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カプコンと言えば、主にアクションゲーム、対戦格闘ゲームでゲーム業界に名を刻んだ有名大手企業になりますよね。
もし、ゲームプランナーとしてカプコンに転職することが出来たら、モンスターハンターやストリートファイターなどの有名タイトルに携わることが出来るかもしれないのです!
ゲーム業界で働いてきた方であれば、こういったビックチャンスを掴み取って、自分の名前をカプコンスタッフとして残してみたいと思うんじゃないでしょうか。
「その通りだね。カプコンのゲームのエンディングに自分の名前が載っていたら、成長したな~って実感出来るもんなぁ」
しかし、大手企業カプコンですから、そう簡単に転職出来るような企業ではありませんし、特に中途採用のゲームプランナーに求められるスキルは、他の企業と比べると高めに設定されているのです。
ただ、ゲームプランナーを経験してきたあなたであれば、カプコンに転職することが絶対無理となる訳では無いですし、しっかりと対策を行えば、チャンスは広がっていくと私は考えております。
あなたのチャンスを広げる為に、私がカプコンの求人情報を調べてきましたので、転職時にはこの記事の内容を活用してみてください!
カプコンのゲームプランナーの求人内容
レベルの高いゲームプランナースキルが要求されている!
人の上に立って仕事を行ってきたゲームプランナーが、カプコンへ転職することを許されています。
応募資格
必須条件で求められていることは、メインプランナーであること!
カプコンのゲームプランナーの応募資格ですが、まずは必須条件を見てみましょう。
- ゲーム会社での開発経験が5年以上あり
- クリエイティブ、またはバランス調整に優れた技能を持っている
- メインプランナー(リーダー)として他社員を束ねることが出来る
となっておりますので「プランナーの経験が5年もあれば、リーダーレベルの実力はあるでしょ?」と言われているのと同じになりますね。
これはメインプランナーとして、優秀なカプコン社員を率いて、面白いゲームを企画、開発することが出来ない人は、カプコンのゲームプランナー向きでは無いと私は捉えました。
また、他社員のスケジュール管理が出来ないとリーダーとして成り立たないので、ゲーム開発以外の管理能力も問われているのです。
やや高めの必須条件ではありますが、無理難題を言われている訳では無いので、ゲームプランナーの仕事にしっかりと向き合ってきた方は、クリア出来ている条件ではないでしょうか。
「開発経験が10年あるけど、サブリーダーまでしか経験したこと無い」という場合でも、応募資格があると私は思っていますし、応募するのは無料なので、挑戦する気持ちを持って臨んでみましょう。
仕事内容
ネットワーク関連の技術は持っているのか?
カプコンのゲームプランナーの仕事内容を要約すると、企画、設計、シナリオ制作、スケジュール管理になります。
この仕事内容の経験は、応募資格の必須条件に含まれていますので、自身が経験してきた仕事を思い出しておきましょう。
また、私が仕事内容で気になったのが「通信、ネットワーク関連の企画考案」という内容でした。
要は、ゲーム側とネットワークサーバーの通信形態を、わかりやすく図式化出来ることだと思っていますので、ネットワーク関連の知識が無いと難しいのではないでしょうか。
現在のゲームは、ネットワーク上のサーバーにユーザーのデータを保存したりしているので、ネットワーク技術はほぼ必須になっていると思っています。
ネットワーク関連の知識がない方は、これを機に、書籍等で簡単な知識から学んでいき、企画書レベルの図が書けるように勉強しておきましょう。
給与
平均よりやや低い額。
給与は、年俸制となっており具体的な金額は「経験、能力等を考慮し決定」となっていました。
ただ、カプコンの平均年収は「約560万円」と言われているので、ゲームプランナーの平均年収「約610万円」よりやや低めの額になっています。
このカプコンの平均年収はヒラ社員の年収も含まれているので、低めの額となっています。
その為、中途採用でゲームプランナーになった場合は「主任以上の地位」が約束されていると思われますので、カプコンの平均額より上になると予想しています。
従って、カプコンは大企業特有の高給だけで判定するのではなく、ゲームプランナーとしてのスキルアップを目指す為の企業になるんじゃないでしょうか。
カプコンのゲームプランナーの求人内容についてお伝えしましたが、高レベルのゲームプランナーが、高水準の仕事環境を求める企業になると思います。
給与に関しては平均並みだったので、正直言って魅力は薄れてしまいますが、これまでに様々なゲームのビックタイトルを世に売り出している実績があるのです。
その実績に見合った技術力をカプコンから吸収することが出来れば、給与以上の価値を見出せるのではないでしょうか。
カプコンのゲームプランナーの採用試験
書類審査と面接の突破方法を考える!
書類も面接も、自己アピールを詰め込み過ぎないようにすることがコツの1つです。
書類審査
自己PRの方法を考える。
カプコンの書類審査ですが、以下の提出物が必要になります。
- 履歴書
- 職務経歴書
- 企画書
- 自己PR(形式自由)
特に気になる提出物は「自己PR(形式自由)」になると思いますが、ただの文字の羅列だけのPRでは採用には近づかないと予想しています。
その為、自己PRにはカプコンのゲームプランナーに必須とされている「シナリオ制作」のスキルを活かすべきだと私は思います。
つまり、自己PRをシナリオ調で構成し、多少の挿絵などを挿入して、視覚的にも楽しめる自己PRを作ることをオススメします。
カプコンの公式ホームページからエントリーする際に、自己PRのファイルサイズは最大2MBとなっていますが、それ以上大きくなる場合は、メールによって送付出来ますので、ある程度の作品は作れるんじゃないでしょうか。
ただし、ここで調子に乗り過ぎて、動画などを挿入した2GBを超えるような自己PRファイルを送付しても「逸脱している!」と思われてしまうので、独創性の詰め込み過ぎは避けるようにしましょう。
最大3度の面接
話しやすいからと言って、調子の乗らないこと。
カプコンの面接は、グループディスカッションを経由し、グループ面接、個人面接の構成となっており、最大3回の面接を行うことになっています。
この面接の構成が月単位で進むことが多いので、最終面接まで進むと数ヶ月かかる場合があります。
また、カプコンの面接で、過去に質問された内容が以下の通りになります。
- あなたはなぜカプコンを志望したのですか。
- 3年後、あなたはどのようになっていたいですか。
- あなたが今まで作ってきたゲームを通して伝えたいことはありますか。
といった内容なので、そんなに捻った質問はされないことが判明しています。
要は「ゲームプランナーとして、ちゃんと目標を持っていますよね?」ということなので、しっかりと事前対策を行えば、回答できる内容になるかと思います。
面接の雰囲気ですが、応募者が話しやすい環境になっているらしいので、圧迫面接のようなことは無いと言われています。
その為、質問に対する回答を詳しく発言しようと頑張ってしまいますが、長文回答は印象が悪いので、わかりやすく、そして自己アピールを忘れないことが重要になります。
カプコンのゲームプランナーの採用試験についてお伝えしましたが、自己アピールの方法をよく考えるということですね。
特に面接は、カプコン側に環境を整えてもらっているので、緊張せずに普段の自分が出せれば、難なく突破出来るんじゃないかと思っています。
まとめ
カプコンのゲームプランナーの求人をお伝えしましたが、求められるゲームプランナー像は即戦力であり、他社員を引っ張っていく力が無いと対象外になることが判明しました。
そういった人材でなければ、これまでにカプコンが培ってきた技術力を吸収することは出来ないですし、カプコンという会社を盛り上げていく事も難しいと思います。
カプコンは、これからもゲーム業界で上位を維持する企業であることには間違いないので、その偉業に携われるようにゲームプランナーとして自身を高めていく必要があるでしょう。
自身を高めていけば、カプコンの技術力に見合ったゲームプランナーに必ず成長することが出来ますので、成長したことを実感出来たのであれば、カプコンに転職してみるのはどうでしょうか。