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転職活動で、誰もが悩むことになるであろう自己PR。HTMLコーダーにはHTMLコーダーなりの自己PRの作り方・考え方というものがあります。

そういったものを、経験者・未経験者ごとにまとめてみました。例文を紹介している場合がありますが、例文はあくまでも一例です。「これで必ず成功する」というものではありません。

そこからヒントを得て、自分なりに、自分自身の自己PRを作ってみましょう。

【HTMLコーダー経験者向け】自己PRの作り方・考え方

経験年数と担ってきた役割を明確にする

経験者向けの自己PRの基本的な考え方は、自分がどれくらいの経験があるのか、具体的な年数と、前の職場で担ってきた役割を明確にすることです。

経験年数が短くても、長くても、具体的に年数を述べましょう。抽象的だとわかりづらく、相手に誤解されてしまうことがあります。誤解されたまま採用されたとしても、どこかで必ずボロが出るので、誤解を与えぬよう、正確な情報を伝えることが大切なのです。

担ってきた役割を明確にすることも、そこから志望動機につなげることができるのでおすすめです。

経験年数が長い人は新しいことにチャレンジする姿勢を見せる

経験年数が長いという人は、自分の経験を明確にした上で、新しいことにチャレンジする姿勢を見せましょう。

たとえば、前の職場と志望先の職場とでは業務内容・サービス内容が異なる場合は自己PRが作りやすいですね。どのような顧客をとって、どのようなサイトを作っている企業なのかをしっかりリサーチして、自己PRにつなげましょう。

例文

私は5年間、HTMLコーダーとして仕事をしてきました。前職では主にファッション関係のサイトをはじめとした視覚的に楽しめるサイトの制作に携わっておりました。

コーダーとして、作れるサイトの幅を増やしたいと考え、今後はビジネスの観点に特化したサイト作りをしたく、志望に至りました。また、サイトのデザインに関しても勉強しており、デザイナーとしてのステップアップも考えております。

自己PRにもなり、志望動機にもなります。さらにコーダーからデザイナーになるということも視野に入れていると、なお良いでしょう。いつまでもコーダーというのは、上昇志向が無いのかと疑われかねません。

経験年数が短い人は知識・スキルをアピール

経験年数がまだ短いという人は、知識やスキルをアピールしましょう。経験から自己PRにつなげることができないため、自身がどのような知識とスキルを持っているのかを相手に示すのです。特にSEOの知識がある場合は、それを伝えておきましょう。

例文

前職では2年間、HTMLコーダーとして勤めておりました。その中で、私は「SEO」に重点を置いたサイト作りをしており、クライアントからも「徐々に収益が上がりはじめている」「おかげさまで収益があがった」といった評価をいただいております。

【HTMLコーダー未経験者向け】自己PRの作り方・考え方

独学の人は必ず独学であることを述べる

異業種からの転職の場合は特に、コーディングについて独学で学んだ人がほとんどでしょう。コーディング自体は十分独学で学べますからね。

独学で学んだ場合は、必ず自分が独学で学んできたということを述べることが大切です。

例文

前職では企画・マーケティングの仕事に従事しておりましたが、Web関連の仕事に興味が出始め、Webで働くなら、まずはコーディングからだと考え、独自にHTMLコーディングについて学んでおりました。

独学で学んだことを活かしながら、仕事をしていく中で、自ら新しいことを学び取り、業務に貢献しようと考えております。

能動的に戦力になる姿勢を見せる

未経験者の自己PR全体に言えることなのですが、受動的な姿勢を見せてはいけません。

よく「御社で学ぶ・・・」「研修制度が充実しており・・・」と会社の制度を利用して学ぶ・会社で育ててもらうといった意味合いの言葉を述べる人がいるのですが、それはNGです。

できる限り能動的に、自ら戦力になるという姿勢を見せましょう。先ほど述べた独学アピールというのは、そういった意味合いにおいても有効です。

自分で新しいことを学び、それを仕事に活かすことのできる・戦力になれる人材だということをアピールしましょう。

まとめ

HTMLコーダーの転職活動において大切になる考え方は、経験者・未経験者ともに「能動的な姿勢で、経験・知識・学んできたことを明確にし、具体的にアピールする」ということです。