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マークアップエンジニアの中には、フロントエンジニアへのスキルアップを考えているという人も多いでしょう。スキルアップをする際には、それだけの知識と技術が必要になります。
ただ長く働いただけではスキルアップはできません。そしてその知識と技術を得るために有効なのが、資格の取得です。
資格はそれらの証明にもなりますから、フロントエンジニアにスキルアップするためには、ぜひとも取得しておきたいところですね。
フロントエンジニアに必要とされるスキル
HTML5 API
フロントエンジニアはHTML5を使いますが、タグではなくAPIに注目したいところです。今までのHTMLの延長線にあるようなもので、マークアップエンジニアとして仕事をしている人であれば、すぐに覚えることができるでしょう。APIを使うことによって、フロントエンジニアとして今までできなかったことを実現させることが可能です。
たとえば、ローカルファイルへのアクセスやドラッグ&ドロップがネイティブに実装することができるようになることなど。学ぶことで得られる恩恵は大きいです。
CSSとJavaScriptの判断・設計
CSSとJavaScriptを使うことがありますが、これらのうちどちらを使うのか、的確な判断と設計をする必要があります。基本的にはHTMLとCSSを使うのですが、JavaScriptでカバーできる範囲はJavaScriptでカバーします。
どの場面でJavaScriptを使うべきなのかを判断し、設計することによって、より正確に、より良い文書構築をすることができるようになるのです。
コンテンツ企画や運用知識など
フロントエンジニアには、しばしばコンテンツ企画能力や運用知識などが問われることもあります。メディアサイトの制作会社のフロントエンジニアなどに、その傾向が強いです。
それだけでなくとも、作る側としての知識と技術だけでなく、管理する側や企画する側の知識までが必要になるのがフロントエンジニアの特徴と言えるでしょう。
どのような資格を取得すればいいのか
HTML5プロフェッショナル認定試験
HTML5というのは、現在使われている言語で、未来永劫ずっと使われるものではありません。技術というのは移り変わるものですから、当然次の言語が台頭してくるはずです。
それでもHTML5が使われている限り、それを学ぶ必要があります。新しい資格であり、HTML5が主流となっている時しか有効ではない資格ですが、HTMLについて深く細かく学ぶという点においては、HTML5プロフェッショナル認定試験はとても良い認定試験と言えるでしょう。
資格自体が意味を成すのではなく、資格取得のために勉強して身に着けた知識が意味を成すということですね。
デザイン関連の資格
フロントエンジニアにはさまざまな知識が必要とされます。デザイナーとしてデザインをする職種ではありませんが、色彩検定などのデザイン関連の資格は取得しておくべきでしょう。
あれこれと資格を取得するのでなく、デザインに関してひとつだけ取得するのであれば、ウェブデザイン技能検定を受けておくことをおすすめします。
国家試験で資格としての信頼度が高いことがおすすめの理由の1つですが、それだけではありません。デザインを深く学びながら、設計から運用管理までを学ぶことができるWeb業界の業務すべてに通じることを体系的に学ぶための試験なのです。
Webマーケティング関連の資格
企画をする際には、マーケティングの知識がなければなりません。Webマーケティング関連の資格でいえば、ウェブ解析士が一般的でしょう。
一般社団法人ウェブ解析士協会運営の資格であり、ウェブのアクセス解析などを使ったWebマーケティングなどについて学ぶことができます。コンテンツの運用・管理にも通ずる資格なので、フロントエンジニアは取得しておいて損がありません。