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カスタマーサポート・サポートデスクの給料情報
●平均年収
職場の規模や担当している業務の範囲によって差異はありますが、すべて含めての平均としては500万円程度となっています。
営業支援の仕事もこなして成果給の加算があるような給与体系ですと800万円超になる事例もありますが、その一方で純粋にカスタマーサポートとしての役目に徹するという場合ではボーナスも含めて350万円未満といった職場も少なからずあります。
●月収
平均すると20万円から30万円を支給している企業の割合がもっとも高くなっていて、基本給の設定や手当などの加算状況によって20万円未満や40万円以上になる会社などといったようにかなりの違いがあります。
ただカスタマーサポートの部署を置いている企業では1年につき1回であることが一般的である昇給について、3ヶ月ごとなど頻繁な査定の機会を設けている場合も少なくありません。
●賞与
サポートデスクに力を入れることのできる企業は安定して成長しているという傾向もあり、通常であれば年に2回の支給というケースが多い賞与について決算賞与や特別賞与などを含めて1年間で6回といった例があります。
金額については大部分の企業で年間を通じて月給にして2ヶ月分から4ヶ月分となっていて、そこに決算賞与や特別賞与を加えると6ヶ月分を超える場合もあります。
カスタマーサポート・サポートデスクの業種別給料
旅行会社
旅行代理店などではさまざまな事情などによって顧客が日程を変更しなければならないケースやキャンセルせざるを得ないケースなどが往々にしてあります。
カスタマーサポートではあらゆるリクエストに応えなければならないということで平均年収ではおよそ400万円、大手ですと賞与が半年分の月給を上回る事例も珍しくはありません。
IT業
パソコンのユーザーは一般にまで広がっていますが、必ずしも誰もがマシンのことに精通しているわけではないためメーカーなどではサポートデスクを設けていることが一般的です。
そこで勤務するテクニカルユーザーサポートといった職種の給料は最盛期だったいわゆるITバブルの時代に比較すればやや落ちていますが、それでも年収にして400万円から500万円程度で落ち着いています。
携帯電話事業
フィーチャー・フォンからスマートフォンへユーザーが移行していく中で携帯電話へのニーズはますます増していく一方であり、カスタマーサポートの存在は欠かすことができません。
端末の不具合から料金プランの見直しまで多くの要望へ対応しつつ、年収にすると300万円から400万円といった金額が支給されています。
保険業
高齢化が進んでいる昨今、各種の生命保険や損害保険への加入を検討し保障内容を見直しという作業は継続的に行わなければなりません。
保険会社ではサポートデスクを置いてさまざまな問い合わせへの対応や手続きにあたっていて、年収は200万円から300万円ほどの水準になっています。
カスタマーサポート・サポートデスクでより給料を得るために
マネジメント力を身につける
業種こそ違っていても、カスタマーサポートとして担当する仕事の基本に違いはありません。
自分が担当する範囲の対応だけでなく広い視野を持って部署全体の問題解決へ取り組むことで次第にマネジメント力がつき、さまざまな職場で責任者として給料をアップさせることも可能です。
スーパーバイザーを目指す
サポートデスクの部署には、全体を管理する役職者のポストとしてスーパーバイザーを置いているケースが多くあります。
現場で良好な業績をあげることなどで昇進する例もあり、スタッフの指導などにあたりながら給与もより高額になります。