が、一流大学卒じゃなければ入社出来ない一流企業に入社した実績があります。

要は「本人のやる気次第」で卒業後の進路は大きく変わっていくのです!

また、独学で学んできたこととズレが無いか確認することも出来ますし、授業を真面目に受けるということは、ゲームプログラマーとしての「集中力」を鍛える良い環境になるんじゃないでしょうか。

もしかしたら、独学で学んできたことと被ってしまう可能性があるので、専門学校に入学するのは「二度手間」と考えてしまいますよね?

しかし、専門学校では「就職が有利になる資格が取りやすい」「多くの転職先を紹介してくれる」「ゲームプログラマーを目指している人との意見交換が出来る」など、メリットが多々あるのです。

もちろん、このメリットを得る為には「学費」が関わってきますので、ゲーム専門の学科は年間平均「100~150万円」が必要となります。

決して安い金額では無いので、学費が支払えない場合は専門学校入学は見送るべきですが「独学で学んできた」実績があれば、専門学校で真面目に授業に取り組むはずなので、必ずプラスになります。

知識とお金、どちらを優先してゲームプログラマーを目指すのかよく考えた上で、専門学校への入学を検討してみましょう。

フリーターという立場を払拭するには?

実績を積んで、ちゃんと働けることを認めてもらう!

元フリーターで未経験という経歴の方は、正社員の採用が厳しくなっていると私は予想しています。

その理由は、フリーターという立場は「すぐに仕事を辞めてしまう」人材として、企業側から見られていることです。

では、フリーターの弱点である「辞めやすい」という部分を、払拭するにはどうしたらいいのでしょうか?

それは、正社員以外の雇用形態でゲームプログラマーに転職出来るか検討することです。

2017年現在、供給より需要が上回っているゲーム業界では、契約社員やアルバイトで求人を出している企業は多く存在しています。

中には「時給2000円」を超えるゲームプログラマーのアルバイト募集も存在していますので、アルバイトだからと言って給料に困るようなことも少ないのです。

契約社員またはアルバイトとしてゲームプログラマーの実績を積んでいけば「正社員に格上げ」させてくれるパターンも十分に考えられます。

その結果、未経験元フリーターから「経験有りの元ゲームプログラマー」という経歴を掴み取ることが出来るのです!

まずは、正社員より敷居が低いとされる雇用形態から、ゲームプログラマーを始めてみるのはどうでしょうか。

また、絶対にやってはいけないことがありまして、契約社員やアルバイトのゲームプログラマーで満足してしまうことです。

契約社員やアルバイトは、短期間の採用を前提としている場合が多いので、正社員を目指すような実績を出さないと、すぐにクビを切られてしまう可能性が高いのです。

こうなると転職先を探す日々が続いてしまい、不安定なゲームプログラマーとして生きていくことになるので、必ず正社員になれるように実績を出していきましょう!

まとめ

フリーターからゲームプログラマーに転職したいあなたにアドバイスしてきましたが、とにかく会社で実務経験を積んでみましょう、ということになります。

また、正社員での採用が厳しい場合は、正社員になれると思って契約社員やアルバイトから始めてみることも必要なのです。

元フリーターから元ゲームプログラマーという経歴を手に入れないと、良質な転職先との出会いが少なくなりますし、社会的立場も良くなりません。

元フリーターという経歴を感じさせないぐらいの実績を積んでいけば、ゲームプログラマーとして成功することは約束されるでしょう!