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Webディレクター・Webプロデューサー経験者が転職をする際、少なくとも今よりも悪い条件ではないところで働きたいと考えるのは当たり前のことです。今と同等というのも、あまりうまみがありませんから、多くの人が「良い条件で働きたい」と考えることでしょう。

でも、漠然と「良い条件で働きたい」と思っていたとしても、何が良い条件で何が悪い条件なのかの区別ができていなければ、良い条件で働くことはできません。また、そういったところに転職するためには勉強も必要になるでしょう。

良い条件と悪い条件の区別をつけ、勉強をして、転職活動に望むために必要な情報をまとめてみました。

Webディレクター・Webプロデューサー経験者にとって良い条件の求人とは

給料の目安

WebディレクターもWebプロデューサーも、それほど給料が高くありません。現在働いている人はうなずくことかと思いますが、ハッキリ言って給料が低いでしょう。

給料が低いから転職を考えているという人も多いはずです。では、どれほどの給料だと高く、どれほどの給料だと低いと言えるのかを考えてみます。

中途採用のWebディレクター・Webプロデューサーの求人を見ていると、350万円から600万円という求人が多いです。

WebディレクターとWebプロデューサーはWeb業界経験者しかなることができない職業で、中途求人も多くがディレクター・プロデューサー経験者を募集しているものとなっています。

未経験者OKという場合は、300万円から350万円程度でスタートするのが一般的です。

つまり、経験者採用で300万円から350万円程度だと、給料が低いと言えます。経験者採用だと400万円程度が標準的と言えるでしょう。500万円を超えると給料が高いと言えます。妥協点は450万円程度です。

残業時間の長さ

WebディレクターとWebプロデューサーには残業がつきもので、残業時間があまりにも長すぎるために転職を考える人も多いことでしょう。

WebディレクターとWebプロデューサーの残業時間は、月40時間を越えると長いと言っても良いかもしれません。少なくとも、求人票で40時間と書いてあるところは長いと思っておいて間違いはないでしょう。

求人票では多少条件を良くする・盛るのが一般的ですから、求人票ですら40時間というところは実際には50~60時間残業があるということもあり得ます。

短い残業時間といえる目安は月30時間くらいです。

ただ、やはり盛られていることが考えられるため、求人票に書いてある数字のプラス10時間程度は残業があると思ってたおいが方が吉。求人票は信用しすぎてはいけません。

Webディレクター・Webプロデューサーとして良い条件で採用してもらうために

能力を証明するために資格を取得

Webディレクター・プロデューサーとしての経験年数で、その知識や経験をアピールすることができますが、それよりも資格で証明するほうが確実です。

Webディレクターやプロデューサーになるために関連資格を取得したという人は、転職活動をしながら、その資格で問われた知識範囲を復習しておくと良いでしょう。

案外抜け落ちているところがあったりしますから、もう一度試験のテキストなどを使って勉強しておくと良いかもしれません。

クオリティの高いポートフォリオを作る

Webディレクターやプロデューサーの転職には、クリエイターと同じくポートフォリオが必須になります。

できるだけクオリティの高いポートフォリオを作り、自身の経験と知識をアピールしましょう。ポートフォリオのサイトも借り物のテンプレートデザインではなく、自分でデザインしたサイトであることが望ましいですね。

ポートフォリオでアピールすべきは、マネジメント能力と問題解決能力・企画立案能力とリーダーシップ。さらにはサイトを作るクリエイターとしての技術です。

ポートフォリオの内容で前者のスキル群をアピールし、ポートフォリオのサイト作りで後者の技術をアピールしましょう。

まとめ

経験者にとって給料の高い・低いを分けるボーダーライン、条件の良い職場に転職するのにしておくべき勉強などは、お分かりいただけたでしょうか。

ただ漠然とした妄想ではなく、「これ以上の給料が欲しい」という具体的なボーダーラインを持って転職活動をすることは、とても大切なことです。そうすることによって、はじめてスタートラインに立てます。

そのうえで、効率的に情報を集め、内容の濃い転職活動を進めていくことが出来れば、良い職場に出会うことができるでしょう。