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LAMP系エンジニア
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仕事内容
LAMP系エンジニアの仕事内容について説明する前に、全くの未経験からエンジニアを目指す方向けにLAMPとは何かについて少しだけ説明します。
LAMPというのは、データベースと連動したWebアプリケーションを開発するためのオープンソースソフトとして人気の高いものの組み合わせの名称です。つまり、ひとつのプログラミング言語や、ソフトの名前ではないということになります。
Lは、Linux。AはApache、MはMySQL、PはPHPもしくはPerlまたはPythonです。すべての頭文字をとって、LAMPと呼ばれています。
OSにはLinuxを使い、WebサーバにはApacheを使う。データベースにはMySQLを使って、プログラミングにはPHPまたはPerlもしくはPythonを使うのです。それぞれの、定番ソフトを組み合わせたもの。
LAMP系エンジニアとはつまり、それらのソフト・言語を駆使してアプリケーション開発を行う人材ということになります。
LAMP系エンジニアの仕事内容
LAMPでデータベースを構築
LAMPはデータベースと連動したWebアプリケーション開発に使われるソフト郡だと述べましたが、LAMP系エンジニアは、データベースを構築する仕事があるのです。LAMPのソフト郡をインストールし、それからデータベースを構築していきます。
多くの場合は、企業が指定している仕様書や指示書の内容に沿ってデータベースを構築します。その仕様を満たしたデータベースを構築し、さらにサーバーへの負担を少なくしていくのです。
負担を少なくして、無駄の無い処理を行えるようにできるかが、それぞれ個人の技量によるところとなっています。ただ、企業の希望を満たしていればそれでいいというものではないのです。
LAMPでのデータベース管理
データーベースシステムが構築できたとしても、仕事は終わりではありません。システムが動作している限り、エラーやサーバーダウンは起こり得ます。ただ単に、完成品としてのデータベースを使っているだけでは、すぐにサーバーが動かなくなってしまうのです。
LAMP系エンジニアがデータベース管理をしていれば、エラーやサーバーにトラブルが発生した際、迅速に対応できます。そのため、LAMP系エンジニアは、LAMPを使ってデータベースを管理しなければならないのです。
データベースシステムをつくり、管理する。それが、LAMP系エンジニアの仕事内容となっています。
LAMP系エンジニアの仕事に必要なスキル・知識
それぞれのソフトや言語のスキル
LAMP系エンジニアですから、LAMPのソフトウェア郡はすべて扱えなければいけません。
まず、インストールからする必要がありますが、このインストールという作業自体も少し複雑です。懇切丁寧で親切なインストーラーというものは無く、初期設定から自分自身で複雑な操作を行い、設定をする必要があります。
専門的なOSやソフトですから、専門的な知識がなければ扱うことはできません。ソフトウェアをインストールして初期設定まで済まし、使える状態にするまででも知識が必要になるのです。
そうして、データベースを構築するためにはPHPなどのプログラミング言語の知識・スキルも必要になります。それら二種類の知識・スキルがなければ、話になりませんからね。
データベースの知識・スキル
データベースを構築・管理するということで、実践的なデータベースの知識やスキルが必要です。ただ、データベースを構築するというのは趣味ではなかなかできないでしょう。サーバーも必要になってきますし、入社以前に実践的に学ぶことは、なかなか難しいものです。
基本は上述した二つのスキルで問題ありません。「データベースについても学ばなきゃいけないなあ」程度に考えておきましょう。
スキルは実務の中で身につく
データベースの構築・管理のスキルは、入社してからの研修で身に着けることができます。
上述したソフトやプログラミング言語さえ扱うことができれば、吸収も早いでしょう。エラー発生・問題解決を繰り返していくうちに、自身のスキルが向上していくはずです。
トライ&エラーが基本の仕事ですから、これがもっとも有効かつ効率の良い学習方法になります。