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情報セキュリティー担当者
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仕事内容
情報セキュリティー担当者の役割
最先端の知識と技術で職場のセキュリティー確保
情報セキュリティー担当者は職場の規模にかかわらず最低限、セキュリティーを確保することが役割です。
中小企業などですと担当者として十分な人数を割くことができない場合もあるのですが、そういったときは工夫してこまかな点まで指示することなく組織を動かし、各自が自主的に実践していくようなムーブメントを起こすことが理想となります。
情報漏洩など情報に関する深刻な問題が多くの企業で指摘されている昨今、自社という企業組織にかかわる情報をあらゆるものから守る情報セキュリティー担当者の役割はきわめて大きなものになっているということができるでしょう。
各企業のIT化が進とともに悪意を持って情報へアクセスする第三者も多くなる一方ですから、最先端の知識や技術をフルに活かしてセキュリティーを可能な限り強固なものとして、常にそのメンテナンスへ努めなければなりません。
社内におけるセキュリティー意識向上へのはたらきかけ
システムの面からどれだけ情報セキュリティーを強化しても、会社組織は人によって構成されているものですから社員それぞれが情報を大事にする意識を持って行動していなけれが結局は意味がありません。
そこで情報セキュリティー担当者は管理職も含めて社員全員にセキュリティー意識を持たせるべく、必要なルールを定めたり教育を担当したりといった役割も担います。
機密保持に力を入れている企業であっても、従業員がオフィスから持ち出しての仕事をするにあたって自宅のパソコンがウイルスへ感染していたため、情報漏洩へつながってしまったといったケースは頻発しているのです。
最小の仕事で最大の効果を生み出す
しなければならないことが幅広い情報セキュリティー担当者にとって、限られている時間の中でできるだけのことをして最大の効果を生み出すことは重要な役割ということになります。
そのときにもっとも必要なことをしっかり考え、仕事の効率が最大限になる順位づけをして行動しなければなりません。
情報セキュリティー担当者に向いている人
情報セキュリティーを取り巻いている環境は一日一日、もっといえば一分一秒という単位で変化し続けています。
完璧であると思われているものもすぐにそうではなくなりますから常時あらたな情報を取り入れて自分のスキルアップ、ひいては自社のために学んでいこうとする向上心があることは情報セキュリティー担当者として大きな適性になるのです。
持っている知識を過信して漫然と時間を過ごしているだけでは、到底務まらない仕事であるということができます。
情報セキュリティー担当者は正しい知識を取り入れて理解した上で、それを社内で共有するよう積極的にはたらきかけなければなりません。
社内全体でもできるだけスピーディな対応をとる必要がありますから、担当者としては率先してアクションを起こす行動力が重要な資質となります。
情報セキュリティー担当者のやりがい
情報化社会の中で企業に関する情報は絶えず外部から狙われ続けるリスクとともにあり、IT化が今後もさらに進展していくと見込まれる以上はさらに情報漏洩の危険も増していくと考えられます。
そのような厳しい環境下において情報セキュリティー担当者という仕事に求められるものも一層多くなっていくであろう以上、最前線に立ち続けて会社を守るというポジションは、言い替えるともっとも大きなやりがいであるともいうことができるでしょう。
また、情報セキュリティー担当者はセキュリティーに関する専門職であり、社内でも大きな信頼を得て仕事をしていきます。
仮に自らが不在であればセキュリティーも成り立たないという状況となると責任が重い一方、より業務に邁進していこうというモチベーションにもつながるのです。