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HTMLコーダー経験者が転職をする際、今よりもっと良い条件の職場で働きたいと考えるのは自然の摂理です。しかし、どのような条件が良くて、どのような条件が悪いのかを知らなければ、転職活動は失敗に終わってしまうこともあるでしょう。
HTMLコーダーの給料や残業について、どの程度なら良いのか、転職活動と平行してやっておきたいことなどをまとめてみました。HTMLコーダー経験者の転職の参考までに、どうぞ。
HTMLコーダー経験者にとっての良い職場・悪い職場のボーダーライン
冒頭で「どのような条件が良くて、どのような条件が悪いのかを知らなければ転職活動は失敗する」と述べました。「いやちょっと待って、なんで?」と疑問に思った人もいるでしょう。給料や残業時間の良し悪しに関するボーダーラインについて述べる前に、まずその理由についてご説明します。
多くの人は、ただ漠然と「今よりも良い条件がいいなあ」と思っていることでしょう。しかし、今よりも良いというのは最低条件であって、最高な条件ではないはずです。
できれば、自分自身の経験・能力・年齢で可能な限り良い条件で働きたいものです。「今よりも良い」という最低条件の尺度に加え、最高条件の尺度も必要になります。
経験者にとって、どのような給料が高い給料なのかを知ることによって、最高条件の尺度を決めることができるようになるのです。
その尺度が無い状態だと、実はもっと良い条件で働ける可能性が残されているにもかかわらず、それなりの条件のところで転職してしまうという、もったいない状態になりかねません。
給料の高い・低いはどこで決まる?
給料の高い・低いのボーダーラインは、年収350万円です。HTMLコーダーは、Webクリエイターの中でも特に給料が低いほうですが、経験者が転職をするなら最低でも年収350万円は欲しいところです。
Web制作会社のコーダーの平均年収は、300万円から400万円程度だと言われていますから、350万円を超えると高い給料を得ていると言えます。
300万円程度であれば、経験者の給料としては少ないでしょう。同じ職業で転職をして年収が変わらない・下がるというのはバカバカしい話です。350万円が標準、それ以上が高い給料・それ以下が低い給料だと考えれば、最高条件も定めやすいのではないでしょうか。
残業時間の相場は? 何時間だと長いのか
HTMLコーダーには、残業があります。Web業界全体が残業地獄のようなものなのですが、その中でもコーダーは残業時間が長いです。
仕事が山のようにありますから、月に40時間は少なくともあると考えましょう。40時間でもまだ少ないほうかもしれません。さすがに60時間を越えると残業時間が長すぎますが、60時間になることもゆうにあります。
残業時間のボーダーラインは、一ヶ月に60時間でしょう。
転職活動と平行してやっておきたいこと
いろいろなサイトのソースを見ておく
HTMLコーダーにとっての勉強というのは、さまざまなサイトに触れることです。
そのサイトのデザインについて考えることはもちろんのことですが、コーダーの仕事はデザインではなくてコーディングですから、そのサイトのソースは見ておくようにしましょう。訪問したサイトのソースを見る癖をつけると良いかもしれませんね。
いろいろなサイトのソースに触れることによって、転職先の仕事に活かせることも必ずあります。「こういうデザインはこういうコードを書くのか」と感心することもあるでしょう。転職活動と平行して、ぜひやっておきたいものです。
たくさんのサイト・ブログを読む
ソースやデザインを見ることもそうですが、さまざまな知識や最新トレンドの情報を得るために、たくさんのブログやサイトを読んでおきましょう。
自分の専門分野以外のものも読んでおくことによって、幅広い知識を得ることができ、転職活動にもハリが生まれます。
まとめ
HTMLコーダー経験者にとって、転職はとても大きな転機になります。転機とはチャンスです。そのチャンスをものにできるか否かは、自分自身が定めた条件をクリアできるかどうかにかかっています。この機会にぜひ、条件を「明確に」定めてみてください。