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【ゲーム】マークアップエンジニア
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仕事内容
ゲーム制作におけるマークアップエンジニアの役割
HTML/CSS/JavaScriptを扱う
マークアップエンジニアの仕事は、ゲームやゲームのUIをつくることです。そう言うと、C++などのオブジェクト指向言語を使ってプログラミングをするかのように聞こえてしまいますが、そうではありません。
マークアップエンジニアが扱うのは、HTML/CSS/JavaScriptです。Web業界などで多く使われているものですね。
マークアップエンジニアは、ゲームのタイトルごとに違ったテンプレートエンジンを使って、ゲームのパーツ集やゲーム内イベント(ソーシャルゲームなどの)の対応などを行います。JavaScriptは、Ui制作に使うものです。
Web業界にも同じ職業があるが、経験は有利になるか
Web業界でよく使われる言語を使っているということで、Web業界の経験が有利になるのではないかと考える人も多いでしょう。それは7割程は正解です。
Web業界やそのほかの業界にて、HTML/CSS/JavaScriptなどを使った経験は役に立ちます。ただ、それはゲーム業界未経験の言語経験者という扱いなので、厳密には未経験者です。
ゲームのインターフェース制作は、Webサイトの制作ではめったに使わない・見ないような、凝っている装飾を制作することがあります。ゲームならではの言語の使い方・制作などがあるため、HTMLなどでの業務経験者だと言っても、まだまだ学ぶことがあるのです。
主な活躍の場
ゲーム業界におけるマークアップエンジニアの活躍の場は、主にソーシャルゲームを作成している会社です。
中でも、UXデザインなどユーザーインターフェースに関わる部署において活躍する人が多くなっています。ブラウザゲームからUI制作などに関わるようになるという人も多いですね。
ゲーム業界のマークアップエンジニアに必要なスキルと経験
HTML5/CSS3/JavaScriptの技術
当然のことながら、仕事に使う物についてのスキル・知識は必要となります。マークアップエンジニアが使用するのは、HTMLとCSSとJavaScriptです。現在では、HTML5とCSS3ですね。今後違うものが主流になるかもしれませんが、現在はそれらを使います。
それらでゲームのインターフェースを制作したという経験があれば最も良いのですが、ゲーム制作経験でなくとも、Web制作のスキル程度でかまいません。
ゲーム制作で特別に必要となる知識は、働きながら身につけることができます。Web業界などでのサイト制作経験が無い・それらについての知識が無いという人は、まずはHTML/CSSを勉強してみましょう。
それからJavaScriptも勉強しつつ、サイトを作ってみると良いかもしれません。
ゲームを作るとなると、他の要素も多数必要となるため、ハードルが高いのですが、サイト作りであればまだハードルが低いでしょう。教則本には実際にサイト制作しながら学べるものもあります。
たとえば『作りながら学ぶHTML/CSSデザインの教科書』などですね。サイトを制作しながら、HTML/CSSについて学べる教則本です。
これは深い知識まで学べるものではないので、もうひとつ、もっと深いところまで突っ込んで書いている本も必要ですが、とにかくサイト作りから学んでみましょう。
柔軟な発想
ゲームのインターフェース制作では、Web制作では見かけない・使わない凝った装飾を使うと述べましたが、そのためには柔軟な発想が必要となります。
どの要素を組み合わせれば良いインターフェースになるのか、一つの要素だけでこれを表現するにはどうすればいいのか・・・。そういった、HTMLやCSS・JavaScriptの知識経験を基にした柔軟な発想が求められるのです。
UIの開発経験・知識
これは、あればなお良いというものですが、やはりUIの開発経験や知識があれば強みになります。
これはゲームのUIでなくてもかまいません。スマホアプリのUIなど、IT業界にはUI制作の仕事がたくさんありますから、そういったところで経験を積んでからゲーム業界に入るというのも一つの道ですね。
少し「転職」にまで話が及んでしまいましたが、いずれにせよ、そういった知識・経験が求められるということは、間違いありません。