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Web業界で働いている人にとってのランクアップ・キャリアアップといえば、WebディレクターやWebプロデューサーです。
それらの職業を目指しているという人は、日々の仕事に追われつつも勉強をしていることでしょう。これから勉強を始めるという人も多いかもしれません。
そういったWebディレクター・プロデューサーを目指す人の勉強の指針として、資格取得をおすすめします。
でもどんな試験を受ければいいのかわからないという人が多いでしょうから、Webディレクター・プロデューサーを目指すにあたって役立つ知識が学べる資格試験をまとめてみました。
Webディレクターを目指すなら取得したい資格はこれ!
Webクリエイター能力認定試験
Webクリエイターとしての能力の高さは、Webディレクターになるには必須です。
管理する側に回り、ちょっとした修正なら自分で行わなければなりませんから、Webクリエイターとして幅広く高い能力を持っていることが問われます。そういった能力を試すという意味で、この試験がおすすめです。
これはWebデザインの能力と、コーディング能力を試す試験であり、初級と上級があります。Web業界で働いている人にとっては上級は欲しいところですね。
ウェブデザイン検定
これはWeb関連唯一の国家資格です。
厚生労働大臣指定試験機関が運営している技能試験で、年に1回試験が行われています。ランクは3級から1級まで、3級は誰でも受験でき、2級は2年以上の実務経験・1級は7年以上の実務経験が必要です。
Web業界で働いているからには、2級は取得したいところですが、ここで紹介しているどの試験よりも難易度が高いですから、一筋縄にはいきません。
学科と実技試験があり、学科ではネットリテラシー・Webデザイン・Webサイト設計や構築技術・サイト運用や管理技術までが問われます。「デザイン」とは言いますが、幅が広いですね。
1級だとWebサイトの設計や計画という科目まで追加されます。実務経験7年あるという人は、1級を目指してみても良いでしょう。
ネットマーケティング検定
デザイナーともなればマーケティングの分野に足を踏み入れることがありますから、ネットマーケティング検定は勉強に役立つのではないでしょうか。
これは、ネットマーケティングの基礎知識があることを証明するものです。働きながらネットマーケティングを学ぶ機会があればいいのですが、その機会はなかなか無いでしょう。
この検定試験の合格を目指すことによって、ネットマーケティングの勉強を行うことができます。
マルチメディア検定
これはITビジネス関係に必要な知識全般について試す検定試験です。
音声・映像・OSにネットワーク・プログラミングにサーバー関連・セキュリティや個人情報保護などなど、さまざまな知識が学べます。
WebディレクターはWebとITに関するさまざまな知識が求められますから、そういった意味では打ってつけの試験です。
そんなに多くの資格を取ることができないという人は、マルチメディア検定とウェブデザイン検定の二つの資格を取得してみれば良いのではないでしょうか。それら二つによって、大方知識範囲がカバーできます。
Webプロデューサーを目指すなら取得したい資格はこれ!
まずは、上で紹介したWebディレクター向けの資格を
Webプロデューサーを目指すにあたって取得したい資格は、基本的にはWebディレクターと同じです。それが土台となります。
Webプロデューサーになるということは、Webディレクターを経験しているということに他なりませんからね。土台としてWebディレクターを目指す際にとった資格があるのです。
そこから、もう少しだけ資格を付け足してみましょう。
ウェブ解析士
これはアクセス解析などといった、ウェブ解析データを活用する仕事である、ウェブ解析士の試験になります。この資格を取得すれば、ウェブ解析士としての知識を持っていることが証明されるわけです。
プロデューサーともなれば、アクセス解析などをして今後の方針を定めたり、課題を探したりすることもあるでしょうから、この資格で学んだ知識範囲は役立ちます。
初級・上級・マスターの3段階がありますが、この資格を取得するなら上級は取得しておきましょう。
Web検定・Webプロデューサー
Webプロデューサーという名前が関された資格です。ビジネスプロデュースに事業計画などといったさまざまな知識を持っている証明になります。
制作するクリエイターサイドとしての知識・技術だけではなく、経営サイドとしての知識と技術を備えていることの証明です。
企画力・プロデュース力・マーケティングや集客について・サイト設計などを学べます。
まとめ
Webディレクター・プロデューサーになるには、豊かな実務経験と知識が必要です。その知識を学び、証明することはWebディレクター・プロデューサーになるための近道と言えます。
日々の仕事で実務経験を積みつつ、資格取得の勉強をすることによって、それらの職につくということを現実のものにしましょう。