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ITコンサルタント
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仕事内容
ITコンサルタントの役割
ITコンサルタントは、企業のIT戦略の策定からシステム企画提案・設計開発などに関与し、企業の運営・システム構築を請け負うという仕事です。
その企業の「IT」の基礎を担います。クライアントからの要望を踏まえ、クライアントのIT戦略にあわせたシステム構築を行うのです。
ITコンサルタントの役割というのは、システム導入によるクライアントの経営課題についてを見定め、解決し、クライアントに利益をもたらすことにあります。自分の力によって、クライアントのシステム導入を成功させ、IT戦略を成功させるのです。
言わばクライアントのよきビジネスパートナーとしての役割が求められているということになります。
担当ポジションによってさまざまな業務がある
ITコンサルタントの具体的な仕事内容としては、さまざまなものがあります。ポジションなどによって業務内容が異なるため、一概に述べるのは難しいです。
クライアントと打ち合わせをして、システム設計の要件を定めたり、開発計画の進捗状況の報告やテストの計画など、さまざまな仕事をすることになります。
ITコンサルタントは出世すれば、マネージャーという役職を任されることになることが多いです。この役職を担うようになると、プロジェクトを全体的に管理する仕事が発生します。作業計画を作成したり、技術的要件を整理したり、進捗管理などといったディレクターのような仕事ですね。
そういったように、ITコンサルタントというのは、ついているポジションによってさまざまな業務があるのです。
ITコンサルタントとして働くうえで必要なスキル
コミュニケーション能力
まず、クライアントと何度も打ち合わせをしたり、クライアントの相談に乗らなければならないため、コミュニケーション能力は必須となります。求められるレベルとしては、一般企業の営業や購買部などのようなビジネス交渉ができるレベルです。
コンサルタントとしての自分を売り込むように、システム提案などをしなければならないため、高いレベルのコミュニケーション能力が必要です。
英語力がキャリアアップに繋がる
ITという分野は、グローバル化が進んでいます。英語が話せる人材というのは、増えてきましたが、まだほんの一部だけです。
ただ、ITコンサルタントとしてのキャリアを積んでいき、今後さらにキャリアアップしたいと考えるのであれば、英語力は必須になります。今後も、さらにグローバル化が進むと考えられるため、「会話する」ことができる程度の英語力を鍛えましょう。
英語でコミュニケーションが取れれば、仕事の幅が広がって、より信頼されるコンサルタントになるでしょう。
ITコーディネータの資格
これは、経済産業省が推進している資格試験です。経営者の視点を踏まえてIT技術を活用する専門家としての人材を育てることを目的としています。IT技術者として経験や実績を積んでから、経営者的な視点を習得して、キャリアアップを図ることを目的・対象としているのです。
この試験を受験して、資格を取得しておけば、キャリアアップが望めます。未経験者が取得するものではなく、実務経験者が取得するものですが、ITコーディネータとして仕事をし、いずれはキャリアアップをしたいということであれば、チェックしておきましょう。
プロジェクトマネージャの資格
試験制度には、スキルレベルというものが設定されています。それは、1から4まで設定されているのですが、このプロジェクトマネージャ試験はスキルレベル4と設定されている、非常に高難易度の試験です。
情報処理技術者試験の範囲の、さらに高度な知識・技術が必要とされる試験制度で、実務経験があったとしても合格は難しくなっています。
しかし、この試験に合格することは、ITコンサルタントとして深く長く仕事をするのであれば、必要になってくるでしょう。実務経験を積みながら勉強をし、試験合格を目指すと良いのではないでしょうか。