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テクニカルサポート

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給料・待遇

テクニカルサポート職の給料情報

●平均年収
IT系として区分されている職種の中でテクニカルサポート職は、技術者などと比較すると年収では及ばない部分もありますが平均的であるということはできます。

金額にすると全体の平均が425万円となっていて20代のおよそ330万円から30代になると400万円を超え40代でおよそ450万円、そして50代では550万円に迫る水準となっています。

中には担当している仕事の分量やその内容に応じて、年収が1,000万円を上回っているというケースもあります。

●月収
職種全体では平均すると25万円前後という金額であって、生涯の仕事にして家族を養っていくといったことを考える上では収入面に厳しいところがあるかもしれません。

30代までは25万円を下回っていて40代でおよそ27万円、50代になって30万円を超えるといった推移です。

●賞与
テクニカルサポート職のスタッフを置いているような企業では年に2回のボーナスを支給しているケースが多く月給にして3ヶ月分から4ヶ月分、金額にして1年間で75万円から100万円程度となっています。

キャリアを積んで豊富な知識や技術も持つようになり業務の質が向上することで、評価が反映されて賞与額は少なからず変動するところもあります。

●時給
テクニカルサポート職はコールセンターやカスタマーセンターといったような顧客対応の部署に配属されている場合が多く、同様の職種においても特に要求される技術面での専門性を備えていればアルバイトや派遣社員として活躍している人も少なくありません。

その場合は非常勤となるため時給制になっていることが多く金額は1,000円から1,800円程度が標準的で、持っている能力によってさらに高額が設定されるケースもあります。

テクニカルサポート職として年収アップを狙うには

スキルアップへの努力

テクニカルサポート職のスタッフは勤務時間の中で応対をこなした数や顧客の満足度が評価のポイントとなり、給与の査定にも反映されることとなります。

職場で取り扱っている製品やサービスも絶えることなくあらたな技術を取り入れて改良されていますから、常に最新の知識を身につけて対応の幅を広げていくことで年収が増えるチャンスにもなるのです。

語学力の向上

各種のメーカーをはじめとして市場を日本国外に広げる企業は増加する一方であり、中国人の「爆買い」が社会現象となっているように外国人のユーザーも多くなっています。

世界の共通言語である英語をはじめとして中国語や韓国語などといった語学力を磨いておくことで、将来的にさらにニーズが高くなり得るスキルがあるとしてベースアップへつながる可能性も十分にあります。

テクニカルサポート職とヘルプデスク職の給料比較

共通する要素

応対する対象がテクニカルサポートでは社外の顧客、ヘルプデスクでは同じ社内の社員も含まれるといった違いがあるもののいずれも問い合わせに対して応える仕事です。

つまり自社の商品やサービスに関連するより深い知識を持っているほど仕事をしやすいという点は共通していて、給料の金額を左右する大きな要素となることにも変わりはありません。

異なっている要素

ヘルプデスク職では社内の人間へ対応する場合もありますから、その部分では自社の基本的なことを知っているという前提で話を進めることができ対応しやすいところもあります。

一方テクニカルサポート職ではお客さんがどのような人であるかもわからないため、さまざまな配慮をしなければならない大変さもあることで給与額としてはやや上回っています。