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エフェクトデザイナー

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求人・転職

エフェクトデザイナーの求人傾向

正社員の求人について

エフェクトデザイナーは、一般的にはあまり知られていないポジションではありますが、正社員の求人が多く出回っています。また、出回る頻度も比較的高いようです。アトラス、セガ、スクエニなど有名企業の求人が出回っています。

エフェクトデザイナーの正社員中途採用求人が出回る時期は、特にありません。ただ、会社の新規プロジェクト立ち上げや、オンラインゲームのサービス向上などの際に募集されることが多いです。

オンラインゲームなら、スクエニがドラゴンクエストXのゲームエフェクトデザイナーを募集したりしています。欠員または質の向上・効率化などの理由で募集されているのです。

そういった会社の内部事情によるため、特に季節は決まっていません。

非正規雇用の求人について

非正規雇用でも、エフェクトデザイナーの求人があります。たとえば契約社員や派遣社員ですね。アルバイトというのは、あまり見かけませんが、探せばあるかもしれません。

派遣社員を募集しているところは、比較的規模の小さい会社であることが多いです。大企業は、どこも正社員で募集しています。

派遣社員が扱うのも、コンシューマ向けゲームではなく、PCやスマホ向けゲームであることが多いです。

コンシューマゲームを作りたい人は派遣は向かないでしょうが、とにかくエフェクトデザインの仕事を経験してから正社員になりたいという人にとっては、派遣という働き方も良いでしょう。

求人は少ないですが、ある程度は出回るので、探す価値はあります。

一方、契約社員については大手でも募集していることがあるようです。ただ、契約社員は経験者に限定して募集していることが多いため、未経験者は派遣または正社員から業界に入ることになります。

今後の求人市場予想

エフェクトデザイナーという職業は、他のポジションに比べればまだ日が浅い職種です。志望者も少なく、人員不足に陥っている会社が多くなっています。

そのため、今後もしばらくは大手企業が頻発的に求人を出すことが予想されるでしょう。

エフェクトデザイナーになるための転職活動のポイント

絵コンテが切れると強い

エフェクトデザイナーになりたいと思っているのであれば、エフェクトのデザイン力だけを鍛えてもダメです。

未経験者が磨くべき能力は色々ありますが、そのうちのひとつが絵コンテです。

エフェクトデザイナーは、自分でシーンのディレクションを行うこともあります。この仕事は、さまざまな分野の仕事に横断的にかかわっていく仕事なので、本来は自分の仕事ではないようなこともすることがあるのです。

ただ、絵コンテは、自分がエフェクトをつけるシーンのものなので、あながち自分の仕事ではないとも言えません。エフェクトをデザインし、エフェクトが出てくるシーンの演出を考えるのも、エフェクトデザイナーの仕事と言えます。

そのため、絵コンテが自分で切れると、とても強いのです。

物理・スクリプトの知識があると良い

エフェクトを作成するソフトウェアには、さまざまなものがあります。臨機応変に、その場にあわせてさまざまなソフトを使い、制作するのです。

その「さまざまなソフト」の中に、物理シミュレーションが含まれています。これは、物理法則に則った動きなどをシミュレートするものですが、ただソフトが勝手にシミュレートしてくれるわけではありません。

自分自身が物理の知識やスクリプトの知識が無いと、物理シミュレーションを動かすことができないのです。そのため、物理・スクリプトの知識があると、転職に有利になります。

ポートフォリオには動画が必要

スクウェア・エニックスのエフェクトデザイナー求人を見てみると、動画で確認可能なエフェクト作品をポートフォリオに載せる必要があると書かれています。

エフェクトというのは、静止画ではわかりづらいところがあります。たとえば、爆発した瞬間の静止画を見ても、どのように爆発エフェクトが動くのかがわからなければ、評価しづらいのです。

ゲームは静止画ではなく、動くエフェクトですから、ポートフォリオでも動くエフェクトが求められます。未経験者はポートフォリオ=静止画という固定観念を持っていることもあるので、気をつけましょう。